SXOで成果を出すための方法とSEOとの違い
今後SXOにSEOから検索基準が変更される時代がすぐにやってきます。
SXO(検索体験)で成果を出すためにブロガーがサイト運営者が知っておきたい基礎知識。
最初に結論から書いておきますとSXOはSEOのように定着する言葉にはならないと思われます。
現在、Google検索などで検索上位に来れば来るほど、その記事やサイトは多くの閲覧者を得ることができます。
そんな基準がSEOからSXOに変更していく。
一体SEOとの違いはなんなのか?
というのが今回の記事となります。
けっこうこのSEOにしてもSXOにしても
・基準が曖昧
・定期的に基準に変更がかかる(◎◎アップデート)
・今まで通用した手法が通用しなくなる
というまるでいきものなんだよなーSEOって!
って思われた方も少なくないでしょう。
さて、今回はそんなSXOについて記載していきます。
※この記事は自身の経験と感覚で書いていますので、もしかしたら実際のSXOと違いがあるかもしれません。
しかし、自身が実践してみて効果的だった方法から今回のSXOについて書いています。
SEOの評価基準て簡単に言うとこれ
SEOとして重視する点を優先順位が高い順に記載すると
1番:記事本文(文量が多い。オリジナリティ。キーワードを全本文の5%くらいの文量で含んでいる)
2番:記事タイトル(キーワードを含んでいる。第二第三キーワードも含まれている。検索されやすいタイトルとなっている)
3番:キーワード(本文の序盤に重要なキーワードを極力散りばめる=全本文を読まずに離脱する人も少なくないためにも)
4番:ディスクリプション
それ以外にもDA(ドメインパワー)がある外部リンクが複数ある
記事の検索頻度が高い。
1.記事本文について
とにかく記事本文の文量とSEOは比例している。
しかし、その記事にオリジナリティがないと効果は半減してしまう。
昨今ではキュレーションがパクリ→リライトをしてその基準をかいくぐっていますが、
おそらく全コピはNG!でも、7割くらいの近似値だったらセーフっていうグレイドーンがあるように思えます。
ちょっと逸れますが、そもそもキュレーションがそれだけSEOで効果を発揮するのは
・DAが高い
・記事の更新頻度が高い
・外部リンクが多い
という3つの要素で検索順位を上げている。
となると、個々人で対応するには、
DA:時間が経てば(長期的に数年運営すればDAは上がります。即効性を求めるなら中古ドメイン)
記事:記事数を書くことを意識。
外部リンク:外部リンクについてはリンクジュースが得られる外部サービスを活用
などの手法があるかと思います。
またファスト性。
どこよりも早くそのトレンドについて書く。
ということも瞬間風速を上げるには有効な手段となります。
■ここまでのまとめ 現状での検索基準を左右するのは 1番:記事本文 2番:記事タイトル 3番:キーワード 4番:(ディスクリプション) |
SXOという検索基準ついて
SXO=「検索体験の最適化」のこと。
検索体験とはなんぞや?
という風に思う方、多いと思いますが、
このSXO検索体験というものをザックリ説明すると・・・・
1・人は検索窓に「自分の悩みやもっと知りたいコト」を打ち込んで「答え」を探そうとする。
↓
2・グーグル様がキーワードに基づいて検索結果を上から表示してくれる。
↓
3・しかし、上から開いていってもそのサイトの内容がタイトルと違って薄かったり、
お門違いだと人はそのサイトを閉じて次のいったんグーグルに帰ってから次のサイトへ答えを探しに行く。
↓
4・このある「種出戻りのような現象が頻発しているサイトやブログ」は「劣悪なものとGoogleから評価され」、順位が変動していく。
検索してみて、自分が知りたいものだったのか、それとも知りたいものじゃなかったのか、
実際に読んでみて、それが知りたいことだったのか
それとも知りたい内容がないので他の検索で出てきたサイトへ行かなくてはならないのか
これが「検索体験の最適化」
■ここまでのまとめ SXOとは 検索体験 |
SXOの専門用語とその活用方法
次にSXOの専門用語がいくつか出てきました。
またこれはSXOを知りうるためには大切な内容だと思います。
イメージ的にはサイトとは書店です。
書店に行き、ほしい本を探す=サーチエンジン
実際に本を手に取り、目次を見る=インデックス
本の内容を読んでみて、ほしい内容か判断する=記事
実際にnoteなど有料サイトはお試し部分として若干内容が読めたりします。
それ以外のブログは内容を最後まで自由に読むことができます。
今の時代、中身が視えないものにお金を使う人は少ない(手法を変えれば可能ですが)
今の時代、ほしい情報がなければ本は閉じられ、ブログは離脱される。
では今回のSXOが指し示す、検索体験、そして欲しい情報とはなんでしょう?
