ラットレースから抜けだせシリーズ第六弾
よく頭を過る言葉があります。
「whose your life own?」
「誰があなたの人生を所有しているの?」
ということです。
人は何かしらに支配されていきています。
そして支配されることで、自由を得られると信じて、自分の人生を安価で切り売りしていきています。
そこに自分の意志や主張はありません。
誰かの人生の一部として生きていった方が、安心できる。
誰かに指令を出された方が簡単。
その方が責任も自分で負わなくていいし、
自分じゃ決められないし…
そんな思考を持って生きていったとします。
そして、老齢期に至り、気づく人はふと思います。
「失敗してもいいから、自分のやりたいことをやってみればよかった..」
「結局、僕の人生は誰のものだったんだろうか?」
[adsense]
誰かに支配される人生から飛び出せ
人は生まれてから、色んな者にまたはモノに支配されます。
まずは学校教育。
先生というよりは学校システムに従わなくてはなりません。
意味のない宿題や課題、そんなものも行わないとペナルティです。
そして家族に支配されます。
親の方針というよりは、思考、生き方に強く影響を受けます。
知らず知らず、自分の家族と近い思考になるのはそのためです。
そして、成人すると今度は企業という中で、自分の上司や企業に従うことになります。
そうして人生のタイムリミットが段々と失われていき、
もう既に「誰かに支配されていること」に違和感を感じなくなります。
だってそれが当然だったんですから。
ラットレースから抜けだせ!これは言い換えれば、自分で責任を持って自分で選択して生きろ!という意味にほかならないのですが、
誰かに縛られ、支配され、指示を待っている生き方ではいつまでもこのラットレースから抜けだすことはできません。
戦国時代は足軽も終身雇用制だった
戦国時代の足軽は終身雇用制じゃないッスよ~。むしろ無理矢理駆り出された農民か、命を賭けてハイリスク・ハイリターンを狙う傭兵が主流だったかと。 → ラットレースから抜けだせ6.あなたの人生は誰のもの? https://t.co/LPU5XeF4dd
— T.Murakami (@SY_SI_Murakami) 2015, 3月 4
※我が師murakami氏よりご指摘頂きました。
murakami「おい!かみじょー!てめぇ、適当なこと書いてんじゃねぇ!」
かみじょー「…我が師よ!僕はなんという過ちを冒してしまったのだ。」
かみじょー「火急に修正するぜよ!」
murakami「ウム。わかればいいのだ!」
時は戦国!
きっと僕らがその時代に生を受けていたならば、どこかの足軽だったでしょう。
足軽とは、戦線に立って言わば命を張って将軍を守るのが役目。
当然死にます。
最も危険な位置に立って、槍などを構えて玉砕戦術で突進します。
鉄砲隊が前にいたって突っ込んでくしかありません。
敵前逃亡は重罪ですからね。
しかし、それしか生き方が選べないんだから、不満も言わず嬉々として命を捧げるような職業でした。
———————————–
戦国時代後期には地位も向上して足軽大将の家禄は、
200石から500石程度で中級の武士として認められる存在になった。
兵卒の身分は依然として武士と農民の間に位置して低かったが、
功を認められれば侍や特異な例ではあるが豊臣秀吉のように大名にまで出世する者もあった。
そういう時代です。
———————————–
↑
つまりは、立身出世も可能な、murakamiさん曰く「ハイリスクハイリターン」な時代の職業。
ということです。
補足したくて、調べたんですが、
足軽は地域の下級武士や大名の領内からの徴兵と、傭兵に分けられます。
つまりは、そういう「足軽リクルート」があったわけです。
しかし、戦況が思わしくなくても、下痢が酷くても、
この大名マジキモいから別の大名の所で働こうということは叶わない時代でした。
今みたく、一寸やなことがあったりしても中々次の就職先を選ぶことが出来ないという面では、
現在の方が法治国家でもあり、職の選択肢は無蔵に増えているのです。
そして、近代化が進み、今や西暦2015年。
関ヶ原の戦いからはもう400年も過ぎています。
それなのに、僕らは足軽のように疑問を持たず、誰かに人生を差し出して生きています。
もっと自由に選べるのに。
もっと自分の意見を言ってもいいのに。
もっとやりたいことしてもいいのに。
もっと行きたい場所へ行ってみてもいいのに。
恐れや不安、または無知から、
言いたいことも言わず、
したいことも我慢して、
誰かの人生の一部と化して生き、
そして、その疑問を追及しようともしません。
それじゃ戦国時代の足軽も現代のサラリーマンも何にも代わりはしないよ!
もう一回あなたへ尋ねます。
「あなたの人生は誰のものですか?」
目を逸らさずに考えてみてください。
もう一つ聞きます。
「あなたの人生はあと何年ありますか?」
実はそんなに長くないはずです。
最後の質問です。
「このまま死ぬまで今の生活にすがるのですか?」
人生は冒険です。
挑戦です。
自分の地図に色をつけてく旅です。
ここにとどまっていちゃダメだ。
誰かにすがって生きてちゃダメだ。
自分の声に、叫びに耳をふさいでちゃダメだ。
さぁ冒険に出ましょう。
もう一回、誰かに預けちゃってた人生を取り戻しにいきましょう!
writer:かみじょー
コメント