外様からはじめよう
外様とは…
読み方はトザマ【TOZAMA】です。
よくある使われ方は、外様大名ですね。
関ヶ原の戦い以降の家康の家臣です。
1 鎌倉幕府以後、将軍の一門または譜代の家臣でないこと。また、そのような武家・大名。
2 組織の中などで、主流でなく、傍流の立場にあること。また、その人。
ということで今回はそんな「外様」な人が成功するための方法をレクチャー!
どっちかっていうと、今回の記事での外様は
「新天地に足を踏み入れた人・異邦人」
「コミュニティの外から来た人・部外者」
という意味合いで使用しています。
ご了承下さい。
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みんな外様だよ
そもそもみんな一度どころか、人生で何度も「外様」的な立場を経験することは多いです。
例えば、誕生。この世に生を受けて生まれ落ちてきた時なんてもうね、これはものすごく外様。
まるで違う世界に来たんだからね!これはすごい体験ですよ!
次に入学。保育園にしても小中高校大学にしても、新しい門をくぐり、新しいコミュニティに飛び込んでいくということでは
外様であります。
またその後も入社、結婚、転勤、引っ越し、入院に入部、最後の他界まで
人間は常に新しい環境への扉を開ける異邦人であり、そして外様としての自分に対して
どうやっていこうか悩む時期もその度にやってくるわけです。
そう思い返してみると、
入学式で緊張したり、
入社してから「ボッチ」感を感じたりという経験をするのも、
外様という外から来た人が最初に感じる孤独であったり疎外感であったりするんですよね。
だから、みんな、誰一人例外なく外様である時期を経験して成長していく。
みんな外様だよー
外様の心理
さて、そんな外様という立場になった時、人はどんな心理状態になるでしょう。
・疎外感⇛輪の中に入りきれないと、どうしても外から来た人特有の寂しさに襲われます。
・劣等感⇛輪の中ではないという劣等感。格下扱いされる苦悩というものが伴います。
・不安感⇛後ろ盾がなくてうまくいくだろうか?人間関係を0から構築できるだろうか?という不安感があります。
そんな疎外感・劣等感・不安感をそれぞれどう解消して昇華させていけばいいか、
・疎外感⇐仲間を作る。輪に入る。
・劣等感⇐自信を持つ。自己肯定する。
・不安感⇐意識を変える。
とは言え、そう簡単に自信を持てたり、自己肯定に成功すれば誰も苦労しません。
これは机上の空論でしかないかもしれませんが、
もっと簡単に外様という立場から成功する(うまくいく方法)があります。
外様からの成功秘術
それは何かというと、
「自分は外様だと思わないこと」
↓
「そういう風に必要以上に強く考えないこと」
これが実際、かなり大きい。
外様だと決めるのは誰でしょうか?
お隣さん?大家さん?上司?クラスメイト?
いえ、違います。
それは紛れも無く、自分自身。
だから、自分の意識を変えてみましょう。
「僕はここに来たばかりだけど、ここを故郷としよう。」
「僕はここに来て日も浅いけど、ここを愛そう!」
「私はこの環境の輪の外にいるかもしれないけど、今日から輪の中にいるように振る舞おう!」
先日と言っても半月ほど前に単身大阪へ行き、僕も「関西ブロガー会」を開いてきました。
開く上で僕がルールとしたのは、
僕は関西とは関係ない部外者ではない!と思うようにしたことです。
これ、マイナス思考だと、
「大阪なんてアウェーだから、どうせうまくいくはずがない。」
「地理にも明るくないし、ホームじゃないから、人も集まらないだろう!」
なんて考えてたら、きっと誰も参加しなかったでしょう。
そこの生まれじゃなくても、そこに住んでなくても
別に関係ないんです。
僕は、そこに行って、やるべきをやって帰ってこよう。
参加してくれる皆が喜んでくれるようなイベントにしてやろう!
もう、それだけですね。
それ以外の無用な不安を膨らましたところで、良いことは一つもありはしません。
そして、結果13人ものブロガーさん達が平日だというのに集まり、僕としては楽しい時間を過ごせた会になったと感じました。
この経験から、僕が学んだことは、
自分が強く思うことの方が「外様という事実より強く作用する。」
局面を左右するのは、事実ではなくてその人の考え方だ。という当たり前なことに気付かされました。
この論理は、新入社員にも遠くから新天地に出てきた人にも適応できることです。
誰がどう思っていても、その場所を愛し、そこで何かしらの目的を果たそう!と強く思えば
もうあなたは異邦人でも外様でもない。
ということです。
外様を卒業できたらするべきこと
そして、その瞬間から次にするべきこと(使命)が生まれます。
自分が輪の中に入っておしまい?
バカヤロー!
自分さえ、うまく溶け込めばいいのか?
違うだろう?
次は、
・まだ輪の中に入れない人に目を向けるコト
・その輪をもっと外に広げるコト
そう、もっと外を見よう。
自分もそれなりに苦労してきたのであれば、きっとまだ輪に入れない人の気持ちも少しはわかるはず。
であれば、今度はそういう人を支援していくべきだ。
苦労したおまえが話を聞いてやる番だろ?
僕はそう思います。
円は大きい方が面白い。
人は一人よりも誰かと分かり合えた方が可能性が広がる。
でも、輪には輪郭があるように、円周上の壁、これを突き抜けなきゃ入れないんです。
だからこそ、円の中から手を伸ばしておまえがひっぱってやらないでどうする?
けっこう円の中に入って、円の中ばかりしか見てない人、多いよね!
視野がせまい!心が狭い!器が小さい!
人のために行きようぜ!行動しようぜ!
僕はそう本気で呼びかけたいね。
最近の話だと、
僕は「同期ブロガー」っていうものがもっと活発化したらいいなって思った。
これも奇しくも円、同期という条件を設定した円の中と外で別れてしまう区分けになっている。
でもそんな円でも、そこからすさまじいご縁が生まれるかもしれないし、成長があるかもしれない。
もっと熱狂できるようになるかもしれない。
だったら、自分に今できることってやつを最大限にやりた。
そう思いました。
みんな磁気を持っている。
みんな引力を感じている。
みんなアンテナを張っている。
それでも、みんなもしも孤独を感じるならば!
僕のとこまで行ってきたらいい。
一緒に仲間を探そう。
諦めるのは、まだ早すぎるんだから!
って最後はちょっと熱っぽく書いてしまいましたが、
人は色々つながってるんだぜ!
お前の成功も全部おまえの手柄じゃない。
誰かの世話になって、誰かに救われているんだ。
だから、誰かのためにお返しをしてく!これすごく大切!
ということが言いたかったのです。
以上です。
writer:かみじょー
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