ジョジョ岸辺露伴の名言から学ぶ
ジョジョ岸辺露伴の名言から学ぶのコーナーです。
実際にジョジョはかなり好きなマンガでありますが、
僕が好きなキャラクターが沢山登場します。
■かみじょーが好きなジョジョキャラクターベスト3
第三位
シーザー・ツェペリ(第二部)
第二部で登場するツェペリ家の末裔、シーザー・ツェペリ。
最初は僕もジョセフと同じくいけ好かないキザ野郎のお出ましだと思ってたのですが、
ちょうどフィレンツェでの師匠の下での修行のあたりでジョセフとの間に芽生えた友情。
第二部は友情の物語だと思うんですよね。
第二位
ジョセフ・ジョースター(特に第二部)
ジョセフは二部・三部・四部と沢山登場してきますが、
老人となってからのジョセフよりも
二部のキレッキレに頭の回転がはやいジョセフが好きです。
けっこうシリアスな場面でもおちゃらけながらも実は策士っていうところが格好いいですよね。
第一位
岸辺露伴(第四部)
露伴は登場した時は
かみじょー「あ、またヤバいやつでた!蜘蛛たべてる!こわ!敵役かー」
って思ったのですが、
回を重ねる毎に格好良さが引き立っている。
間違いなく第四部の進行とともに成長したキャラクター筆頭。
また「岸辺露伴は動かない」などスピンオフ作品も出てしまうくらい人気があるキャラクターです。
まさにジョジョの原作者荒木飛呂彦先生の生き写しであるこのキャラクターがもっともジョジョの中では好きです。
さて今回はそんな岸辺露伴の名言でぶっ生き返す!ということで
いってみましょう
まさにジョジョは人生哲学!
そこにしびれるゥ!憧れるゥ!
岸辺露伴の名言から学ぼう
というわけで岸辺露伴の名言いってみましょう。
『リアリティだよ!リアリティこそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり、リアリティこそがエンターテイメントなのさ』
▶リアリティこそ至高!
実際に現代社会は仮想、バーチャルに覆い尽くされようとしている。
AR、VR、そんなのはリアリティじゃアない!
自分で触れてみて五感で感じることこそ、真のエンターテイメント!
確かに!
リアルでつながると傷つくこともあるから怖い!と恐れずに果敢にリアリティに触れていきたいですね。
『残酷!?ど素人の小僧がこの岸辺露伴に意見するのかねッ!』
▶うん!こういうプライドっていうのはプロとして持ち合わせたいもの。
ちょっと高飛車に思えるセリフですが、
プロとして生きている露伴の漫画にかける情熱と覚悟を感じずにはいられませんでした。
『味もみておこう』
『なるほどクモってこんな味がするのか』
▶蜘蛛の味を視て、そこからリアリティを感じる露伴。
描写的にはかなりぶっ飛んでいるけど、
露伴って孫悟空に近いものを感じました。
ドラゴンボールではなくて西遊記の孫悟空も、非常に好奇心旺盛。
知ることが沢山ある。
知らないことが沢山ある。
そういう、知ったかぶらないで本質と向き合う姿勢は非常に大切ですね。
『うそっぽくなったよ、、、もういいやめだ。ウソッぽい事はやめてくれいい作品のためにならん』
▶嘘っぽい演技。
リアリティがない作りもの。
こう演じよう、こういうフリをしよう!
というものに露伴は感動がない。
実際に日常でもリアルがない演技。
取り繕うような心にない言葉を沢山吐いてやしないだろうか?
そういう心にもないことをしているといずれ空っぽの人間になってしまう。
『わたしの能力天国への扉(ヘブンズ・ドアー)によって心の扉は開かれる』
▶岸辺露伴のスタンドはヘブンズドア。
相手を本にすることで、そこに書き込み相手に自分を攻撃させないようにしたりできるぞ!
このね、天国の扉という響き。
天国=自分を超越した所へ行く入り口という名前のヘブンズドアですが、
実際に人の行動に制約を与えるためのスタンドではありますが、
これって日常生活で言う所のアファメーションに似ている。
自分で自分の行動を宣言してしまえば、今日から君もヘブンズドア使いになれるぞ!
『なんてことだ、、、最高だッ!おもしろいッ!ぼくはマンガ家として最高のネタをつかんだぞッ!』
▶ピンチになってもそれを「漫画のネタ」として昇華できる岸辺露伴。
悲しいことがあったり、大失敗した時に芸人がそれをネタにしてしまうかの如く、
どんな経験も自分にとっては至上のネタである。
こういう感覚を持っていれば一々へこたれないですみそう。
かくいうブロガーというものも自分の失敗やヘボをネタにできるという点では露伴と同じであると思いました。
『実にいいッ!実に気に入ったよ!君の性格、、、読者からもきっと好かれると思うよ』
▶康一くんをスタンドで本にしてしまった後のセリフ。
リアルに存在する人を漫画のキャラクターにしよう!
