控除は自己申告しないとスルーされる
僕も先日、会社から年末調整の用紙を頂いたのですが、
このね、「控除」について、会社側は
「申告するものがあるならしていいけど、そこは自己責任でやりたまえ!」
っていうスタンスだから、多くのサラリーマンは面倒臭いしいいや!ってスルーすることも多いでしょう。
ここで改めてもう一度「控除」について説明すると
控除とは、一定の条件を満たせば税金がかかる所得を減らせるよ!
って決まりです。
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控除の種類
控除の種類は2つにわけられます。
1.人的控除
2.物的控除
人的控除は納税者本人やその家族の状況に応じて控除となります。
物的控除は生活に応じて一定の支出を引くことができるものです。
ここが控除の狙い目
そして、控除の項目の中でも大きいのが
「基礎控除」
「配偶者控除」
「扶養控除」
の3つで、この項目は、該当すれば38万円ずつ課税所得を減らせるのです。
その他にも
・社会保険控除
⇒サラリーマンは基本的に厚生年金や健康保険の保険料を給料から天引きされているので、天引きされた分は控除可能です。
・生命保険控除 地震保険料控除
⇒生命保険は3つのタイプに分けられますが、控除額はそれぞれ最大4万円
⇒合計12万円となります。地震保険料は最大5万円まで差し引かれます。
・配偶者控除 扶養控除
⇒納税親族に所得が38万円以下の配偶者や扶養家族がいると、1人当たり38万円が差し引かれます。
※0歳~15歳以下の子どもは、自動手当てが現金支給されるので、扶養家族にはなりません。
・基礎控除
⇒この項目は、すべての納税者が無条件に所得から差し引かれる控除で、38万円です。
・医療費控除
⇒年間の医療費が10万円を超えた場合、超えた分を控除できます。
この項目は本人だけではなく、扶養家族の医療費も含まれて10万円超過分の控除となるので、
ちゃんと病院に行ったら領収書はとっておかないとね。
まとめ
日々使ったお金がいくらなのか?
年間病院へどのくらい行っていくら使ったのか?
これ、大切。
writer:かみじょー
▼つまり家計簿つけろってことだね
ここまでの意外に~シリーズは
第一弾:意外に知られてない確定申告まとめ1 サラリーマンの収入毎の所得税・住民税まとめ
第二弾:意外に知られてない確定申告まとめ2 復興特別所得税ってわかりやすく言うと何?
第三弾:意外に知られてない確定申告まとめ3 2014年からの大増税スケジュールまとめ
第四弾:意外に知られてない確定申告まとめ4 サラリーマンの年収別グラフからわかること
第五弾:意外に知られてない確定申告まとめ5 控除について【年末調整】【取り戻す】【過払い金】
第六弾:意外に知られてない確定申告まとめ6 所得の種類、何種類か知ってますか?
第七弾:意外に知られてない確定申告まとめ7 簡単に計算出来ちゃうあなたの課税所得
第八弾:意外に知られてない確定申告まとめ8 ちょっと一息!最善のお金との付き合い方教えます
第九弾:意外に知られてない確定申告まとめ9 控除のキーワードは38万円
第十弾:意外に知られてない確定申告まとめ10 多くのサラリーマンが取り戻せる控除はこの3つ
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