ハンターハンター359話以降のネタバレ
前回ハンターハンター359話以降のネタバレで、
「ハンター試験」と「暗黒大陸編」には多くの共通点があることを書きました。
さて、今回はグリードアイランド編と暗黒大陸編の共通点や関連性のネタバレ考察です。
※以降、ハンターハンター359話以降のネタバレを含みます
ハンターハンターグリードアイランド編と暗黒大陸編について
そもそもグリードアイランド編とは、
ゴンの父であるダブルハンタージンが仲間たちと作り出したゲームでした。
しかし、そのゲームは超リアルであり、
その場所も実在する世界のどこかでした。
なぜジンはグリードアイランドを作ったのでしょうか？
そこではスペルやカードなど魔法のような力が存在し、
まるで異世界の様相です。
このグリードアイランド編と暗黒大陸編のかかわりを今回は考察していきます。
グリードアイランドの内容
■ジョイステーション
「ジョイステーション」（作中世界のゲーム機）専用ソフト。
このグリードアイランドを楽しむにはジョイステーションというゲーム機がないとできません。
これがグリードアイランドの参加条件です。
しかし、誰でもこのゲーム機を入手できるわけではなく、
ゲーム史上最高値の58億ジェニーで限定100本のみ販売された。
数量限定であり、また超絶高額なので、ほんの一握りの人間しかプレイできないのです。
発売当時、定価58億で現金一括払いのみに関わらず約2万もの注文があった。
つまりは倍率200倍。なかなかの高倍率でもあります。
ハンターになれば資金力は十分あるものが多いので、購入することはそこまでハードルが高いわけではないようです。
■ゲーム条件
念能力者が作ったゲームで念能力者にしかプレイできない。
念能力を覚える最短ルートはハンターになること。
参加者は全て同じゲーム世界、グリードアイランドを訪れることになる。
特定のカードを入手できなければゲームから抜け出すことはできず、
未熟なプレイヤーは一生ゲームから抜け出せない可能性もある。
ゲーム内の人間がどこまでNPCでどこまで住人を演じている人間なのか不明だが結婚や就職もできるようで、そこまでいくともう永住することになる。
■ゲーム内での死
ゲームであっても超リアル。
まるでSAOみたいな感じ。
しかしSAOと違うのはこれがどこかの世界で行われていること。
仮想現実ではないのが違う点ですね。
ゲーム内での死は現実での死を意味しており、死ぬと死体は現実世界に戻る。
ゲーム内のスペルで死ぬことはないが、プレイヤーの怪我や病気、
プレイヤー同士の争い、ゲーム内に現れる怪物には注意を要する。
■プレイ人数
プレイ人数に上限はありません。
つまりかなり多くのプレイヤーが存在するのも事実。
最大同時プレイ人数の設定は無い。
このため、ゲーム内の世界に入るだけならば（居住面積や食糧確保などの実質的な問題はあるものの）無制限である。
■セーブデータ必要
ゲームを中断して（一旦ゲーム外に出て）から、また続きをプレイする事を前提とした場合、セーブデータが必要。
それを考慮した理論上の限界人数が存在する。
セーブを前提としたプレイヤーの理論上の限界人数は800人になる。
ゲームスタート時に、プレイヤーの名前入力が自由に出来るため、本名でなくても偽名でプレイすることが可能。
■ゲームシステム
・スペル
このグリードアイランドのゲームシステムの要。
なんと魔法が使える。
さながらドラクエのように、街へ移動できたり、魔法攻撃ができたりする。
このゲームではゲーム内で使える魔法があり、これをスペルと呼ぶ。
プレイヤーは指輪をはめていれば誰でも最初から「ブック」と「ゲイン」の2つの魔法を使うことができる。
・バインダー
魔法をしまっておくバインダー。
「ブック」を唱えるとプレイヤーの前に専用バインダーが現れる。
バインダーには、カードを収めるためのポケット（指定ポケット100箇所、フリーポケット45箇所）、
操作ボタン・表示画面・スピーカーなどが装備されている。
・カード
使える魔法の種類は限られている。
ゲームで入手できるカードにはナンバーが付けられており、
指定ポケットには同じ番号のカード（「贋作」、「擬態」、「複製」で同じ番号に変身させたカードは可）しか収める事ができず、
違う番号のカードを入れたらその瞬間破壊される。
・カード化
ゲーム内のアイテムの多くは、入手すると自動的にカード化される(そこらへんの石でもカード化される)。
このカード化っていう機能が暗黒大陸でも可能であれば、攻略もはかどりそう。
また、一部の登場人物（NPC）も倒したり救出したりすることで入手とみなされ、同様にカード化される。
・ランクとカード化限度枚数
各カードは入手難度の高い順にSS、S、A – Hという「ランク」が設定されている。
・スペルカード
全40種類あり「他プレイヤーからカードを奪う」「カードを奪われるのを防ぐ」「他プレイヤーの情報を手に入れる」「街へ瞬時に移動する」等様々な効果を持つ。これらを活用することがゲームクリアの鍵になる。
・ゲームクリア条件
指定ポケットカードを100種類全部集めて、バインダーの指定ポケットに収めるとゲームクリアとなる。
ゲームクリアの報酬として専用のイベントと、指定ポケットカードのうち3枚（重複不可）をゲームの外に持ち出すことができる。
グリードアイランド編と暗黒大陸編の共通点
■参加資格
・グリードアイランド編：ゲーム機の購入・念が使えること
・暗黒大陸編：念能力が使える・適正がある
■攻略条件
・グリードアイランド編：指定カードの入手
・暗黒大陸編：リターンの入手
■フィールドの状態
・グリードアイランド編：巨大な生物が登場する
・暗黒大陸編：巨大な生物や未知の生物が存在
ということで、
ここまでまとめると、ジンはグリードアイランドを
暗黒大陸攻略の準備、プレテストとして作った可能性がたかい。
そう考えると、ジンもかなり時間をかけて暗黒大陸渡航および攻略の準備をしてきたのだろう。
暗黒大陸を攻略したいのなら、
簡単にこのグリードアイランドを攻略しなきゃ！っていう思いもあったんだとすると、
グリードアイランドを攻略したゴンやキルアも、暗黒大陸へ挑戦する可能性は非常に高そう。
ライター：上條
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