仕事でWEBディレクターさんに会った話し
かみじょーは、ブロガーをしてますが、メインの仕事はとある企業で人事+WEB制作をしています。
先日、上司と共に地元の大手WEB制作&コンサルティング会社のディレクターさんに会いました。
もちろん、当社のWEB改善案をディレクターさんから聞き、コンサルティング契約するかどうかってことで会いました。
今回はそこで感じたことと、WEBディレクターさんが契約を取るのにうまくいくにはどうすればいいのかまとめていきます。
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今回の記事を読んでほしい方
- WEBディレクターとして成功したい方
- 他業種でもうまく契約を取り付けたい方
- WEBが好きで将来的に独立したい方
ではいってみましょう。
WEBディレクターって何?
まずは、WEBディレクターについて書いていきます。
WEBディレクターとは、相手の企業WEBなどを診断し、リニューアルやランディングページ、リスティング広告などを提案し、
最終的にコンサルティング契約、またはWEB制作契約をするのが主なお仕事。
つまり、他社との橋渡しをする窓口、切り込み隊長です。
WEB改善の必要性を説き、二人三脚で取り組んでいく窓口。
いい職種だと思います。
制作だけじゃなくて、相手の会社のセンターピンをつかみ、それに合致した提案ができるかどうかが鍵。
どうしたらWEBディレクターは契約が取れるのか?
当然ながら、必要性を感じてもらえることですよね。
そのために必要なのは、出来る限り、シンプルに勧められるかどうかです。
専門用語などを極力使わずに、相手に「?」を作らせないのが大切。
たとえばCV、UU、コンバージョン率などを専門的に語られても一般的な会社員はわかりません。
なので、簡単な例えが必要。
WEBディレクターさんが使絵ばいいと思った例え集
例えば、いけすだとします。
出来る限り多くの魚を釣りたい。
ではどうするか?
そこに魚を放流するのも一つの方法。
放流っていうのは、つまりは検索流出を増やすってことです。
魚が寄ってきやすい環境を作ること、
いけすに来た魚を殺さずに居心地よくい続けさせるための工夫=コンテンツの充実。
長くいけすにいさせる工夫=回遊率の向上。
など、いけすと魚に例えるとピンと来やすいと感じました。
一例ですが。
WEBディレクターさんのお仕事はアフィに似ている
アフィリエイトってのも、同様にそこにいさせてコンバージョン率を上げることが必要。
それって書いてある記事に魅力がないと駄目だし、関連記事などにうまく結びつけて回遊時間を長くさせることも大切。
どこがゴールで、そこまでの筋道を明確にするのも同じ。
つまりは、ディレクターさんは、将棋やオセロなど戦略的な勝負で価値のある勝ちの手を知っているだけではなく、
それを第三者にうまくティーチできる力がないといけないということです。
つまりは、語彙力とコミュニケーション能力。
人間の心理について考えてみよう
これは私も社会人、サービス業をしているのでわかりますが、
「買わせたい感」
「売りつけたいオーラ」
そんなものが全開だと相手は引いてしまいます。
つまりは、トムソーヤのペンキ塗りではないですが、
相手がそうしたいってお願いされるような提案が大切です。
※トムソーヤのペンキ塗りとは、トムがおばさんに言いつけられたペンキ塗りというタスクを友人の前でさも楽しそうに振るまい、友達がペンキ塗りたい、いやタダとは言わないりんごあげるからペンキ濡らしてって言わせ、
結局トムはなにもしないで、利益と不労収益を得るというお話。
つまり、ビジネスだけではなく、相手の心理状況を掴むことと、信頼関係が必須。
だから、第一手としては売り込むのではなく、相手に自分を好きにさせるトーク技術や面倒見の精神が必要。
損して得取れではないですが、
まずは相手に多くの恩を売ることが必要。
恩を売る際には、一切恩着せがましく売らないこと。
その序盤で売った恩が最終的に契約に結びつくことも多々あるので、
海老で鯛を釣るという例えのようにこの投資は必要です。
ガラケーを使っているおっちゃんにレスポンシブルサイトの必要性を説く方法
そもそもガラケーを使っている時点で、スマホサイトの必要性を説く前の段階で、
現状のWEB閲覧者の割合などをデータで説明することは必要ですが、それは当然ながらセオリーとしてどんな
ディレクターさんもすることでしょう。
ここで、成功への鍵は実際におっちゃんにスマホを貸し与えて、その利便性を感じてもらうこと。
もちろん簡易的でも使い方もレクチャーした上で、一週間スマホなりタブレットをレンタルさせる。
一週間興味本位でも使ってみればその使い勝手はきっと少なからずわかるでしょう。
それ抜きで、レスポンシブについて語っても理解に至りません。当然です。
究極のディレクトは契約せずに解決させること
契約する上で、工賃やら、デザイン代、ランディングページ制作費、コンサルティングのための人件費など
金額は何十万~何百万となります。
もちろん仕事なので、契約させたい。
しかし、まずは簡単なことでいいので、ディレクトではなく、アドバイスをして、改善できることを提案してみましょう。
企業で改善できることと、外注などじゃないと改善しにくいことを分別してあげることが、
物事をシンプルにします。
シンプルになれば、その価値もよりわかりやすくなるでしょう。
とにかく起業視点で言えば、外部の企業やコンサルティング会社、WEB製作代行などを依頼するのは、もともと敷居がめっちゃ高いもの。
その敷居を極力下げるのは、WEB技術とかでなく、人と人のつながり、信頼関係とシンプルさなのです。
実際に改善案をWEB上でサンプルページとして作って見せると全く印象は違う
机上の空論ていう言葉があります。
紙面で説明するよりも実際に簡単にこういう感じにしたいですっていうものを作ってからディレクターさんは
相手と交渉するといいと思います。
サンプルページに時間はかけずに何パターンか雛形を作っておき、その文面やタイトルの一部、メニューバーの一部をその会社風にカスタマイズしておけばオッケー。
そうして、形で見せること、つまり見える化が大切ですね。
というわけで、ディレクターさんのお仕事は大変だと思いましたし、
労苦も半端ないでしょう。
しかし、ほんの少しの工夫でそれこそディレクターさん側のCV率も急上昇する、
つまりは、契約するか、しないかの瀬戸際は曖昧で
結局すすめ方や演出次第で、どちらにでも転ぶ可能性を秘めている、そう感じました。
だからこそ、ディレクターは面白い。
なんてことを実際にディレクターさんに会って感じました。
writer:かみじょー
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