例えば
「ポケモンGO コイキング」と検索しても
検索した人によって欲しい情報が変わります。
それは
・コイキングが出現する場所を知りたい人
・コイキングのワザを知りたい人
・コイキングからギャラドスに進化させるための方法を知りたい人
・コイキングの関連グッズがほしい人
コイキングの出現場所もそれが「東京」なのか、「名古屋」なのか
そういう場所によっても違ってきますし、
まさに検索した人のニーズは千差万別。
おそらく全員が求める情報を載せるのにはかなり文量が多くなることは間違いないのですが、
そういう時はコイキング関連記事を複数書いて、それを一個まとめ総合記事として統轄しておくと
内部リンクから検索者が読みたいページにジャンプできるので有効的。
キーワード選定が上手で、文量も申し分なく、またオリジナリティがあり、「SEO」が施されて、
結局、訪問者の読みたい内容でなくては意味をなさない。
検索順位が上に持って行けても、
それ相応の反応が無い(内容が薄い、タイトルに沿っていない)
サイトは今後は評価が下がる=表示順位がさがる。
今後SEO→SXOになると今以上にこの検索順位の変動が起こりそうですね。
さて、SXOの専門用語についてです。
・ショートクリック(Short click)
サイトからすぐにGoogleに引き返されちゃうこと。
ユーザーの「求める情報とサイトに掲載されている情報が合ってない。
または内容の質が低い」からスグに引き替えされちゃうから当然、グーグルの評価は下がる。
検索してみて、せっかく自分のサイトに来てくれました。
そこまでは嬉しいのですが、短時間での離脱が多発すると、SXOの評価は下がるよー!!!
ていうことです。
・ロングクリック(Long Click)
ユーザーがGoogleに引き返すまでにサイト内に長時間いてくれること(サイト内での滞在時間が長い)。
グーグルの評価は上がる(滞在時間が長いとこのサイトは価値が十分あるサイトであるという評価)。
検索してきてくれた人が自分のサイトに長時間いるような工夫をしておけば、それがSXOでの評価アップとなる!
で、その「工夫」とは・・・「内部リンクを貼る事」!!
また、基本の記事の文字数だけど、最低でも1000文字は必要。
記事のボリュームがない時点でSEOでもSXOでも評価されないから。
出来るなら1記事2500文字は欲しい。
実際に僕も試みとしてYouTubeの関連動画などを埋め込みで入れてみましたが、
そんな小手先の方法はほとんど無効果。
本当に来てくれた人の滞在時間を上げるには、
それはそこに必要なものがあり、
またそれに関連する記事がある(もちろんこれも必要性を感じさせないと意味がありません)
・ポゴスティッキング(Pogosticking)
検索してる人が、複数の検索結果を行ったり来たりする事をさす。
なんでそうなるのかと言うと、検索でサイトを訪問したけど、
「求める情報や役立つ情報がなかった!ハズした!」
と判断してまた検索結果(グーグルの画面)に戻って他のサイトにアクセスして、
そこも「役立たず」でまたグーグルに戻って〜の不幸な繰り返しの事。
ポゴスティッキングが起こると言う事はユーザーが「求める情報とサイトに掲載されている情報が合ってない。
または内容の質が低い」事が原因。
で、グーグルはこれもまた、ろくでもないサイトと判断して、これが頻繁に起こってるサイトの評価を下げる。
直帰(もしかしたらショートクリック)と違う点はユーザーが検索画面に戻って他のサイトの情報を探す点。
直帰の場合はユーザーが「情報を得られた事に満足して他のページを見ずにサイトを離れた可能性がる」けど、
ボゴスティッキングは「行ったサイトじゃ役立たず」だったと思っているから。
で、このポゴスティッキングを回避するには
「対象キーワードと記事の内容を一致させる!記事の質を高める!!」といった努力と対策が必要。
また「来た人=ユーザー」を満足させるためには・・・
・コンテンツのボリュームが重要。
・読み手の共感が得られるような書き出しを心がける。出だしはタンタンと必要なデータを出す。
また
・冒頭部分がすごく大切で、冒頭部分に関係ないことを入れない。
最初からクライマックスだぜ!的に最初に結論を持ってくることも大切。
・クリックスルー率(Click-through rate)
クリックスルー率とは「SEOで検索ヒットした自分の記事の(が表示される回数)頻度」と
そのキーワード検索がヒットして表示された画面での中で「自分の記事がクリックされる(回数)頻度」のこと。
高いほど優良な記事になる。
例えば「ポケモンGO 天保山 出現ポケモン」のキーワードで70%の頻度で検索ユーザーの目に止まる(検索上位のページにいられてる)
けど、しかし、BUT!
