人生は大きく2つに分けられる
人生は、大まかに2つの行動に分けられる。
・インプット
・アウトプット
このどちらかに分けることができる。
会話する。食べる。行く。読む。見る。触れる。感じる。考える。
これらはインプットの一種。
我々はインプットには長けているが、アウトプットの仕方をよく知らない。
そして、結論から言えば
正しいアウトプットをしなければインプットした多くの経験は無駄に終わる
つまりは、成功するにしても、お金持ちになるにしても、夢を叶えるにもアウトプットが正しくできるかどうかに掛っている。
ではアウトプットとはなんだろう?
・読書をする⇒実際に行動してみる。
・人と話す⇒実際に行動してみる。
・何かに感銘を受ける⇒自分の意識がそれを忘れないように刻みつける。
アウトプットには、「忘れない」ことと「実際に行ってみること」そして「検証すること」の3つに大きくは分けることができる。
読書をしても、何か心に残る名言を聞いても、結局自分の膨大な記憶の片隅に残っているようでは、部屋に積まれた数多くの書籍を所有していることと何ら変わらない。
人の意識は時間とともに新しいデータを蓄積して、古い情報が例え重要だとしても、埋没されていく。
人はそういう風にできている。
では、どうすれば正しいアウトプットができるのか書いて行こう。
[adsense]
正しいアウトプットの方法
- 忘れない
- 実際に行ってみる
- 検証する
まずは、インプットしたことを忘れないようにすることが大切だ。
どんな良いことも、自身のためになる方針も意識をしないと忘れてしまう。
ちょうど良い本に出会い、その中から何かを学んだとしても、それはちょっと意識を離すともう忘れてしまう。
つまりは、多くの手に入れた情報を階層分けすることと、優先順位を付けることが我々は苦手としている。
いわゆる「リマインダー」というツールをうまく使えるかどうか、ここにかかってくる。
リマインダーとは、記憶に付箋を付けるようなもので、また余計なものを忘れ去ることでもある。
忘れないためには、不必要なことは切り捨てていく。
この取捨選択が実際に重要になってくる。
そして、次に重要なことは、実際に行ってみることだ。
どんな偉大な人の言葉を諳んじた所で、それを実行してみないと、その偉人の境地も感じられないし、
また行動こそがアウトプットの原理原則だ。
当然行動すれば失敗することもあるだろう。
また、余計に物事がややこしくなるリスクも負わなくてはならない。
しかし、現状を維持するだけのルーティンワークのようなインプットとアウトプットでは、人は成長できない。
一日にできること、試みれることは限られている。
朝起きたら、いや前日寝る前に次の日に必ず行いたいリストを手書きで順位づけて書いてみる!それだけでも意識は変わってくる。
メモは胸ポケットに入るくらいのサイズで、実際に行ったものには赤ペンで印をつける。
行えなかったものは、再度トライするか、それとも行うだけの意義があるか再検討してみる。
世界は情報戦だ。
一市民にしても、情報を正しく早く得られるかで状況は大きく変わってくる。
情報とは、誰にでも通用する普遍的な情報もあれば、その人だけの特有のパーソナルインフォメーションもある。
どちらかと言えば、万人に通ずるような情報だけでなく、今の自分をカスタマイズできるような個人的にしか役に立たない情報を得るようにアンテナを張ることが非常に重要になってくる。
個人的な情報とは、自身が挑戦したことの検証だ。
成功するにしても、失敗するにしても全てに理があり、原因がある。
理由もなく、失敗する人もいなければ、同じく理由もなく成功する人もいないのだから。
トコトン突き詰めて自分のアウトプットが正しかったのか、何が足りなかったのか検証する。
シンプルに。そして、その日のうちに。
ツールはシンプルに使いやすいものを選ぶ
ツールなんて言えば聞こえがいいが、それは極力使いやすいもの。
ここで言う使いやすさとはいつでも起動でき、確認ができるものが好ましい。
デバイスを使わなくても筆記しておけるもの。
特別な場所じゃなくてもリマンドできる習慣。
そういうシンプルな事、たやすくできることでなければ長続きしない。
以前Evernoteを使ってリマインダーの役割を果たそうとしたが、
結局長続きしなかった。
それは、その機能へのアクセスが「メモに書く」ことと比べて単純ではなかったからだ。
落とし穴としては、Evernote使って情報をまとめてる自分に酔ってはいけないってこと。
勿論Evernoteは情報を共有したり、デバイス間での授受などに役だっている素晴らしいツールではあるけど、
