所得の種類は思いの外多い
川村元気さんの「億男」
こちらは先日までBRUTUSに連載されてました。
その書籍を先日購入してさっきベットに転がりながら数ページ読んでました。
この「億男」は借金苦の中生きているサラリーマン一男がひょんなことから宝くじで三億円を当ててしまうという
リアリティに満ちたお話ですが、
この物語のテーマはズバリ「人生とお金」
まさに今僕がこうして書いている税金やら確定申告やらの話題にマッチングしてるなぁと感じました。
本との出会いも人との出会いも何かしらの意味を帯びている。
僕はそう思います。
今回もこの記事で、少しでも多くの人がお金と仲良く付き合ってけたらいいなって思って書いてます。
では本題に戻ります。
所得税とは=課税所得×税率
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所得は全部で10種類ある
■利子所得
こちらは預貯金などで発生した所得です。
昔は10年預けておくだけで2倍になる時代もありましたが、
今の金利は良くて「0.3%」
100~300万未満の貯金をした時の金利ランキング
1.あおぞら銀行インターネット支店
(0.300%)
2.オリックス銀行
(0.270%)
3.住信SBI
(0.120%)
4.ジャパンネット銀行
(0.102%)
5.新生銀行
(0.025%)
6.東京スター銀行
(0.200%)
0.3%では、100万円預けても3000円/1年
これなら、何かに投資した方がましかもっていう数値ですね。
■配当所得
株式の配当金や投資信託の分配金などです。
株をやらない人には一生関係がなさそうな所得です。
■不動産所得
土地や建物を貸した時の収入。
田舎だと畑を貸すとかもありますね。
一等地に駐車場を持っていたり、マンション経営する場合に発生します。
■事業所得
会社など事業による収入です。
■給与所得
これが一番スタンダードな所得。
サラリーマンの所得というのはこちらです。
■退職所得
退職金や厚生年金の退職一時金がこれにあたります。
■山林所得
山の木材を売った時に発生する収入はこちら
■譲渡所得
土地や建物を売った時の収入はこれ。
■一時所得
生命保険の満期金や賞金などの一時的な収入はこちらです。
■雑所得
原稿料や印税、公的年金の利子などはこれに該当します。
何故ここまで多数あるのか
海外の方がもっとひどいのですが、細分化することで効率よく税金対象にしていくためという見方もありますが、
これは所得税の累進課税と同じで、皆状況が違うのに、一律の税率だったら不満が起きてしまうので、
細分化して適切な税金を!ということですね。
所得税とは=課税所得×税率
※課税所得とは、税金を徴収される対象になる所得のコト。
※超過累進課税率とは、課税所得が多ければ多いほど、高額の税金を支払わなければならないという仕組みです。
195万円までは、税率5%
330万円までは、税率10%
500万円までは、税率20%という具合に上昇してく税率変動制度です。
一番多いのが、年収300万円以下というデータも先程ご紹介しましたが、
300万円以下とはいえ、その10%!300万円なら30万円は税金として取られていることに気がつかない人、無関心な人多いですね。
30万円て約一ヶ月分の収入。
つまり12ヶ月がんばって働いても知らないうちに1ヶ月分は税金として持ってかれているのです。
これってすごいことだね!
てなわけで今回はここらへんで
writer:かみじょー
ここまでの意外に~シリーズは
第一弾:意外に知られてない確定申告まとめ1 サラリーマンの収入毎の所得税・住民税まとめ
第二弾:意外に知られてない確定申告まとめ2 復興特別所得税ってわかりやすく言うと何?
第三弾:意外に知られてない確定申告まとめ3 2014年からの大増税スケジュールまとめ
第四弾:意外に知られてない確定申告まとめ4 サラリーマンの年収別グラフからわかること
第五段:意外に知られてない確定申告まとめ5 控除について【年末調整】【取り戻す】【過払い金】
第六段:意外に知られてない確定申告まとめ6 所得の種類、何種類か知ってますか?
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