リバースエッジ 大川端探偵社
かみじょーはドラマはあまり見ません。
特に月9みたいなキラキラしてるトレンディ系は好きではありません。
ドラマってどこか日常の群像劇であってほしい。
別にいまをときめくトレンドを追っかけなくても
売れっ子俳優を使わなくてもいいと思う。
トレンドに乗っかっただけのドラマは、後日、いや数年後見たいとも思わないし、リアルタイムでも
やっぱ見たいとも思えないんだよね。
という時にですよ、このリバースエッジ 大川端探偵社。
どこまでのアンニュイで、ブレてない世界観。
舞台は浅草、とある探偵社とそこに訪れる依頼人を取り巻く人間ドラマ。
毎週金曜の深夜の楽しみとしているドラマなのです。
大川端探偵社の魅力1
登場人物が魅力的
魅力的っていうと、格好良くて冴えてて明るくてってんじゃなくて、
どこまでも人間臭い。
主人公:村木(オダギリジョー)
いつもタバコを吸っていて、ひたすらタバコを吸っている。
ドラマ冒頭では毎回ソファで寝ている。
その時に村木が見ている夢ってやつがその回のリードになってたりする。
いつもダルそう。
でも、人間臭い。
第三話までは、ちょっと彼の性格や他の人との関わり方がどこか
距離を置く感じでしたが、
なんか、どこにでもいそうなお兄さん。
もちろんやっているのがオダギリジョーだから、アンニュイカッコイイ。
❤所長:大川端 一平(石橋蓮司)
こちらもどこにでもいそうな所長。
しかし、謎に満ちている。
味がある石橋蓮司さんの名演はさり気なくいい。さり気なくどこまでもアンニュイ。
❤受付:メグミ(小泉麻耶)
昼間は受付、夜は色々なバーなどでバイトの紅一点。
仕事にやる気があるわけじゃないけど、しっかりしている。
おれはね、最初見た時は、「あ、お色気担当か!?」
って思ったけど、そうじゃなかった。
どこにでもいそうなギャル。
でもこの大川端探偵社に溶け込んでいる。
特に仕事をするわけでもなく、毎回色んなコスプレをして出てくるけど、
愛嬌があって可愛らしい。
時に覗かせる普通の乙女なところがなんかほっこりするんだよね。
大川端端探偵社の魅力2
主題歌からその世界観を壊さないEGO-WRAPPIN’の「Neon Sign Stomp」
MVではEGO-WRAPPIN’のメンバーが大川探偵社の中でライブをしているというもの。
EGO-WRAPPIN’(エゴラッピン)は森雅樹、中納良恵の二人によって構成される日本のバンド。
ジャズや昭和歌謡から影響を受けた独自の音楽世界を築く。
そう、昭和歌謡、居酒屋で流れていて欲しいような音楽。
しっとり夜聴きたい音楽。
心落ち着く音楽だなって思っちゃうのはおれが年齢を重ねたからでしょうか。
2010年、BRAHMANと共に新レーベル「NOFRAMES」を立ち上げた。
BRAHMAN好きなので、ここも注目している点。
❤主題歌EGO-WRAPPIN’の「Neon Sign Stomp」はこのアルバム「BRIGHT TIME」に収録されている。
大川端探偵社の魅力3
撮影陣営が秀悦!!
監督:大根仁は『湯けむりスナイパー』、『モテキ』、『まほろ駅前番外地』を手掛けた。
まほろ駅前は瑛太が出ていたやつだけど、面白かった。
あれとおんなじような世界観を感じる。
この監督は天才だと思った。
キャッチコピーは
「舞台は浅草、観音裏 隅田川沿い、小さな探偵社の奇妙な物語。」。
大川探偵社の魅力4
毎回のゲストがアンニュイ
第二回:星野あかり
知る人ぞ知る、ドS女優❤星野あかりさん
艶っぽい演技がたまんなかった。
思わずおれは前傾姿勢になったね
第三回:内田慈
何度かラジオ聴いたことあるけど、安定感があるんだよね。
どこかほっこりする。
第三話に適役。
第三話、泣きそうになっちゃったじゃないのぉ!!
リバースエッジ大川探偵社の放送時間
2014年4月19日より毎週土曜日0:12 – 0:52(金曜日深夜)
テレビ東京系列の「ドラマ24」枠で放送。な
原作・作:ひじかた憂峰 / 画:たなか亜希夫『リバースエッジ 大川端探偵社』
(「週刊漫画ゴラク」連載中 / 日本文芸社)
漫画の方も是非読んでみたい。
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