おとむらいさん2巻堂々発売
2016年6月僕がもっとも好きな漫画家の大谷紀子さんのBELOVE連載おとむらいさんの第2巻が発売となりました。
おとむらいさんのあらすじは、
売れない女優、音村泉がひょんなことから葬儀業を兼業することにより、
人の生き死に、または旅立っていく者と家族との愛情を描いた感動作。
【宣伝】今日6月13日『おとむらいさん2巻』発売日ですー。帯に壇蜜さんからコメントを頂きました!!ありがとうございます(^o^)❤少ないですがおまけ漫画にまーたうさぎの事とか描いたりしています。どうぞよろしくお願いします! pic.twitter.com/nCVyUGanSK
— 大谷紀子 (@noriko_ohtani) 2016年6月13日
ちょうど僕も3年前になりますが、母を亡くしてしまい、
「死別」とか「葬儀」っていうワードにはちょっとおセンチな気持ちになってしまうんですが、
人生のフィナーレを飾るってすごい大切なことだと、おとむらいさんを読んで思いました。
人生は、限りあるから美しい。
先日、地元でホタル祭りが開催され、
ちょうど実家に帰っていた僕は老齢にあたる父と妹と3人でホタルを見てきました。
ホタルの儚い輝きと、
また来年も家族でみられるかなという一抹の不安。
それでも、家族のつながりの大切さを改めて感じた1日でした。
おとむらいさん第2巻の見どころ
第2巻の見どころは、
ズバリ家族愛。
家族愛って3文字にするとなんだか抽象的ですが、
大谷作品では、家族の愛情のもどかしさや後悔が非常に美しく描かれており、
きれいごとだけを並び立てる非現実的な物語ではなく、
この漫画のお話しと同じような体験をした人はきっといるんじゃないかなー
なんて親近感を感じずにはいられませんでした。
そう、おとむらいさん2巻では、家族のすれ違い。
家族といえども別々の人間だからこそ、わからない死角の部分がある。
死角となった部分は心のシコリとなりがちですが、
それをおとむらいさんが、人情味のあるあれやこれやを東奔西走しながら
懸命に駆け回って、
いつしかそんな家族の心にズシンと残っていたしこりがとれるような、
許されるような、
そんな物語でした。
それってすごくありがたいことだし、
僕自身も家族とのわだかまりやお互いに理解してない部分のシコリがありますが、
きっとわかりあえることってできるんだ。
家族だもん。
って前向きな気持ちになれました。
壇蜜主演でドラマ化してほしい
今回は表紙の帯に壇蜜の推薦文が載っていて
壇蜜ってセクシー系なイメージですが、
僕のなかではおとむらいさんの音村泉を壇蜜がキャスティングしたとしたら意外にしっくりきそうな感じがしました。
いや、それでも音村さんてもっと天然でちょっとドジっ子な感じもしますが、
おとむらいさんのアニメ化やドラマ化、期待しちゃってます。
大谷紀子先生の魅力ってここだと思う
1.瞳が美しい
2.飾ってない
3.巻末のうさぎ漫画がホッコリする
4.テーマが斬新
5.キャラクターが愛すべき者たちばかり
6.表紙がかっちょいい
7.何度も読みたくなる
8.旅に連れていきたくなる漫画(特にすくってごらん。は旅に必携の漫画です)
9.青春とか人間賛歌を感じる
10.ちょっと辛いことがあってなんか嫌になることがあっても読むと明日もちょこっとがんばりますか!って前向きになれる。
多分挙げればまだまだありそうですが、
それでも魂に沁みる漫画家さんだと思います。
これからも当ブログはガチで大谷紀子先生を応援していきたい所存でございます。
心ゆくまでうさぎを撫でる午後。心が満たされていく…!🐰 pic.twitter.com/qIdRxePu2o
— 大谷紀子 (@noriko_ohtani) 2016年6月3日
漫画の巻末にでてくるうさちゃん。
大谷紀子先生の描く「ぼく明日」も7月コミック化決定。
来月の今頃には『ぼく明日~』の単行本も出ますね。どちらも合わせて読んで頂けると嬉しいです(*^^*)
— 大谷紀子 (@noriko_ohtani) 2016年6月13日
ぼく明日とは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
こちらでぼく明日のWEB漫画は読むことができます。
2016年7月11日(月)発売予定
ぼく明日、これは泣けます。
小説版読んだんですが、泣けます。
大谷先生が描くコミック版のぼく明日も泣けます。
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