それを日常の習慣とするのはハードルが高いように感じられた。
もっと、すぐできて、もっと早くできること。
そんな時に出会ったのが、手帳。
手帳は無必要な機能が多いものが最近は多いけど、出来る限りシンプルなのがいい。
自分がしていることが時系列毎にチェックできるようなものがいい。
多くの人がお金持ちになれない理由
ほぼ全ての人間が富を求めるが、結局その自分が理想とした富に辿りつけない人ばかりなのは、どうしてだろう。
それは、富への道筋がわからないから。
そして、正しい富へのアウトプットが成されてないからだ。
大富豪の教えみたいな本が沢山売られている。
大富豪の名言やお金へのルールも書籍化されている。
ベストセラーになっているものも多く存在する。
ベストセラーになるということは、それだけ多くの人間がそれを手にとって読んでるからだ。
なのに、思いの外、富を手に入れているものは割合的に多くない。
その理由を解明しよう。
・読んで満足してるから。
・自分に適したエンコードをしてないから。
アラブ人だの大富豪が成功した事例を日本人がそのまま実行しても成功するのはムズカシイ。
1860年生まれの大富豪が成功した体験談には教訓は多く含まれているが、
2014年に適さない社会情勢やイノベーションの違い、そういう障壁を突破しないと富への道は見えない。
それ以前に読んで満足して何もしない人が多い。
アウトプットとは、自分だけの自分しかできない道を見つけること。
誰かの猿マネでは得られない道が誰にでも存在している。
インプットした情報量は宝だ。
いくつもの情報が結びつき、つながって宝の地図になっている。
でも、宝探しに実際行く人間は少ない。
確信が持てないからだ。
確信がないことを人は嫌がる。
しかし、確信が持てる時にスタートを切っても遅すぎる。
確信は後からついてくる。
インプットだけして、人生を終えても意味がない。
老齢に至ってからようやく確信じみたものを得られても若さは帰ってきてはくれない。
つまりは、今から自己変革をしていかなくてはいけない。
自分に自信が持てないから、内にだけ情報を入れて、それを試そうとしないのは、
大好物のケーキを買うだけ買い込んで、冷蔵庫で腐らせてしまうのとおなじように勿体ないことだ。
成功するアウトプット方法
- 自信がないからしないという言い訳をやめる
- 誰かの顔色を伺わない
- 自分の心の声に耳を傾けてみる
- 簡単なことからアウトプットしてみる
- Visionを鮮明にする
自信はいつまでも持てないと思っていては持てるはずがない。
自信とはそもそも根拠のない自己肯定だ。
自己肯定できるのは、自分のみ。
つまり、自身で踏み出す覚悟を持てば道は拓かれる。
そもそも、人が動き出さないのは、人の顔色ばかり気にするからだ。
「失敗して笑われたらどうしよう」
「今ある暮らしを失ったらどうしよう」
「大切な人に失望されたらどうしよう」
どうしようどうしようどうしよう….
残念ながら、多くの人間は他者にそこまでの関心を抱くことはない。
誰かにどう思われるかより、自分が自分をどう思えるかだろう。
自分が誇れる生き方をする。
そのためのアウトプットだ。
自己責任だし、それは他者が介入すべきことではないんだ。
日常の中で、自分の声に耳を傾けられる時間は少ない。
いつも雑音ばかりだ。
どうでもいい雑音を聞いて、本当に大切な自分の中の声に耳を傾けられないのは愚かすぎる。
いきなり、ムズカシイことをやろうとするな。
簡単でいい。
目玉焼きを焼くことくらい簡単で単純なことから着手する。
ノイズばかりの現代。足を引っ張る人間も多いだろう。
手のひらを返すような上辺だけの人間関係に固執するな。
もっと、有限な人生をどう過ごしたいかイメージする。
そこに言い訳をしない。
劣等感もコンプレックスもいらない。
自由に!
自分がどうなりたいか、明確なビジョンが見えれば、あとはそこをたどっていけばいい。
そしてビジョンには締め切りを設ける。
いつまでに、どうなりたいか。何がしたいか。どこで暮らしたいか。
アウトプットまとめ
正しいか正しくないかはすぐにはわからない。
しかし、動き出さない限りは何も変わらない。
偉人の名言を読んで、そんな気にだけなって満足するな。
全てのインプットした情報は宝の地図だ。
自分の可能性を疑うな。
人のノイズに惑わされるな。
いつか死ぬことを刻みつけろ。
おまえだけの人生を構築しろ。
二番煎じでもさん番煎じでも他人に笑われようが、
自分が誇れる人生を生きろ。
writer:かみじょー
コメント