上條、エニアグラムをなおさんに教わる
今回の記事はエニアグラムへ入門した上條が
現役エニアグラマーなおさんと先日対談させていただいたのですが、
そこで学んだことについて書いていきます。
※なおさんは関西にお住まいの美人エニアグラムの使い手です。
※めっちゃ美人さんです。ありがとうございます。
■なおさんのサイトはこちらから
エニアグラムなおさん×上條の対談記事は上記なおさんのブログにて後日アップされる予定でございます。
※美人な方との対談はこころ弾みますね。ありがとうございます。
僕が好きなジョジョ4部の岸辺露伴のセリフ。
『もっともむずかしい事は!
いいかい!
もっともむずかしい事は!
自分を乗り越える事さ!
ぼくは自分の運をこれから乗り越える!!』
結論を書いておくと
エニアグラムとは
このジョジョで登場する岸辺露伴のセリフ「自分を超えること」が目的だと感じました。
さて、
そもそものきっかけについて書いていきます。
上條は常々人間には「属性」「資質」「個性」というものがあるように感じていました。
それは波長といえばそれまでですが、
根本的にその人が持っている本質というものを意識して接した方が人つなげ屋さんとしても成功するのではないかな?
そう感じていました。
現在日本では
・血液型
・星座
・干支
・五行
・動物占い
など、人を大別する占いなどが沢山あります。
基本僕は占いは信じません。
僕が信じているのは「統計学」
とうぜん、統計なので当てはまらないイレギュラーな人も多く存在するでしょうが、
一つの尺度や見解として、人を深く知るにはこういう統計学の本質に触れてみることも大切。
そればかりに傾倒してしまうと、自分の直感や経験を生かせないので、
あくまでもその統計学というものの持つ一般的なルールや在り方を学ぶことは人生を豊かにする上でも必要だと思いました。
エニアグラムってなんなの?
エニアグラムとは、ギリシャ語で「9の図」という意味の幾何学図形。
人間の持つ性格・属性を9つに大別するというのがエニアグラムです。
実際にエニアグラム診断をしてみて、
人間を9つの基本的な性格に分類できるのですが、
それでも完全にタイプ2の人物というものはいないそうです。
基本性格はタイプ2だけど、時と場合によってはタイプ4になったり、タイプ5の性質を持ち合わせたり
成長や経験によってこれは変化するものなのかなーとも感じました。
エニアグラムなおさんはいいました。
「エニアグラムっていうのは、人を9つのタイプに縛り付けるものじゃなくて、逆に解き放つものなんだよ」と。
なるほど、これはかなり発想的には逆転しているものですが、
9つのタイプの中から自分の基本性格になるタイプを知り、
それが持ち得る特性(当然良い事ばかりではなくマイナス面も存在します)
占いなどは良い面にばかり目を向けがちですが、
エニアグラムとは
自分の弱さを知ることでもある。
弱さを知り、それを埋める努力をして、はじめて人はこのタイプを凌駕できるようになるのではないだろうか?
結局、今の自分を知ることが、
もっと先へ進むためには必要な要素であり、
多くの人は「今の自分」を知らなすぎるのではないだろうか?
そんな風に感じております。
上條のエニアグラムは献身タイプ
・タイプ2番のこだわり
「愛」
「慈愛」
「思いやり」
「心」
「支援」
「親切心」
「世話」
「奉仕」
「自己犠牲」
「優しさ」
▶確かに僕自身ずっと教育者という立場だったからかもしれませんが、
世話をやくのは好きな人間。
また人の背中を押したい、応援したいという気持ちも強く持っています。
・タイプ2番のされて嫌なこと
やってることに対して当然だという態度を取られたり、良い評価をもらえないこと。
友好的な態度を無視されること。
利己的な面を非難されること。
▶これは当たっている気がします。
別に見返りを求めているわけではないのですが、それでも自分がしていることをスルーされるのはやはり悲しいですね。
・タイプ2番のプラス面
利己心がなく公平
感受性が豊か
本能的に暴力を嫌う
親切で人を助ける
寛大で気前が良い
仲間意識が強い
人を勇気づける
すぐに人と馴染む
人が求めていることに敏感
すぐに相手を理解できる
人の面倒見が良い
ユーモアのセンスがある
心が広くて温かい
情報収集力がある
思考に柔軟性がある
行動力がある
気配りができる
順応性がある。勘が鋭い
献身的な態度
▶これは自覚ある部分が多いのですが、良い面について
自分はこんなに素晴らしい人間だぞ!って満足してしまったらエニアグラムを活用することはできません。
この次です。
・タイプ2番のマイナス面
恩着せがましい愛情の押し売りをしがち
相手からの見返りを求めがち
自分の行動に感謝を求めがち
自己評価が低い
▶これ、実際に僕自身、自己評価は高い面もあれば低い面もね、あると思うんですよね。
利他的行動をするっていうのは、自己評価が低い分、他者に対して働きかけて他者からの
評価で自己評価を埋めたい、そういう心理状況があるように感じます。
自分をきちんと認められない。
自己で自己を埋められない、これがタイプ2献身タイプの最大の問題点。
自分で自分を変えていくためには
こういう実際に痛い部分と向き合わないといけません。
