初心者のためのTED第二回根本的にTEDってなんなのか?
初心者のためのTED第二回です。
そもそもこの記事が第一弾に来るべきでしたが、
全体像よりも実際にスピーカーとして活躍している人のことを知りたいと思い、
前回はエイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」
こちらについて焦点を当てて書いてみました。
ライターとして、「咀嚼」する行動ってすごく大切で、
知ったかぶらず、まずは初心者素人の観点からきちんと噛み砕いて飲み込んで見る。
ご飯を食べる所作とブログを書くために調査し咀嚼する行為は非常に似てます。
・自身の栄養になるし、またそれが血肉となります
・自分が成長します
・誰かにそれを提供することができます。
さて本題!
まずはTEDってなんなのか?ここから今回は紐解いていきましょう。
TED初心者のためのTEDとは
TEDとはアイディアの宝庫である!
・TEDスタートは1984年
意外と歴史が長いTED。
1984年となると僕はまだ4歳(1980年生まれ)
そこがTEDの始まりでした。アメリカで誕生したTED。
TEDは略語ですが、
・Technology
・Entertainment
・Design
この頭文字をとってTED。
・Technology=技術
・Entertainment=芸能、エンタメ
・Design=デザイン
この三位一体となったスピーチショーがTEDなんですよね。
ここで自分なりの解釈を加えれば
TEDの意義というものがそもそも根底にあると思うのです。
就職活動で言う所の御社の経営理念!みたいなやつ。
・TEDのコンセプト
「価値のあるアイディアを広める」
技術面、エンターテイメント性、そしてデザイン性の面で
価値あるアイディアを世界に発信して行こう。
これがTED。
価値あるアイディアとは、それが既存のものでも既存ではないものでも
同様に誰かの心に届いて、
生活を豊かに!心を熱くしていくスピーチをしていこう!
つまりはこのTED自体、スピーカーが主役ではないんですよね。
あくまでも主となるのは動画や会場でそのスピーチを鑑賞するオーディエンス。
ということは、誰かの心にヒットし、役立つ、または前進総毛立って心が震える、燃えてくるようなサービスの提供。
これがTED!
僕も去年は2回ほどサンクチュアリ出版にてトークショーをさせていただきましたが、
結局、いいプレゼンテーションとは、
・演者が自分の利益よりも会場の参加者の益に重きを置いている
・参加者が来てよかったと思えるものであある
ここは外せない要素だと感じます。
・アメリカでの過去の登壇者は
・U2のボノ
・元アメリカ合衆国大統領のビル・クリントン
・料理人のジェイミー・オリバー
・wikipediaの創設者ジミー・ウェールズ
・amazonの経営者ジェフ・ベゾス
こう見るとどの方もイノベータであり、自分で時代を切り開いて
時代の流れに飲み込まれずに自らの流れを作っていった人物。
特に僕はAmazonの創始者ジェフ・ペゾス。
ペゾスの半生記を読んだのですが、
ペゾスさん、1964年1月12日生まれ。現在52歳
1994年にペゾスさんはもともと一流企業で生活の保証も万全だったのですが、
「もしも80歳まで今の仕事を続けて、その時に後悔はあるだろうか?」
そう自問したそうです。
そこで自分の胸に芽生えたまだ94年といえば、ネット黎明期でもないし、創世記のこの時期に
ネットを使ったショッピングをしよう!と決断。
普通だったら、月50万円とかもらえるサラリーマンとしての安定を捨てて、
成功するかどうかもわからないし、まだそのネットビジネスっていう面で成功者が少ない荒野にすべてを捨てて
歩み出るっていうのは、いわば狂気の沙汰。
そんな覚悟や決断がなければ今僕も毎月のように活用しているAmazonというサービスは生まれなかったでしょう。
何かしたいことある時にそれとの向き合い方で、
ペゾスのテストというものがあります。
※自分に以下の問いを問いかけてみてください。
1.80歳になった時、後悔するだろうか?
2.どうしてもあたまから離れないアイディアがあるか?
3.やりたいことをリスト化し、自分がやらなかったら後悔しそうなもの以外は削除していく
4.リストに残ったものを見ながら、自分の人生が残り僅かだとわかった時に後悔しそうなものを3.4個しかできない。
残りは諦めなくてはならないという状況に置かれた時に投げ出したくないアイディアやしたいことを書き出す
5.残った3.4個に改めて優先順位をつける。
これで本当に自分がしたいことがわかりましたね!!!!
っていうチェックテストがペゾスのテストなんですね。
ジェフ・ペゾスさんの言葉にこういうのがあります
「ビジネスに関連してよく出る質問は、なぜ?である。」
「いい質問だけど、これと同様に有益な質問がある。」
「それはなぜ、そうできないのか だ。」
つまりは、
なぜ、君はそれをしないのか?できないと思っているのか?
もっと掘り下げると
できないと決まっているわけでもないのに
どうして君は自分自身でそれをできないとしてしまうのか(もったいない!!)