その70%の検索者のうち、90%がクリックしてくれたならそれは間違いなく優良な記事。
逆にその70%のうち、20%しかクリックしてくれなかったらこれはイマイチな記事と判断される。
これは今のサービスだと、Googleウェブマスターツールでチェックできます。
自分のサイトのキーワードの
・検索順位
・クリック率
これ、もしも検索順位が一位だとしても10%しかクリックされていなかったら
それは何か問題があることを指しています。
■ウェブマスターツールからの調べ方は
・検索トラフィック
↓
・検索アナリティクスから調べられます。
・ネクストクリック(Next Click)
ポゴスティック(どのサイトも役不足でグーグルの検索画面とサイトを行ったり来たりすること)後、
ユーザーが次にするクリックこと。
これは既存(既にあって、前から知ってはいたサイト)の検索結果、
もしくは、新しい検索を実行した後のクリックも含むので、
二番手でも三番手だとしても表示順位は上位でなくても、クリックされる率が高ければ、その記事は評価しちゃうこと。
これは何が言いたいのかといえば、
実際に調べてみた検索したけど、なんか知りたいことが全然載っていない!
って検索画面とサイトを行ったり来たりする行動。
つまりは最初のスタートダッシュで1頁目の5番目くらいに上から数えて入っていた場合、
SXOの観点では、1~4番目が大したことを書いていなかったとしたら
5番目でも一発逆転のチャンスがある!
ということを示しています。
・ネクストサーチ(Next search)
ユーザーが新しい検索に移行したケース。
2回目の検索のクリック率(Click rate on second search)で、パーソナライズ検索や過去にクリックされたことにより、
前回のページの順位が上がる。
ネクストサーチは上記のネクストクリックとほぼ同じような意味合いですが、一番に検索されなくても
検索者に本当に必要な情報なら、評価はされていく、という指針
このネクストサーチについては
検索者は
1stクリックを行い、おそらく検索上位のページを見ます。
そこで納得すればスマホのサファリを閉じて違うことをするでしょう。
でもこの1stクリックで欲しい情報がなかった場合は、
もう一度検索が目に「←」ボタンで戻って、検索第二位をクリック。
そこで納得行く記事と出会えたら、そこにしばらく滞在するでしょう。
つまりは相手(検索者)の気持ちやニーズを考えて記事を書かないといけないのと、
おそらくですが、
上位に来るサイトのドメインを見て
「ああ、ここはこないだ見たけどちっとも大したことなかったからクリックしないどこ!」
っていう現象も起きそう。
■ここまでのまとめ SXO検索体験を活用するには ・検索者に短期離脱をさせない工夫が必要 ・内部リンク超大切 ・実際にスタートダッシュで勝てなくても二番手につけている記事がSXOの観点から1位になることもしばしば ・しかし、もともと検索の2頁目以降に入る記事はSEOやSXOという前に自分のサイトの体質を見直す必要あり |
SXO検索体験まとめ
冒頭で書いたとおり、
このSXOっていう言葉はそれほど一般化しないと思います。
これはSEOの概念がSXOよりに変わるけど、
SEOに変わってSXOという言葉が主流になることはなさそうです。
理由としては
・SXOってなんて読むの?エスエックスオー?
と読みづらい
・SEOの概念がSXO(検索体験)寄りにはなるが結局検索体験という意味を含んでSEOが使い続けられる。
・またこのSXOも定着するのに時間がかかりそう。
SXOがSEOと大きく違う点は、
検索した人が満足した記事なのか、いなか。
言い方悪いですが、SEOは早く長くちゃんと書いたもんがち!
っていう感じがしました。
とにかく書いて文量が多ければ、上位にきやすい。
しかし、今後のSXOに変更していくと今度は
その「記事の価値」を問われることとなります。
つまり我々書き手は
検索キーワードと、自分の記事との親和性、連動性、必要性を考えて書いていかなくてはいけない。
・親和性:本当に合致したマッチングした内容なのか?
・連動性:一記事読んだ後にどこにクロージングさせるのか?
・必要性:そもそも読む価値あった?
読みやすさ、装飾の有るなしっていうのも加味されるでしょうが、そこまで大きな問題ではないと思います。
書店に行き、ほしい本を探す=サーチエンジン
実際に本を手に取り、目次を見る=インデックス
本の内容を読んでみて、ほしい内容か判断する=記事
書店に行った時
本を立ち読みした時、
実際に読んだ本をそっと本棚に戻した時
買った本と買わなかった本、
そこに今回のSXOを攻略するヒントが大きく有るように感じました。
ライター:上條
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