という発想は非常に大切だと思う。
これはリアルに学んだことのアウトプットが漫画であるように
これは唄でも文章でも演劇でも共通している点だと思う。
いつの時代もリアルをアウトプットして芸術は生まれるんだ!
『うるせーなあ~~~やってみろ!』
▶攻撃されそうになった時のセリフ。
露伴は常に気高く、そして強気である。
僕は考えた。
なぜに露伴はここまで自己に自信を持てるのだろうか?と。
それは露伴は一秒一秒を真摯に向き合い、
また自分の行動に確固たる自信を持てるよう
普段から生きているから。
僕らは不意に攻撃されるとひよってしまう。
うわぁ~やめておくれよーと。
そうじゃない。
普段から極めるんだ。
普段が一瞬一瞬が人生なんだという自覚。
これが欠けている。僕自身もそう思った。
今をなんとなしに生きて明日が漫然とやってくる。
そんなのは偶然・タマタマ・神さまの気まぐれにすぎない。
いっときの緊張
一瞬に縣ける気概がなくては自分を乗り越えることなんてできやしないぞ!
『この岸辺露伴が金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーッ!!』
▶これもすごくカッコいいセリフだ。
露伴が漫画を描く理由は
・ちやほや
・金
・名声
・生活
のためじゃアないんだ。
露伴は自分のリアリティ(可能性)の追究のためにペンを取る。
一体人生ってなんなんだ?
金?
いや、違うだろ!
自分が生きてるっていう実感のためにリアルにこだわる。
仮想に逃げ込んでちゃ勿体無い。
『傑作が描けるという最高の材料をつかんだ時の気分は君らにはわからんだろうッ!
今がそれなんだぜーッ!
最高だぞ!康一君ッ!君のリアリティをぼくのものとさせてもらうぞーッ!!』
▶傑作!
最高の材料!
人生における傑作ってなんだろう?
テストで100点を取ることかい?
もしくはかわいい女の子と付き合えたり結婚できたりすることかい?
大金持ちになることかい?
否
本当の意味でリアリティに触れられる(魂がゾワゾワする)瞬間を味わえることだと思う。
不眠不休で72時間働いたあとの睡眠。
34.195km走った後の水
サウナに長く入っていた後の風呂やの瓶牛乳の一杯
人生の傑作は日常にあふれている。
それをつかめるか(気付ける)は本人次第だ。
『君のおかげだよ康一君…
ガンガン創作意欲が沸いてくる!
描きたくて描きたくてしょうがない!!どんどん描きたい!!』
『ページをとればとるほど君の体重は減っていくけどかまいやしないだろう?
君は傑作となっていつまでも生きつづけられるんだからねェーッ』
▶創作意欲!
これって人間の三大欲求ではないにしても
人生を突き動かすパッションの源流にあるもの、僕はそう思う。
生きたいっていうのは、言い換えれば何かを生み出したいっていうことなんだ。
生きたいっていうのは、常に自分から新しい側面を見つけたいっていうことなんだ。
これぞクリエイターの人間賛歌だ!
『もう一ペン言ってみろだと?いいだろう!…
耳もとで何ベンでも言ってやるよ。おまえのその髪型な自分ではカッコいいと思ってるようだけど…
ぜェーんぜん似合ってないよ…ダサイねェ!!今どきいるのか!こんなやつって感じだよ』
『こぎたない野鳥になら住み家として気に入ってもらえるかもなあ』
▶あえて東方仗助を怒らせようと挑発した時のセリフ。
岸辺露伴ほどになると、威嚇するセリフ、挑発するセリフも超一流だ。
何に対しても臆さない岸辺露伴の生き方には熱いものを感じずにはいられない。
『いい話だなあ~。それに…実にスゴイ体験させてもらったよ。うれしいなあ~。こんな体験めったにできるもんじゃあないよ。これを作品に生かせれば…グフフフ…と、、得したなあ…杜王町に引っ越しして来てよかったなあ~』
▶前向きすぎる。
このセリフの使い所は自分にマイナスのことが起きた時に使ってみよう。
彼女に振られた
リストラされた
お金をなくした
そんな時に「得した」「いい経験をした」
っていうふうに思えるかどうか?
ここがどん底の時に、人生を好転させられるか
そのままどん底にいるのかの大きな分かれ目になるだろう。
『この岸辺露伴が頭下げて頼んでいるのに…ふぅ~んそうかい!君はたった数10メートル歩くだけのことを断るのか…いいとも!人に冷たくしといてテストでせいぜいいい点とっていい学校に入りたまえ』
▶人にお願い事をする、頼み事をする時はこう言ってみよう。
なんていうか、ここまで言われたら放っとけない感じもしますよね。
この強気な姿勢こそが岸辺露伴。
『君や仗助に鍛えられてちょっとは成長したってことかな。
もっともぼくのマンガが嫌いな仗助のようなダサイ人間には通用しないけどね…』
▶岸辺露伴と東方仗助は仲が悪い。
と見せかけてけっこう気が合うのかもしれない。
ジョジョ4部はこの仲間だけどベッタリじゃないっていう距離感を楽しんでほしい作品。
非常に人間くさい。
非常にここにリアリティを感じるぜ!