やってなれないことはない。
大切なのは、やれると信じ、最後まで投げ出さない事。
都合のいい、綺麗な言い訳を自分で用意することほど惨めなことはない。
っていうことだと思います。
ちょっと内容がジェフ・ペゾス寄りになってしまったのですが
もう一度TEDについて話を戻しましょう。
・2006年からのTED
2006年からは、世界の著名人やスピーカーが行ったワクワクするようなプレゼンテーションを
1,400本以上収録した「TEDTalks」をネット上での無料配信が開始されました。
多分僕が昨日動画で見たのもその一連だとおもいますが、
せっかくいいプレゼンテーションならば、アメリカのみならず、
世界に発信していこう!という取り組みが開始されました。
とゆど10年前にTEDは大きくその市場を広げていったわけです。
またその動画は、現在で関連動画を含めて再生回数は世界中で10億回を突破。
1000000000回を超える!
これは世界的な反響の大きさを示していますね。
また、僕がきのうみた動画も日本語翻訳されていましたが、
そんな動画をボランティアの翻訳家によって1,000本以上の動画は日本語字幕付きで公開されています。
無料で母国語で見たいTED動画が見ることがどこでもいつでもできる。
これはいわば一つのメディアであり、一つの世界規模のエンターテイメントになった瞬間でもあります。
・現在のTED
2016年。現在は、他に類を見ない、追随されようもない唯一無二の、オンリーワン「知の集合体」
これがTED.
オーディエンスが
・学生
・主婦
・おばあちゃん
・社会人
・起業家
誰にでも見たい人、欲してる人に
プレゼンテーションが見られる。
あとは見た人の受け止め方次第でいくらでも活用方法は無限に広がる。
まさに∞
また日本でも2013年くらいからですかね?
僕が住む長野では2014年にTEDxSAKUがスタートとなり、
今度参加するTEDxMATSUMOTOは去年2015から開催。
というのが大まかなTEDについてです。
次、TEDxとはなんぞや!という内容に移っていきます。
初心者のためのTEDxとは
・2009年誕生のTEDxプログラム
上記のように、TEDが1984年に誕生し、今や10億再生動画を超え、全世界に動画が配信されているなど
世界的な展開を見せるTED。
そしてさらなる展開として「TEDxプログラム」が誕生しました。
「TEDxプログラム」とはフランチャイズ形式で、アメリカ以外の国でもこのTEDの精神を受け継いたカンファレンスが世界規模で開催!
※ここでいうカンファレンスとは、TEDの精神を継承したフランチャイズの団体や活動を指します。
・2012年までに133国に普及
この勢いたるや!
2009年からの4年間で、TEDxカンファレンスの開催は世界133カ国!1,200市町村にまで拡大というすごい展開!
現在4,300に達しています。
133カ国っていうのは全世界の約70%に相当し、ほぼ世界中のいたるところでTEDカンファレンスが敢行されているという
展開になっていますね。
・TEDxは地場産業を盛り上げ地域創生の一手に
僕の住む長野県でもTEDxプログラムが2014年くらいから広がりをみせており、
言い換えれば、こんないなかの県のもTED熱がある!
これってすごいことだと思うんです。
・地域で運営できるTEDx
TEDxはアメリカ発祥のTEDを継承するだけではなく、
その地域らしさが体現できるという魅力もあります。
農業が盛んな地域なら農業についてのプレゼンもあるでしょう。
うちみたいに山岳部だとそんな環境の中で
または過疎化を止める一手になるのかもしれません。
・TEDxのXはindependently organized event
→独立して組織化イベント
という意味合いを持ち、日本ならばそこにジャパニズムが介在するでしょうし、
メキシコならメキシコらしさ、
その地域でしかできないプレゼンテーションができる。
またスタッフはその地域在住の人が行うことが多いので
地域のお祭りの一つ、そんな意味合いも持って言います。
・日本でのTEDxの広がり
日本では
・TEDxTokyo(東京)
・TEDxSendai(仙台)
・TEDxKyoto(京都)
・TEDxFukuoka(福岡)
・TEDxTsukuba(つくば)
・TEDxSakurajima(桜島)
・TEDxTohoku(東北)こちらは東日本大震災をきっかけとして
・TEDxSapporo(札幌)北海道在住のネパール人が作った
・TEDxTodai(東大)大学との提携
などが開催されています。
我が長野県では
・TEDxSaku(佐久)2014年5月スタート
・TEDxMatsumoto(松本)2015年よりスタート
という形で波及してきてるわけです。
つまりはTEDとTEDxの違いとしては
大枠、根本のベースメントとしてはTEDが存在し、
世界各地でのそのTED開催というものが
「TEDxプロラム」
という違いなのですが、
ここまでまとめてみると、TEDもTEDxも根本は同じ
精神も一緒となると、
どこで開催されるのか?
この違いしかないように思われます。
ということで12月4日(あ、うちの妹の誕生日でもある)開催のTEDxMatsumotoにむけて、
長野県在住の上條としては微力ながらこのイベントの盛り上げに参加したい!
やるならガチだ!
ガチならやるぞ!の精神にもとづいて行動をおこしていこうと思います。
TED関係者やTEDに興味ある方お友達になりましょう
ということで募集をしてみる。
僕のLINEQRコードを貼っておきますので、
よかったら追加ください♥
熱いことをしましょう!!!!
ライター:上條
コメント