初心者のためのTED3植松努さんから学ぼう
TEDについて、僕が興味を非常に熱く持っているいうことをFacebook上で書いたところ、
言ってみるもんですね!
Facebook上で、多くの方が
・じつは私もTEDについて知りたかったのとか
・この動画見るといいよ!とか
・記事をシェアしてくれたり、なんかめっちゃ応援してもらってます。
自分がしたいことや応援したいこと、興味があることは黙ってないでドンドンと言ってみるもんですね!
必ず自分が行動したことには良くも悪くも反響があります。
それが大きいか、小さいかは関係ありません。
声を大にして、僕はこれに興味があるんだ。
こういうことが好きなんだ。
そう言ってみる。
これが一つのスタートだと感じました。
まずはそんなみなさんにお礼を言いたいです。
ありがとうございます!
さて、ラ・ニョイさんという非常におもしろく、差しで飲みに行きたい友人が
「植松努さんのスピーチは見るべき!胸が熱くなる!」
と教えてくれました。
20分の動画ですが、3回見ました。
胸が熱くなり、不覚にも泣きそうになりそうなほど、こみ上げてくるものがありました。
ものすごくおすすめです。
さすがに動画って一回みただけじゃその人の凄みってわかりません。
せいぜいわかった気になるくらいです。
何回も何回も、他にしていたことがあってもストップして見てみる。
そこで気がつくことや学べることが沢山ある。
そう感じます。
今回のテーマは「思うは招く」
思って、欲して、口にしたことは実現する。
そういうある種のマインドからの引き寄せのお話です。
僕がこの植松さんのスピーチで特に凄みをかんじた点、いくつかまとめていきたいと思います。
TED植松さんのスピーチのここがすごい!
■フラット。変に気取らない、普段の自分のスピーチを
まずはこういう舞台に人はたった時に、
自分をよく見せよう!いい意味でも自分を鼓舞します。
それが普段の自分とは違う自分を引き出したりもしますが、
僕はこのスピーチを何度見ても、植松さんのスピーチはフラット。
きっと何度も何度も事前に練習をしてきたんだろうなと感じました。
■スピーチの目的は聞いてくれる相手へのプレゼントだ
ここで感じだのは
自分をよく見せよう!というものではなく、
終始一貫して、この会場に来てくれたオーディエンスの方の時間を頂戴してお話する以上
相手が満足、いや満足というよりも心に何か残るプレゼントをしよう。
そういう気持ちで話しているように感じました。
■聞きやすい声量や音質
これもすごく大切ですが、
早口でもなく、平坦でもない。
聞いてくれている人がいることを意識して、
相手にスッと入ってくようなスピーチ。
これは自分が事前に話したものを自分で何度も見、
また人にも見てもらい、
ここはもう少しこういう風にした方がいいとか、
話の構成はもうちょっとわかりやすくこうした方がいいという
調整。
植松さんのスピーチは
・主題「夢を描こう」
・幼少の頃のおじいちゃんの話「おじいちゃんの笑顔がみたい」
・少年期の学校の先生の話「できそうな夢しか見ちゃいけないのか」
・お金の話「もっといいものを作ろうとして知らないどこかで頑張っている人がいる」
・本の話
・会社を作った話
・児童養護施設でのボランディアの話
・どうせ無理。無駄を超えるには→だったらこうしてみたら?に変えていく
・やったことがない人の適当な言い訳「どうせ無理」
・人の出会いには意味がある「神様があんたとあんた、会いなさい」
・ひとはたりないから助けあえる。
・生まれたときから諦め方を知っているひとなんて一人もいない
・大切なのは、できない理由を探すことではない。できる理由をかんがえることだ。
↓
・だったらこうしてみたら?で夢は叶う。
■共感という面
・人は生きていく上で多くの否定を受けている
・夢ってなんだろう?
・自分ができることとできないことの違いってなんだろう?
・人との出会いってなんだろう?
・本当に誰かの言った否定は、正しいのか?
・自分はこんなものなのか?いや違うだろう。
これって誰もが一度は感じ、悩み、思うこと。
誰もがその応えを知らないから流されてしまい、考えるのをやめてしまうこと。
でも、本当は誰かに
「それは違うよ!」
って自分の中の否定を否定してほしかったんだと思います。
共感ていうのは、
自分が持っている弱さと向き合える勇気を貰える言葉や場所。または体験。
共感は実は自分との対話なんですね。
人のお話を聞きながら、みんな自分と対話している。
でも、プライドが邪魔し、忙しさが邪魔し、世間体が邪魔をし、
そんな自分の心に蓋をしてしまう。
その蓋を開けてあげることが、このTEDでの一つの大きな意味であり、意義じゃないのかな?
僕はそう思うのです。
さて、
植松さんのスピーチを聞いて、浮かんだ一曲の詩。
THE BLUE HEARTS「未来は僕らの手の中」
カイジのOPテーマです。
未来は僕らの手の中にある。
あるのに、それを手放してしまう人がなんと多いことか。
僕らは泣くために生まれてきたわけじゃないよ~
僕らはまけるために生まれてきたわけじゃないよ~
ですね。
ライター:上條
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