レッドリボン軍は偉大だった
手に入れろ!ドラゴンボール!
ドラゴンボールの初期段階では、悟空はまだ子供で
たまに天下一武道会とか開かれてましたが、
登場する敵はどこかコミカルで、憎めない相手が多かったですね。
そんな中で初期段階の悟空の強敵といえば、ドクターゲロも在籍していた「レッドリボン軍」
レッド社長率いるレッドリボン軍は、あっけなく壊滅してしまいますが、もうちょっとうまく経営していればもしかしたら
レッドリボン軍は成功していたのかも!?
そんなIF検証記事です。
ワ・タ・シがCEOのレッドだ。 |
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レッドリボン軍の敗因
結論から書きますとレッドリボン軍の敗因は…
・リーダーのコンプレックス
・ライバル企業の実力を測れなかった
・目的意識のベクトルの不鮮明さ
・組織性の脆弱性
コンプレックスは最大の武器なのに
まずは、リーダーのレッド社長。
実はうんと背が低い。
背が低いんです。
それがコンプレックスとなり、部下の前にも姿を現さないばかりか、
側近とも直接会おうとしない徹底ぶり。
組織を引っ張るリーダーは、コンプレックスに負けたらアカン!
アカンのです!
そして、
コンプレックスこそ武器にしたらエエんです!
もしもレッド社長がブロガーだったら
「身長が低い僕でも世界をとれた12の法則」みたいな本を出版したらバカ売れだったでしょう。
このコンプレックスの中にチャンスの芽が実は眠ってました。
背が低いけど、頑張っている健気なレッド社長の姿を部下に見せることによって、
部下は愛社精神に目覚めたでしょう。
命をかけて部下もお勤めしているんだから、
それはもうボスが命をかけるに足る人物か不透明なら指揮は上がりません。
ビジョンが明確じゃないと成功しない
目的意識が統一されなければ目的自体は成功されません。
レッドリボン軍の目的を再確認すると、
「世界征服」
つまりは、世界を牛耳ることが目標です。
しかし、上記のコンプレックスから筆頭が下々の社員に姿を見せないので、
レッドリボン軍が日々やっていた活動は…
地域をチョビっと侵略してみる~みたいな!
そうなんです。
各部隊は派遣地域で現地住民を脅して力仕事などにこき使ったりしている。
つまりは、ただ強制労働させてるだけやんけ!
成功させるには逆流法を
逆流法とは、成功をスタートとして、そこから逆の手順に戻って成功する方法を模索プランニングする方法です。
ゴール「世界征服」
↑
中間ゴール①「各地域に支部を作る」
中間ゴール②「競合他社を倒す」
中間ゴール③「各責任者を育てる」
↑
世界を牛耳るための土台作り
人材育成
資金調達
知名度
ボスの求心力を高める活動
という感じで人材育成をしながら、ライバル会社を倒していくことが大切です。
ライバル会社といえば、有限会社ピラフでしょう!
しかし、有限会社プラフは社員数3名と、良く言えば少数精鋭、本当のことを言えば、零細企業かベンチャー企業です。
となると、ザッと世界を見渡しても世界征服をしようとするライバルはいません。
その点は中間ゴール◎です。
㈱レッド>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>>>>>>有限会社ピラフ
なのです。
次に各責任者を育てるという面も
レッド社長の下には、
・ブラック補佐
・シルバー大佐
・ホワイト将軍
・メタリック軍曹
・ムラサキ軍長
などなど多彩な部下がいます。
そして軍事力も大したものです。
こう見ると、中間ゴールのところまではいい線行ってました。
ライバルもいないし、軍事力、資金ともにありました。
でも、
詰めの部分で、世界を牛耳るっていうものがどういうものかイマイチイメージできなかった。
”リーダーが具体的にイメージできない企業は、成功しない!”
組織性の脆弱性
なんといっても敗因は、ブラック補佐をちゃんと評価して上げていないところです。
実質レッドリボン軍のNo.2のブラックさん。
役職なんだと思います?
そう
「補佐」
補佐というアバウトな立場! あーイライラするぜ! |
他の社員は大佐とか将軍とかいるのに、何故か側近のブラックさんは「補佐」
総帥補佐なんでしょうが、おそらくワンマンなレッド社は軍師、智将にホワイトさんを採用したものの
レッドさんはコンプレックスから、自分で決めたいと独裁しました。
そして、最終的には
たまりかねたブラックさんに撃たれて会社は崩壊するのでした。
まずは、ブラック補佐、ちょっとスネさせちゃったね!
明智光秀のキモチ、めっちゃ分かるわ! |
予想外の場面では臨機応変に
あと強いて言うならば、レッドリボン軍は、ちょっと不運でした。
ブルー将軍というちょっとカマっぽいけど、文武ともに腕の立つ部下がいました。
彼は相当有能でした。
彼の働きで一躍レッドリボン軍は躍進してきたと容易に想像がつきます。
そんnブルー将軍ですが、
ひょんなことから悟空との闘いでかの有名なのりまきせんべいさんなどが住むペンギン村まで行った時に
アラレちゃんに出会います。
ここまでドラゴンレーダーを悟空から奪いました。
ドラゴンレーダーさえ持っていれば、ドラゴンボールを集めることも、神龍に願いを叶えてもらうこともできたでしょう!
しかし、そこに不運!
最強の敵!アラレちゃんが無邪気な顔して登場します。
見た目は無害で、「ンチャ!」とか言って、両手を広げて、キーン!とか叫びながら走っているので、
ブルー将軍的には敵ではないと判断したのでしょう。
しかし、アラレちゃんは当時のドラゴンボールの世界ではまさにラスボス級の戦闘力を持ってました。
これがいけなかった。
逆にアラレちゃんをリクルートして社に引き込めたら、
勝ってましたね!レッドリボン軍。
ということで実際に企業しても、社会人になっても
人間は常に結局自分との闘いなのです。
マイナス思考な自分。
自分のコンプレックス。
そんなものを全部飲み込んで、自分を律することが成功の第一歩でしょうね!
もちろん、アニメとかは見えざる手(作者の)が入って、主人公以外の思い通りにならない運命かもしれませんが、
しかし、それでも、僕はそんなアニメの悪役たちにその運命に抗ってほしい!
そう思いました。
世界はデッカイアドベンチャー!そうさ、今こそFly Away!
結論
「威張る人ってようするに、まだ一流でないってことよ。」-オードリー・ヘップバーン-
writer:かみじょー
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