これは自己否定という面ではなく、
自分を育てる上では必要な部分だと感じました。
・タイプ2番の問題点
人から頼まれたときに断れないところ。
▶確かにこれは断れない部分(必要と折角されたのに無碍に断るのはなぁ、断ることによって自分の評価が下がったらどうしよう)
常に自分の評価を低く採点している。
▶エニアグラムを通じて、僕のテーマは「自己評価」
自分のことを自分は一番知らないもの。
自己評価が高すぎると自惚れになります。
低すぎると卑屈になります。
高くても低くてもいけないものこれが自己評価。
自己評価について補足すると、
自己評価が低い人間は自己だけではなく他己評価も高くはなりません。
自分で自分を愛せる質と同じだけ、自分は人を愛せる。
つまりは自己評価を上げること(自分で自分をちゃんと認めてあげること)
これが他人を認めることにもつながるのですよね。
・人の為に働きすぎて、自分の為にやりたいことができない。
▶これは時間管理がわりとできているので、そこまで自分の時間を犠牲にしている気持ちはないのですが、
逆に「人のために働けること」って幸せじゃん!って思ってしまいますね。
・人の為に働くのですが、他人から同じようなことをしてもらえると望んでしまいそれが叶わない時にダメージを受ける。
▶これはどうなのだろうなー
実際に自分が人にどれだけ見返りを求めているのか、
なかなかわからない部分ですが、
見返りを求める行為は二流。
本来は、相手にきちんと価値を感じてもらえるような配慮や演出が大切。
これは安売りをするとかではなく、
きちんと自分の行動に正当な価値を持たせる行動が必要。
と思いました。
・思いやりをもって接していこうとする気持ちが強くなりすぎると自分の本当の感情が分からなくなってしまう。
▶自分の感情を常に客観的にとらえる。これも僕の課題だなと思います。
・追い込まれてぎりぎりにならないと行動に移せない。
▶これ!これは本当にその通りでございます。申し訳ございません。
なかなかに追い込まれないと動けない。
追い込まれた時が自分の本領発揮だぜ!って思っている自分がいます。猛省。
・人を助けることが行き過ぎて、他人の領分に入ってしまい相手の自立性を阻害してしまう。
▶人間にはパーソナルスペースがあります。
相手が望まない善は偽善。
しない善より、する偽善なんていう都合の良い解釈を持ってしまいがちですが、
相手を甘やかすのは善ではなくただの「共依存」
ここらへんの線引きも難しいですね。
・対人関係を重視しすぎて、相手の感情反応に振り回され自分の効率が悪くなる。
▶相手の感情に振り回される。
これは苦い経験がたくさーんありますが、
最近は他人の感情に振り回されないように、まずは自分から先制アクション(悪い意味ではないです)を起こすようにしました。
これは常に自分が(行動や思考が)他人の感情や行動の反応でしかなかったら
つまるところ人生自体も他人の反応になってしまいます。
主体性がない人生はもったいない!そう感じています。
・黒子でいることに満足しているはずなのに、そのことに評価してもらえないと嫌気がさす。
▶黒子万歳!って思っています。
・話し方がゆっくりで回りくどく長い。
▶これはむしろセッカチすぎる面があり、そっちを反省。
・親切から色々なことに気を配り、他人に尽くすのですが、それが行き過ぎて『余計なおせっかいをしないで欲しい』と取られてしまい、
▶余計なおせっかい。
きっとかみじょーのやつはいいやつだけど、おせっかいなんだよ!って思っている方も多くいるかもしれません。
相手が望んで始めて動く!というよりも
自分で相手が望んでいそうなことをイメージして動いてしまうところがあり、
良くいえばサービス精神旺盛、悪くいえば超おせっかい!
・自分も満たされないことも。
▶どうしたら自分っていうものは満たされるのかな?
これは最大の人生命題!
自分という器を満たすにはどうしたらいいのか?
間違った方法で自分を満たしてもすぐにそれは枯れてしまうでしょう。
自分の満たし方、これは今後の検討課題ですね。
というわけで、いつもはもっと鬱陶しいくらいのポジティブな書きっぷりですが、
今回はちょっと違いました。
自己が持つ資質や問題点を受け止め、
またそれを超える。
まさに「超克」
自分で自分を超えてみて、始めて自分という固定概念やレッテルから解き放たれる。
そのためには痛い部分に触れないといけない。
それでも否定するのではなく、自分をみとめ、また前進していく。
これが僕が感じたエニアグラムの本質です。
僕が好きなジョジョ4部の岸辺露伴のセリフ。
『もっともむずかしい事は!
いいかい!
もっともむずかしい事は!
自分を乗り越える事さ!
ぼくは自分の運をこれから乗り越える!!』
一番むずかしいことは、自分を乗り越えること
岸辺露伴かっこいいっす!
まさにエニアグラムを学んでそれをダイレクトに自分の人生に活かすっていうのは
自分を乗り越えるっていうことなんだなって思いました。
というわけで、なおさん
非常に良い学びの機会をありがとうございます!
ライター:上條
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