上條的2016年を代表する漫画とは
2016年も残り日数が12日。
つまりは二週間を切りました。
そこで今回は「2016年に上條が読んで面白かった漫画」について
上條が買ったり読んだりする漫画も年々、変化しております。
~10代:コロコロ
10代:ジャンプ・マガジン
20代:ジャンプ・マガジン・モーニング・アフタヌーン・スペリオール
30代:ジャンプ・マガジン・BELOVE・モーニング・ゲッサン・近代麻雀・etc
お!年々読む幅が広がっているけど、基本的に昔から読んでいる週刊誌はかかさず読む。
そういう感じがあります。
そう考えると、漫画とのご縁も人生の大きな縁の一つだと思うんですよね。
今回は10選ということで括りをつけとかないといけないので
一応のルールとしては
・2016年に発売されたコミック
・上條が2016年に実際に読んだコミック
という括りでお届けしていきます。
2016年第10位クズの本懐
作者:横槍メンゴさん
アニメ化・ドラマ化も決定したクズの本懐。
非常にアンモラルな雰囲気が漂うこの作品。
12月24日に最新7巻が発売となります。
あらすじ:高校生の花火と麦はそれぞれ報われない片思いをしている。
報われない結ばれない恋で生じた心の隙間を埋めるためにカップルとなった二人。
百合展開もあり、色々あるんですが、
一言言うならば、
「生々しい!」
エロさ:★★★★★
絵柄:★★★★★
実際にこういう関係の人多そう
2016年第9位ふつつか者の兄ですが
作者:日暮キノコさん
ふつつか者の兄ですが。を知ったのは作者である日暮キノコさんの「モンクロチョウ」を読んだのがきっかけ。
モンクロチョウはちょっと生々しい恋愛ストーリーなんですが、
こちらのふつつかものの~は
あらすじ:引きこもりの兄を持つ志乃は普通の女子高生。
ある日、そんな引きこもりの兄が引きこもりをやめるといい出したのだが…
「ふつつか者の兄ですが」4巻でおそらく一番手のかかった見開き。背景とトーンの密度…アシスタントさんが頑張ってくれました(^-^) pic.twitter.com/Nr9Qvz7jhN
— 日暮キノコ (@higurashikinoko) 2016年11月28日
このふつつか者の~で最も惹かれる点は
「社会復帰」「家族愛」というより「兄弟愛」にあると思う。
年頃の女子高生の妹と引きこもりの兄、これは日本で同じシチュエーションの家族は少なくないでしょう。
そこには世間体とか葛藤とか諸々あるんでしょうけど、
それでも読んでると元気になれるストーリー。
特に最新巻の4巻からの展開が面白い。
家族愛:★★★★
共感度:★★★★
けっこう好きになる作家さんの作品、他の作品も読みたくなるんですよね!
食う寝る二人住む二人も好き❤
2016年第8位だがしかし
作者:ことやまさん
駄菓子屋さんを舞台とするだがしかし。
懐かしい駄菓子を題材に一話完結の物語。
読むと駄菓子が食べたくなることは言うまでもない!
あらすじ:駄菓子屋で生まれたココノツ君は父から駄菓子屋を継ぐ事を望まれています。
しかし、本人は漫画家になりたいっていう夢がある。
そんな時に大手駄菓子グループのご令嬢ホタルさんがシカダ駄菓子店へやってくるのであった…
ホタルさんのスタイル:★★★★★★★★★
駄菓子が食べたくなる度:★★★★★★
水曜日 pic.twitter.com/GmH1GYpbtY
— コトヤマ (@cot_510) 2016年12月13日
現在連載中の方は、ヒロインのホタルさんが途中から登場しなくなる!
というまさかのヒロイン交代が行われました。
最新号でまたホタルさんが再登場してましたが、
なかなかに最近の展開は駄菓子屋というよりも
ココノツ君の漫画家への挑戦!的な内容がシリアス展開でした。
アニメの二期もありそうな感じもするし、
現在サンデーで人気マンガの一つにまで成長したすごい漫画!
