仕事をやめて人生を買い直した男の話をしよう
人生を買い直す。
人生の次のステージに行く。
ステージが変わる。
自分が自分の人生の所有者になる。
所有権を誰かに与えない。
この言葉が頭をよぎったのは、
そうもう4年ほど前になります。
それまでは仕事人間だったその男は
仕事に生きがいを感じ、そして忙しいそんな生活の中でも幸せを感じていました。
自分の人生の有限さや自分が自分の人生の所有者に果たしてなっているか?
そんなことも考えずに。
ちょうど4年前にそんな男にも転機が訪れます。
最愛の母の死。
火葬された後に拾った骨の軽さと美しさ、
そして形あった肉親の姿がもはや骨と灰になったという虚無感。
命ってなんだろう?
家族ってなんだろう?
自分にもいずれやってくる死というものはいつ来るのだろう?
ここで男はいくつものクエスチョンマークが頭に過ぎりました。
ということで駆け足で生きてきた人生にようやく急ブレーキを踏むことができ、
そこで考えたのは、
・人生は有限である。
・時間は誰にも平等に流れる
・自分は果たして自身の人生のオーナー足るや否や
・もしかしたら自分の人生を安いサラリーで誰かに明け渡しているのではないのか?
そんなことを考える日々が続きました。
そう、仕事をすることは悪くない。
仕事で得たお金で人は生きていかなくてはならないから。
でも、果たして男の人生のエンドロールが流れる間際、
悔いなし!!!!と言えるのだろうか?
そこに何かの引っ掛かりを感じながらそれでも男は生活のために
自らの仕事を放棄することはしませんでした。
人生を買い戻すには自分に問いかけて見よう
疑問が拭えない状態は男にとっては辛い日々でした。
今まで迷いなく突き進んだ日々、
そんな日々の意義がもしかしたらただの甘えだったのかもしれない。
もっというならば自分の人生の重要なものを安易に放棄しているのではないか?
ホントウニシタイコトソレ?
この言葉が頭から離れません。
仕事はやりがいはあるものの、
・絶対に自分の非を認めない上司
・月300時間の労働に20万のサラリー
・理不尽な要求
・摩耗されていく時間と身体
・まったく上がらないサラリー
60歳になった時のことを男はそれまで想像できませんでした。
しかし、母が亡くなったのは69歳。
遠くない未来に自分の死が待っているのかもしれない。
そう思うと、自分の人生は果たして誰のものだったのか?
そんなことを思ってエンド、それは嫌だな。
とおもいました。
人生を買い戻せないブロックの数々
とはいえ、仕事をやめることは13年働いてきた男には大きなことでした。
・サラリーがなくなったらどうやって生きていこう
・保健は?
・年金は?
・結婚は?
そんな恐怖がブロックとなり、
決断を鈍らせます。
でも結局、安い賃金で安定を、安心を買ったつもりでいたのは
実はすべて幻想なのかもしれない。
そうおもいました。
自分の心、決断にブロックしているのは漠然とした不安と
自分の臆病さ
わかっているけど、でも
その一歩が果てしなく遠く重い。
そんなことを考えながら、
男は決断をようやくしました。
仕事を辞めよう。
やめることが始まりになり、
自分の人生の再出発になる。
やめないで後悔するくらいならば
いっそ清々しくやめてみよう。
やめてから考えよう。
まずはこのレールから降りよう。
資本主義社会。
企業は買い叩きをして安いサラリーを
生活の安定として労働力を買います。
人はその安定のために自分の人生の最安値に近い状況で
自分の人生の所有権を企業に明け渡します。
あとは考えること行動することに対して戒めとブロックをかけて
ただ盲目に、
まるで牧場の羊のように労働していく。
そのうち年齢も30代、40代、50代となり、
ますます人生のレールから降りることがしずらい環境に自らを追い込みます。
そしてゲームオーバー。
おめでとう。君の人生は君じゃないオーナーが実はいたんだよ。
なんて種明かしをされて、気がついたら埋葬されている一回こっきりの人生。
男はそんなレールから降りてみました。
人生を買い戻すには一度手に持っているものを捨て無くてはならない
そして、男は捨てました。
・職責
・サラリー
・社会保険
・会社での肩書
・締め切り
・糞みたいな上司もろもろ
手放してみて感じたのは
自分がしがみついていたものは決して大した宝物でもなかった。
怖くてちゃんと直視していなかっただけのそんなものを手に汗を握りながらずっと握りしていていたんだね。
お疲れ様。
男は自身にそんな言葉を投げかけました。
さぁ自分の人生を買い戻そう
そして、ここからが再スタート。
でもね、そこまで何もかもうまくいきません。
怪しい人に騙されそうになったり、
自分の存在意義を見つけるのも簡単ではありません。
そうこうしているうちに、
人生にはドラマが転機がやってきます。
ある程度内容を端折りますが、
男は、今まで一ヶ月かけてもらっていたサラリーの五倍を
わずか半月で得られるようになりました。
ここで思ったのは、
もしかしたら、実際に20万という縛りも自分が設けたマネーブロックだったのかもしれない。
実際に人生を買い戻すっていうのは
・マネーブロクを取り外す
・自分が今まで稼いだことがない金額を稼ぐように奮闘する
・そしてそれを達成する
その過程で学ぶことは非常に多い。
人生のステージが変わる。
次のステージに進む気持ちがしました。
仮に今まで一ヶ月で稼いでいたものを一週間で稼げたら、
人生は加速する。
その分、もっともっとしたいこともできれば、
会いたいひとにも会える。
そう、
人生は元々自分の所有しているものなのに、
それを簡単に誰かに与えてはいけない。
手を離さずにちゃんと守らないといけないんだ。
男はおもいました。
実際に人生を一度仕切り直し、男に起きた変化としては
・無駄なストレスがなくなった
・フットワークがかるくなった。
・ブルーハーツをよく聞くようになった
・ポケモンGOをよくするようになった
・自分の人生を歩いている実感を得ることができた。
そんなところですかね。
この数年の経験から男が学んだ人生をもう一度買い戻す方法は
人生を買い戻す方法まとめ
・まずは疑問を持つこと
・次に失うことを恐れないこと
・大事な決断は自分で決めること
・自分の人生の終わりを意識すること
まずは疑問を持ちましょう。
自分に才能があるなしに関係なく、
自分の人生を安売りするのはもったいない。
そして一回失ってみましょう。
気持ちが案外いいものです。
さらに、大切な決断を色々な人に相談しないこと。
決断がぶれます。
その決断が間違っていたとしても
自分がした決断ならば
決断も自分が負えばいいだけ。
最後に人生は有限。
いずれおしまいです。
終わってから後悔しても仕方がありません。
一回こっきりの人生だからこそ、
誰がその所有者なのか、常に考えて生きる。
シンプルですが、
とても大切なこと。
今自分の人生を省みて
同じような考えの人、
続けることも正しい。
やめるもの正しい。
ただし、考えない、思考を放棄するのは正しくない。
一回ひとりきりになってじっくり考える。
これが人生を買い戻すファーストステップとなります。
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なんてあるけど、
そういうのは僕はやりません。
その人の決断はその人の思考の限界まで突き詰めて考えた方が
精度が高い。
考える事は、シンプルだけど難しい。
難しいけど、答えは自分の中にしかない。
これを読むあなたは、
まるでタマゴの中の雛です。
新しい世界に行くには
今いる世界を破壊しなくてはいけない。
タマゴは内側から破られるのを待っている
自分の心に広がる宇宙だ。
健闘を祈ります。
素晴らしき人生を!
ライター:かみじょー
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