沈丁花を買ってきた
職場の駐車場の雪かきの為にナプコへお買い物に行ってきました。
欲しいアイテムは雪かきのスコップ。
ナプコでスコップを探していると、春を象徴するような芳しい香りがしてきました。
植物コーナーにかわいく並んでいたのは「沈丁花ジンチョウゲと読みます」
たぶん多くの方はこの素敵な香りに魅力や懐かしさを感じ、愛好家が多い植物だと思います。
沈丁花さっそく鉢へ
そして、スコップはもちろん買いましたが、植物まで衝動買いしてしまい、
まさかの8000円の出費(沈丁花3鉢+ボケ2鉢+鉢や鉢置きなどw)
しかし、観葉植物は多く育ててきましたが沈丁花ははじめてなかみじょーです。
まずはネットで調べてみました。
そもそも、かみじょーの趣味の1つが、観葉植物を育てることなのです。
昔は全く興味がなかったのですが、
ここ3年くらいでとても好きになりました。
きっかけはモンステラという観葉植物を育て始めたことから始まるような気がします。
植え替えのポイント
水はけの良い土であればとりあえずOK。
大体の環境でも育つということなので、
鉢はこんな感じの木製の樽型です。
プラスチックの鉢はあまり好みません。
陶器だと割れてしまうので、木製の樽型の鉢を愛好してます。
そして、樽型の鉢に先ほどの樫の木炭を敷いて(3~4ブロックくらいが好ましい)
木炭は土を強固にしてくれたり、病気予防になります。
その他に土壌の清浄化にも役立ちます。
そして、木炭を敷いた上に土を!土は水はけが良ければいいそうなので、
観葉植物の土を使用。
痩せた土ではなかなか育たないので、土は意外と植物を育てる際には重要です。
そして、いよいよ、沈丁花を植える。根が傷みやすいのでここは慎重に。
プランターを下から指で優しく押すようにしてゆっくりプランターから出して
鉢の土と均すように鉢へ沈めていきます。
ここはソフトに優しくしてあげないといけません。
というわけで、3つの苗を丁寧に植えた後は
十分に水を。
あげすぎると今の時期は凍みてしまいかねないので、
鉢受けに少し水が滲み出るくらいで留めておくのが重要です。
沈丁花とは
・沈丁花(じんちょうげ)科。
・学名
Daphne odora
Daphne : ジンチョウゲ属
odora : 芳香のある
Daphne(ダフネ)は、
ギリシャ神話の女神の名で、
「月桂樹(げっけいじゅ)」の
ギリシャ名でもある。
葉の形が似ていることから、
ジンチョウゲ属の属名にも
使われるようになった。
沈丁花の開花時期
・開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃。
春の開花シーズンの先駆けとなる花。
・中国原産。室町時代に渡来。
・花芽は、前年の秋にはできますが
実際に咲き出すまでに寒冬して、
もっとも寒い季節は花芽のまま過ごします。
外側はピンクで内側は白い。
外側、内側ともに白い種類もある。
・香りは「沈香(じんこう)」
沈香とは香木のお香の名前です。
チャンダンも沈香の一種です。
という香りに似ており、
精神的に安定する(と感じます)
葉の形が
丁子(ちょうじ)という
植物に似ているところから、
”沈丁花”になった。
遠くにいても匂ってくる。
秋の金木犀と同じぐらい香る。
・枝の繊維は紙の原料にもなる。
・「ちんちょうげ」
と長野県内では呼ばれることが多い。
・漢名は「瑞香(ずいこう)」。
・3月23日の誕生花
・淡き光立つ 俄雨にわかあめ
いとし面影の沈丁花じんちょうげ
溢るる涙の蕾つぼみから
ひとつ ひとつ香り始める
松任谷由実「春よ、来い」
・「沈丁花
いまだは咲かぬ 葉がくれの
くれなゐ蕾(つぼみ)
匂ひこぼるる」
若山牧水
先週からの大雪で日本中色んな所で災害が起こって、
厳しい冬となりました。
早く春が来て欲しいな。
家族無事で暖かい春を迎えたいな
多くの方がそう思っていると思いますが、
私もそう思います。
まさしく沈丁花はそんな現日本中の祈りのような
願いのような春到来を先駆ける花ですね。
沈丁花の花言葉
「栄光」「不死」「不滅」
かみじょーは基本的に植物を育てようと思った時は花言葉をしらべます。
縁起が良い花言葉だと買うようにしてます。
「栄光」だなんてステキですね。
でもあのかぐわしい香りからは「栄光」なんてこだわらずに
仲良く家族やってこうよ!
そんな優しさを感じます。
なんで沈丁花なの?
この沈丁花は昨年亡くなってしまった母が大好きな花でした。
実家の庭先でも大きく育った沈丁花が育っていて、
かみじょーも大好きな花となりました。
故人が好きだったものを息子として
育ててみるというのは、「親孝行」となるかわかりませんが、
天国まで沈丁花の心に沁みる香りが届いたらいいな。
なんて思って育てることにしました。
ちょっと切ない気持ちになりますが、
でも生きてる限り、何かしらを育てて愛情を注いでいかんと!
そう思います。
雪かきを買いに行ったつもりが
思わぬ収穫でした。
開花は3~4月なので、ちょうどこれから楽しみな時期となります。
職場においてあるのですが、毎日愛情注いで大きな優しい樹へと成長していけるように
がんばろっと。
writer:かみじょー
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