もうすぐ年末確定申告です
時代は大増税時代へ突入!
消費税が8%へ引き上げられたのもまだ最近のことですが、
早ければ2015年12月に消費税率10%へと更に上昇するかもしれません。
8%へ増税されたことにより、1人当たり約5万円/1年余分に消費税として支払う計算となります。
また消費税だけではなく、年金支給額の減額や厚生年金や保険料のアップ。
医療費の引き上げにTPP関連での基準の改定がなされるかも….
とまさに時代は大増税時代へと突入してきました。
この時代で生き残るため..と言うとオーバーですが、賢くお金のやりくりをしていくためにも
税金について詳しくならないと勝てません。
つまりは、お金についての情報弱者は損をすることがあっても得をしない時代がやってきました。
一昔前と較べても複雑になりつつあるので、
1つずつまとめていきましょう。
確定申告についてお話する前に、予備知識として
サラリーマンの収入と税金の比較をしていきます。
今回の記事はただ「確定申告」すればいいというよりもお金について強くなってくための記事です。
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年収別の所得税と住民税まとめ
今回は年収別に所得税と住民税を合算していくら支払わなくてはならないのかをまとめていきます。
※今回の計算では扶養家族は16歳から19歳未満のお子さんという設定での計算です。
※配偶者は専業主婦の場合での計算となります。
年収500万円から600万円以下の場合
所得税+住民税
扶養家族なし:378,000円
配偶者のみ:306,300円
配偶者+扶養家族1人:248,900円
配偶者+扶養家族2人:194,000円
扶養家族なしの場合と、配偶者と扶養家族2人の場合の差18.4万円
年収600万円から700万円以下の場合
所得税+住民税
扶養家族なし:510,700円
配偶者のみ:438,900円
配偶者+扶養家族1人:367,100円
配偶者+扶養家族2人:295,900円
扶養家族なしの場合と配偶者と扶養家族2人の場合の差は21万4千円
年収700万円から800万円以下の場合
所得税+住民税
扶養家族なし:690,400円
配偶者のみ:579,800円
配偶者+扶養家族1人:507,900円
配偶者+扶養家族2人:436,100円
扶養家族なしの場合と配偶者と扶養家族2人の場合の差は25万4千円
年収800万円以上
所得税+住民税
扶養家族なし:920,700円
配偶者のみ:810,100円
配偶者+扶養家族1人:699,500円
配偶者+扶養家族2人:589,100円
扶養家族なしの場合と配偶者と扶養家族2人の場合の差は33万1千円
所得税の累進課税の計算方法
課税される所得×税率-控除額+復興特別所得税=所得税
この計算が一般的な所得税額の決め方となります。
所得195万円以下の場合
税率:5%
控除額:0円
所得195万円~330万円以下の場合
税率:10%
控除額:97500円
所得330万円~695万円以下の場合
税率:20%
控除額:427,500円
所得695万円~900万円以下の場合
税率:23%
控除額:636,000円
所得900万円~1800万円以下の場合
税率:33%
控除額:1,536,000円
所得1,800万円以上
税率:40%
控除額:2,796,000円
まとめ
税金は正規に働いている以上支払わなくてはならないお金となります。
しかし、僕もそうですが、一体いくら一年間で消費税にしても所得税にしても支払っているんだろう?
それを知らない人は多いですね。
それもそのはず、直接その額を収めているのではなく、給料から予め天引きされているので、印象に残りにくい。
それが危険ですね。
マネージメントはまず自分の収支の状況を知るところから始まります。
次回予告
復興支援特別所得税については次回の記事でまとめていきます。
writer:かみじょー
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