GAIQ問題解説 操作からeコマースコンバージョン率を出す
3.ユーザーAとユーザーBが、運営しているeコマースサイトを1回ずつ訪問しました。
ユーザーAはこの訪問中に商品を1つ購入してから、サイトを離れる前にもう1回購入操作を行いました。
ユーザーBは何も購入していません。この2回の訪問でeコマースコンバージョン率はいくつになりますか?
選択肢
◯0%
◯33%
◯200%
◯50%
◯100%
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解答・解説
答え:33%
まずはeコマースサイトに関するコンバージョン率の定義から考えてみよう。
商品を購入したら1カウントされるのがeコマースサイトでのコンバージョン率の定義。
つまり、いくら大勢の人がそのサイトに押しかけてきても、買われなかったらコンバージョン率は上がってはこない。
またこのeコマースサイトの特徴としては、
同一人物でも1回そのサイトを離れて別のサイトに飛んでしまえば別カウントとなります。
逆にそのサイトに居続ける限りはいくつ買っても1人カウントとなるのです。
今回の問題は
Aさん:1つ目の商品を購入——2つ目の商品を購入—サイト離脱
Bさん:—————————————-サイト離脱
訪問者数:2
販売数:2
コンバージョン数:2
コンバージョン率:100%
↑↑↑
上記の計算方法はじつは合っていない。
訪問者数:2
販売数:1
コンバージョン数:1
コンバージョン率:50%
同一訪問内に複数同じ目標に到達しても(商品が売れても)コンバージョンは1回しかカウントされません。
ECサイトで購入完了ページを目標ページに設定してある場合、同じ人がそこから何度買ってもコンバージョン数は「1」
カウントは1回のままです。
理由としては、「コンバージョン数」とは「その目標(到達ページ)に対するコンバージョンが発生した訪問の数」だからです。
参考までに
A君、Bさん、C君がeサイトに訪問しました。
A君は2回買い物をしました。
Bさんは何もせずに離脱しました。
C君はそこで1回買い物をしました。
訪問者数:3
販売数:3
コンバージョン数:2
コンバージョン率:75%
となります。
まとめ:同一人物がサイトを離脱せずに複数回買い物をしても(コンバージョンに到達しても)コンバージョン数は1回
writer:かみじょー
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