2016年第7位恋は雨上がりのように
作者:眉月じゅんさん
中年店長と女子高生の淡い恋模様。
恋は雨上がりのように。
恋も雨上がりのように、
うまくいかないことがあってもそこから晴れ間が視えてくることがある!
中年男子には希望を抱かせるような物語。
あらすじ:ファミレスの店長と足を故障して陸上競技を引退したトラウマを抱える女子高生橘あきらの物語。
ファミレスの店長はバツイチで冴えない男なんだけど、仕事に一生懸命だったり、優しいところにあきらは惹かれていく。
話下手でうまく想いを告げられないあきらと、そんなあきらをほっとけないが
立場的、年齢的に踏み込めない店長の切ない恋模様。
もどかしさ:★★★★★
純愛度:★★★★★
【全部で何枚?】知っていますか?コミプラの天井には複製原画の数々が…!本日は最新刊好評発売中!『恋は雨上がりのように⑥』よりヒロイン橘 あきらの複製原画をご紹介♪是非お買い物のついでに上を見上げてみてください! pic.twitter.com/tzUqyqKOAV
— 芳林堂書店コミックプラザ (@comicplz) 2016年11月3日
ほんのすこしずつ、超ゆっくり進展していく、変化していく二人の関係を
読者として見守っていく!
そんな感じの漫画です。
これもノイタミナあたりでアニメ化してほしいし、
実写映画とも相性いいと思うんだけどなー
2016年第6位古都こと
作者:今井大輔さん
京都を舞台に大学生の恋模様。
男性視点:ユキチのこと
女性視点:チヒロのこと
それぞれ3巻ずつ発売されている。
同じ出来事でも男女視点を変えると受け止め方とか
解釈が違うんだなって思いました。
ちなみにゲス極のVOみたいないけ好かないキャラが登場してきて(髪型もキノコヘアーw)
そこら辺も面白い!
あらすじ:京都の大学生ユキチはとあることから同じ大学の後輩チヒロと知り合う。
運命を感じるチヒロと他に好きな女性がいて、チヒロのことを意識していないユキチの距離がだんだんと近くなる!
読者の声:
・恋ってちゃんと踏み込まないと伝わらないことばかりですね(かみじょー 36歳)
・なんか理屈っぽいユキチが少しずつ心を開いていくところが好きです(かみじょー 36歳)
・3回くらい泣きました。(かみじょー 36歳)
ということでこの本、僕はキンドルで読みましたが
電子書籍で読むとかなりいい感じ!
旅に持っていきたい一冊!
『古都こと』ひとつの恋の裏表。男目線全3巻と女目線全3巻。
気になる相手にクリスマスプレゼントで片方を渡して、読み終わったら交換してっ言って、会えない冬休みに次の約束を取り付けると必ずいい結果が出ます。
…僕に。 pic.twitter.com/743tFOn2YT
— 今井大輔 (@dice_k_imai) 2016年12月18日
泣ける度:★★★★★
純愛度:★★★★★
2016年第5位からかい上手の高木さん
作者:山本崇一朗さん
今年かなり話題になった「からかい上手の高木さん」
これは面白い!
なんていうか甘酸っぱいお話ですが、
僕は大好き。
なんてったって高木さんがかわゆい!
そしてこういう日常をこれもまた見守るっていう感覚で読んでいる自分がいるんですよね。
あらすじ:中学生の高木さんと西片くん。
いつも高木さんにからかわれてしまう西片くんですが、
二人の関係は進展とかないけど、それでも見てるとほっこりする名作。
おすすめはカラー版のキンドル。
高木さんはカラーで読みたくなる作品。
あとは間違いなくこのからかい上手の高木さんは2017年にアニメ化するでしょう!
