大谷紀子版ぼくは明日、昨日のきみとデートするコミック発売
僕が七月隆文さん原作のぼくは明日、昨日のきみとデートすると出会ったのは、去年のコンビニでした。
アジアンカンフージェネレーションのCDジャケットみたいなスタイリッシュな表紙と、
タイトルに惹かれ、そこまで小説は普段読まないのですが、おうちで一気に読みました。
舞台は、京都。
京都舞台の作品ていいですよね。
・味いちもんめの京都編
・古都こと
・眉山
・ぼく明日
と京都を舞台にした作品はものすごくグッときます。
京都で普段暮らすことはできない分、
作品の中で京都の情景や建物、そこに流れる時間と広がる空間。
そんな中でくりなされるドラマ。
痺れます。
さて、このすげー売れている小説「ぼく明日」を
「このマンガがすごい」の公式サイトにてWEB漫画として
BELOVEで「すくってごらん」「おとむらいさん」などを連載されている(おとむらいさんは連載中)超漫画家の大谷紀子さんが
マンガとしてリリースしています。
コミックの発売は7月。
実写映画も決定!
■こちらで最新話を無料で読めます。
漫画版、小説版ともに読んで思ったことは、
「好きなことは好きって言いたい。」
これ!!!!
それは恋愛でも尊敬でも友情でも、好きなものは好きってちゃんと言いたい。
言える時にちゃんと言いたい。
そんなメッセージを感じました。
映画化とともにきっとこちらのコミックもめちゃんこ売れそうな気がしてなりませんが、
心に沁みる作品はそれが映画であっても、ドラマであっても、漫画であっても素晴らしい。
実際に生きていて、思わず泣きそうになる作品や、
その世界観を堪能し、浸れるものって実際はあまり多くありません。
どうしても一過性。
時代の流れや飽和状態の中で、どこかで見たような作品。
感情移入しずらい作品。
その作品の世界でダイブできない作品がものすごく多く世には出回っている。
そんな中でただ単純に浸れる作品に出会えたことが、もうすでに「宝物」
僕の流れる時間は一定のリズムで一方通行に勝手に流れてしまいますが、
良い作品の中に流れる時間は、不滅。
不思議の国のアリスの世界のように、
またはネバーエンディングストーリーのように、
その世界に僕らはダイブできる。
それが贅沢でもあり、生きてるだいご味でもあり、
作品を制作する味わう大きな価値でもあるんじゃないの?????
って思いました。
恋愛モノ青春モノドンとこいの大谷紀子さんはすげー
今回のぼく明日はSF要素がちょこっと入った恋愛モノ
「すくってごらん」は青春。挫折からの再起。
「おとむらいさん」は家族愛。
と大谷さんの描く作品のテーマは毎回違いますが、
それでも毎回頁をめくる度にワクワクしてしまいます。
あ、僕本当にこの人の作品がものすごく好きなんだなって思います。
最後に
ぼく明日コミックはこういう人におすすめ
・恋を諦めかけてるあなた
・人生緩慢としちゃっててタイクツしてるあなた
・一歩の勇気が出せない君
・大切な人がほしい人
・人生もっかいがんばってみいや!って思ってる方々
・愛に飢えてる人
・泣きたい彼女
学校の図書館にもぜひおいてほしいレベルの作品です。
ということで7月発売楽しみ。
映画も見に行こう。
そして、明日もがんばろう!ありがとう!!!!!
ライター:上條
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)」七月隆文/著は、予約86件で約6ヶ月待ちです。書誌詳細→https://t.co/Eug4l9yd54 Amazon→https://t.co/39krUz0uJy
— (非公式)横須賀市立図書館 (@yokosukalib_bot) 2016年6月26日
86件の予約待ちってすごくない?
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