医龍はこの上なくおもしろい
本作の主人公。熟達の腕を持つ外科医。かつては医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれた医療チームを率いていた。加藤のスカウトにより、明真大学付属病院の胸部心臓外科医となる。患者に接する態度はきわめて真摯であるが、手術中はモノとして扱っていると断言。また、人を切るのが楽しいと発言している場面もある。私生活はズボラで、自宅のアパートは散らかしたまま放置している。度重なるスタンドプレーともとれる術法は人を魅了する反面、自分自身でバチスタチームの諸刃の剣となりかねないことを自称することもある。
(Wikipediaより引用)
朝田の名言
だったら、
お前が最初の一人になればいい
朝田 龍太郎
オペが怖いのはお前だけじゃない。
命を前に怯えのない奴はいない。だけど俺達はチームなんだ。
一人では無理でもお前の後ろには仲間がいる。
お前は一人じゃない。
本作の主人公。熟達の腕を持つ外科医。
かつては医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれた医療チームを率いていた。
明真大学付属病院の胸部心臓外科医となる。
私生活はズボラで、自宅のアパートは散らかしたまま放置している。
度重なるスタンドプレーともとれる術法は人を魅了する反面、自分自身でバチスタチームの諸刃の剣となりかねないことを自称することもある。甘党でコーヒーも激甘。
教授選挙の後は、ふたたび医療支援NGOへ参加することを表明している。
朝田は主人公ですが、自分が活躍して事を収めるというタイプではありません。
どちらかというと参謀タイプ。
指揮官。監督などそんなところでしょう。
強いチームはきちんとした戦略があります。
そして、リーダーが全てを行うワンマンではないところが最大の強みです。
つよいチームの法則1
「メンバーの魅力を引き出すグイグイ引っ張ってく参謀がいる」
伊集院登(いじゅういん のぼる)
心臓外科の研修医。
医局のやり方に合わない朝田に反発するも、彼の厳しい指導の下で腕を磨いていく。性格が手伝ってか、繊細な作業を得意とし加藤もその技術を認めている。
伊集院はいわゆる「一般人」「新人」です。この物語では珍しい普通の人間です。
でもチームを作る際に伊集院のような普通の人がきちんと機能できる環境をつくれることが
「チームドラゴン」の強さの1つだと思いました。
つよいチームの法則2
「素人が活躍できる環境をつくる」
加藤晶(かとう あきら)
明真大学助教授にして、朝田が来るまでは胸部心臓外科のエース。
自分の野心(バチスタ手術論文による教授昇進)のために朝田をスカウトする。
出世街道をひたはしるキャリアウーマンだが、女らしい繊細な面や弱さも持ち合わせている。
加藤は好きなキャラです。
どこが好きかといえば「野心家」なところ。
単なる女として登場していません。
野心の塊です。
でも、人間臭いところもあり、面倒見のいいお姉さんとしてのギャップが素敵です。
つよいチームというのは、仲良しグループと違って必ず向上心があります。
野心はモチベーションです。
どんどんと野心を持つこと。
そしてそれに見合う努力や行動をすること。
むしろ、野心がなければつよさを求めたりしないでしょう。
つよいチームの法則3
野心家がいる
荒瀬門次(あらせ もんじ)
明真大学付属病院救急救命部麻酔医で全身管理を司る麻酔のプロ。
麻酔薬の治験のために患者を死なせた過去を持ち、贖罪のために敢えて守銭奴を演じ、高価な酒で泥酔するなど悪役として振る舞っている。
麻酔遊びをやめ、自分の腕が鈍らないうちに少しでも多くの若手を育てることを決意する。
荒瀬は最初使えないダメキャラかと思いました。
荒瀬が強いのは「贖罪の気持ち」があるから。
また、ここでも素人伊集院がダメになりかけた荒瀬を励まして?立ち直らせますが、
前出の素人を活かせる環境づくりがなければ「素人」の言葉なんて普通は響かないでしょう。
では、話を戻すと、そう、贖罪です。
もちろん罪の意識とはいいものではありません。
でも、普通ならそこから目をそむけてしまいがちになるところ、
そうしなかった。
そこが強さだと感じました。
罪の意識も時に武器になります。
つよいチームの法則4
「贖罪の気持ち」が支えとなっている。
里原ミキ(さとはら みき)
看護師。霧島軍司の異母妹。
NGOに残った朝田の後を追って海外に渡り、医療支援NGOで共に働き、看護師の領域を超える外科医の技術すらも身につけて帰ってきた。
初めてチームを組む執刀医でも、そのリズムや術式を瞬時に理解して順応することができるほどの優れた腕前を持つ。
朝田に恋心を抱いており、親密な仲にある。
ドラマでは水川あさみが熱演していましたが、
医龍でミキがつよい!と感じたのは
チームとなってからは「やらない」ことです。
簡単に言えば公私混同しない。
そういう線引きが強いチームの一翼を担っていると感じました。
また、なんでも器用にこなせるオペ看としても活躍していますが、
自分の気持ちを押し殺しても「チームの一員」であり続けたところが強い。
チームは個人の集合ですが、チームにも色があり、感情があります。
その感情面が個人的な強がりを重視したらアンフェアなチームとなります。
そこが、偉い。
つよいチームの法則5
「やらないか?」と言われても「断固やらない」
ということで、医龍はまず漫画を読んでからドラマみたいですね。
坂口憲二のキャストもドンピシャで素晴らしい。
そして坂口憲二さん、ご結婚おめでとうございます。
最後に朝田の名言でしめたいと思います。
みんなで甘えあうのがチームじゃない。
死にもの狂いで仲間のために力を尽くす、それがチームだ。
朝田 龍太郎
強さってなんだろう。
強さって必要かな。
そう思った時もありました。
でも、何かを成し遂げるなら、一人より、誰かと
チームを作るなら、すぐに綻んでしまうチームじゃなくて最強のチームを
生きるって、誰かとチームを組んで、夢を共有することだと思います。
人は一人じゃない。
きっとあなたにも良きチームメイトが見つかるはずだ。
writer:かみじょー@今日は収録
坂口憲二も主演のドラマ「天体観測」
日本ドラマでは「味いちもんめ」「伝説の教師」に並ぶ名ドラマだったな。
また見たい。
コメント