アニメ化したらDVD買いたいくらいこの作品は好き。
高木さんかわいい度:★★★★★★★★★★★
ホッコリ度:★★★★★★
2016年第4位波よ聞いてくれ
作者:沙村広明さん
自分もラジオMCしてるからかもしれないけど、
波よ聞いてくれは熱い!
勢いがある作品。
あらすじ:失恋したばかりの女性ミナレさん。カレー屋で働いているのだが、
居酒屋で出会った麻藤さんはラジオ局で仕事をしている人だったというのがきっかけで
いきなりラジオDJになる!
ラジオ番組名が「波よ聞いてくれ!」
昨今珍しい勢いがある漫画!
ちなみに作者の沙村広明さんはアフタヌーンで連載していた「無限の住人」の作者。
沙村さんの漫画は他のも非常に面白いけど、
けっこう題材がファンタジー的な要素が強い作品が多いのですが、
この波よ聞いてくれはめっちゃリアル!
ドラマ化してくれそうな感じがしますが、
この漫画を見て、ラジオに興味持ってくれる人が増えたらいいなって思う作品です。
勢い:★★★★★★
リアル度:★★★★★
2016年第3位ぼくは明日、昨日のきみとデートする
作者:大谷紀子さん
「すくってごらん」で有名な大谷紀子さんがWEB漫画として
原作は小説の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のコミカライズ版。
大谷さんの漫画は全部最上位に好きなので、
当然このランキングでも上位になってしまう!
あらすじ:京都の大学生高寿は、同じ車両に乗っていた福寿愛美に一目惚れしてしまう。
勇気を出して声をかけた高寿だったが…
甘くせつない恋模様。
映画も必見!
そして大谷先生の描く世界に浸ろう!
大谷先生の漫画に入門するなら第一弾としてはおすすめですね!
■読者の感想
・大谷先生の漫画はいい!最高っす!(かみじょー 36歳)
・映画と併せて読みたくなる一冊(かみじょー 36歳)
・続きが気になる展開で毎回ドキドキしながら読んでます(かみじょー 36歳)
純愛度:★★★★★★★
泣ける度:★★★★★★
キレイ度:★★★★★★
2016年第2位おとむらいさん
作者:大谷紀子さん
はい、上條は大谷紀子さんが漫画家としては最も好きなので、
こちらも大谷紀子さんの作品をチョイス!
第二位:おとむらいさん。
BELOVEに連載中の作品ですが、
売れない女優音村泉は、とあることから葬儀屋さんで働くこととなる。
実際に人の生き死にに触れ合って次第に生きる意味や
最後をどのように迎えるべきか考える主人公の成長と命の意味を考えさせられる名作。
おそらく、葬儀屋さんの漫画って至上初!?
そんなおとむらいさんの続きを超読みたいかみじょーでした。
ちなみに最新3巻は2017年1月17日に発売!
2016年第1位中間管理職トネガワ
原作者:萩原天晴さん
協力:福本伸行さん
漫画:三好智樹さん・橋本智広さん
ご存知、福本作品のカイジ、こちらに登場する悪徳会社帝愛グループ中間管理職のトネガワさんが主人公。
原作では怖いおじさまというイメージでしたが、
中間管理職トネガワでは、そんな中間管理職ならではの悲喜こもごもが描かれています。
またギャグ漫画ですが、ギャグセンスが秀逸!
これほど笑った漫画は他にない!
現在4巻まで発売中ですが、これはやばい!やばすぎる!
今年一番刺さったし、おもしろかった漫画第一位!
ここまで面白いものはそうそうないなと感じました。
ギャグセンス;★★★★★★★★★★★★★★★
トネガワさんがんばってる度:★★★★★★★★★★★★★★★
笑える度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
一度読んで見るといいと思うっす!
これは間違いなくやばい!
というわけでかみじょーの独断と偏見で決めた2016年を彩ってきた漫画たち。
けっこう恋愛マンガが多かったな!恋したいのかな自分?
と自己分析してみましたが、
来年もおもしろい漫画に出会いたいですね。
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