ゴーストライター第8話ネタバレ
ゴーストライター第8話「作家・遠野リサの死よみがえる若き才能」のネタバレとあらすじ考察についてです。
前回の7話までのあらすじを簡単にまとめると、
川原 由樹(ゴーストライター)と遠野リサ(中谷美紀)は裁判で争うことに。
川原の人格を否定するような遠野の供述で、裁判中に川原は気を失ってしまい、敗訴。
そして、全てを失った川原だったが、遠野リサは、息子の大樹に愛想を尽かされ家を出て行かれることにショックを受ける。
恋人関係であった駿峰社神崎 雄司編集長( 田中哲司)と慰安旅行で訪れた温泉で火災が。
逃げ遅れた遠野リサは「嘘で塗り固められた」人生に疲れを感じ、
「いっそこのまま死んでしまえば楽になれるのでは?」と感じ、旅館から逃げることをやめる。
一命を取り留めたリサの前には神埼と家政婦の佐藤と佐藤に連れられてやってきた息子大樹の姿が。
「死ねば楽になると思った?」
そんな息子大樹の一言にハッとする遠野リサ。
親子で泣き崩れる。
そして、退院した遠野リサはテレビのインタビュー時に、
「私にはゴーストがいます。」と告白。
生中継だから、この発言は全国に流れることに。
そんなテレビ中継を見る川原。←第七話まで
そして第八話「作家・遠野リサの死よみがえる若き才能」
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ゴーストライター第八話ネタバレ
編集長の神埼は取締役まで上りつめたが、
結局はその一因となったのは遠野リサのヒットによるものだった。
そんな遠野リサがゴーストライターを雇っていたことが世間の明るみに出たのでは、
自分の出世にも暗雲立ち込めると
急遽、川田に会おうとする。
出版社を訪れた川田に神埼は
「川田由樹」の名前で執筆をしてくれないか?と提案する。
初版5万部。
前回川田由樹の名前で出した本はたった3,000部だった。
その場では怒って帰ってしまった川田だったが、その申し出を受けることに。
そして場面は変わり、遠野リサ。
遠野リサは、もう執筆活動をやめよう、今まで住んでいたところ(家とは別に借りていた所)は開け払おうと、引っ越しの支度をする。
そして、長年仕えてきた家政婦佐藤との契約もここまで!と切り出すのだが、
家政婦佐藤は、並々ならない遠野リサに対する執着(恋慕や依存に近い感情)を持っていたため
「たとえ、遠野リサが文人でなくても付いていきます。」と告げるが、
過去を引きずりたくない遠野リサは佐藤の申し出を断り、解雇する。
▲左が家政婦の佐藤。右は遠野リサ。遠野リサ美しい。
そして痴呆症の母を見舞う遠野リサ。
母は探しものをしている。どうやら本がないようだ。
遠野「ないなら、買いに行くわ」
母「あら、親切な人ね。」
母は痴呆症のため、遠野リサが実の子だと認識出来ない模様。
※しかし、この流れだと、母は自分の支配から逆らう遠野リサを娘だと理解できないのではなく、理解していない振り、演技をしている可能性が高い。
と、書店へ向かう遠野リサだが、その書店では川原由樹が出版を記念したサイン会を行っていた。
そこへ現れる元家政婦の佐藤。
佐藤「あら、久しぶりね。おめでとう。サイン会終わったら話せるかしら?」
川原「わかりました。」
とサイン会が終わったら1階のエレベーター近くで落ち合う約束をした二人。
そして買い物を終えて遠野も帰路に着こうとするのだが。
エレベーター1階。
川原を待つ元家政婦佐藤は、並々ならない表情をしていた。
そしてエレベータから降りる川原
後ろから、ナイフで「ブスリ!」
しかし、刺されたのは川原ではなく、同じようなコートを着ていた遠野リサだったのだ。
警察での供述で、
「悪いのは川原。私達は被害者」と訴えかける元家政婦の佐藤。
場面は代わり、車いすに乗る遠野リサとそれを押す川原。
遠野リサは一命を取り留めたのだった。
んじゃ、第八話のタイトル「作家・遠野リサの死よみがえる若き才能」って釣りかよ!って思ったけど、
良く見ると作家・遠野リサの・・・
ってことは作家としては終わったっていう意味ね!と理解しました。
そして、次回第九話では…
スランプに陥る川原。
戦友と再会する遠野リサ。
そして、終わったかに見えた遠野リサは気づく。
「私は書かなくては生きていけない!」と。
次回、遠野リサ再始動。
このドラマのテーマとして、因果応報。
というものがあると思いました。
結局遠野リサは母に従属するような青春時代に苛立ちを感じながら、母が反対する男性と結婚、出産、離婚。
息子の大樹に対しては、執筆業でなかなか面倒を見られる家庭不和。
そして、息子大樹の反発に対して自分が母にされたように支配的な接し方をしてしまう。
ゴーストライターとして川原を雇ったのは自分が書けなくなったから。
そして、今度はゴーストライターから表舞台に立った川原がプレッシャーを感じ書けなくなる。
つまりは、母と遠野リサ。遠野リサと川原。遠野リサと息子大樹。すべて、繰り返しになっているのです。
OPのビジュアルから暗示されるのは、結局川原と遠野リサは表裏一体。
結局二人は切っても切れない関係なので、川原の執筆スランプを遠野リサが救うような展開になりそう。
または川原由樹もゴーストを雇うような「繰り返し」がありそうですが、
ここまで美味しい思いをして、遠野、川原を裏で操ってきた編集長の神埼はきっと痛い目を見ることになるでしょう。
ということで、あと3話くらいで完結しそうなゴーストライター、続きが気になりますね。
かみじょーもゴーストほしいなw
writer:かみじょー
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