『おいおい、ポッキー占いだァ?聞いたか?康一君…ぜんぜん当たってないよなあ~。ぼくがワガママだってさ!?』
▶一々セリフ回しが格好いい。
これってもうね、岸辺露伴ていう一人の人物が現実に存在するような錯覚に襲われます。
これこそがリアリティ。
『おいおい!なぜぼくらがそんな事しなくちゃあいけないんだ?ぼくらが君になんか義理があるかい?』
『この世への未練は断ち切ってあの世へ行っちまった方がいいってのが正しい幽霊のあり方だとぼくは思うぜ!』
▶素直になれない岸辺露伴のセリフ。
実に人間臭い。どこまでも人間くさい。
まさにヒューマニズムっていうのはこういう所にあるんだなって感じる。
『…フンッ。イイ子ぶるなよ康一君…
しんどい目に会うぞ…でも犯人を追って取材するのもいいかもな!おもしろそうなマンガが書けるかもしれん』
▶ネタ探しには命を張れる男、それが岸辺露伴。
実際に彼を突き動かしたいのは、黄金の精神でもなく、
ただシンプルに知りたい!っていう欲求なのかもしれない。
情報が溢れている現代、知りたいって思えること、
また勝手に間違ったフィルターで色眼鏡で視ないこともすごく大切なことなんだ。
『フン!なんだか知らないが見なきゃあいいんだろ?ぼくといっしょでよかったな康一君』
▶いつも強気な露伴。
そんな露伴も康一くんには一目おいている(ピンチを何度か救われた)
露伴に一目置かれる康一くんの凄みは圧倒的逆境にも屈しないところにある。
負けない意志が露伴の心を開かせたのだ。
『載ってない?じゃあないんですね…そんな家は!あきらめれば?』
▶けっこう冷たいことも言う露伴だが、なんだかんだで最後までつきあってくれるという優しさがある。
これは一回踏み込んだら最後の顛末まで知りたい!という露伴の好奇心が引き起こすのかもしれない。
『ぼくのスタンド、ヘブンズ・ドアー…自分の遠い記憶と…運命は読めない…か』
▶運命が見えるスタンド、ヘブンズドア。
でも実際に人生ってやつは常に暗中模索だ。
どんな展開になるかなんてわかったもんじゃない。
いつだって真剣勝負。
そしていつだって初戦。
そんな中、明かりをともしてくれるのは自分への信頼なのかもしれないぞ!
『よお~康一君じゃあないかッ!いいトコで出会った….
これから作品の取材で亀友デパートに写真撮りに行くんだ…君付き合ってくれよ』
▶これはなんともフレンドリーな岸辺露伴。
実際に人を誘う時、町中で偶然出会った時に何かに誘う時、
女の子をデートに誘う時はこんな感じで強気で言った方がうまくいくのかもしれない。
『心配なのは吉良が家族に気付かれその家族を消し去る可能性があるってことだ…
今は目立った行動をとれないからおとなしくしているが吉良は家族を消し去る可能性があるってことが…
今は目立った行動をとれないからおとなしくしてるが、吉良は他人とは生活できっこない。いずれやると思う』
『別に正義漢ぶるわけじゃあないがそうなる前に吉良を見つけたいんだ』
▶正義の心が少しずつ出てきた岸辺露伴。
自分以外のものに関心がもともとないわけじゃない。
きっと素直になれないだけなんだと思うな。
『こいつらはクソったれ仗助にあほの億泰…
それにプッツン由花子だ…全員ぼくとは話が合わないヤツらだ』
▶この上から目線がたまらんですね。
プッツン由花子っていうネーミング、秀逸。
自分を安売りしない岸辺露伴の気高さを感じます。
『勝ったぞざまあみろッ!生まれてこの方…ジャンケンで勝ててこんなうれしかったことはないよ!どきなッ!小僧!』
『大人げないだって?みんな?いいや最高の気分だね。ガキ負かすのはね…カッハッハッハーッ』
▶たとえ子供相手でも本氣で勝負する岸辺露伴。
相手に手を抜くことっていうのは不自然。
そこにリアリティはない。
立ちふさがるものは誰であろうと完膚なきまでに叩きのめす。
それが岸辺露伴流。
『いいや…必要ないな…勝つ時っていうのは….
こんな風に相手を見下しながら勝つもんだからな』
▶勝つ時はスッキリと!強気に!手加減なく!
それが岸辺露伴。
この勝利の余韻に浸るには全力で相手が誰であろうとも立ち向かわなくちゃアいけないんだぜ!
『もっともむずかしい事は!いいかい!もっともむずかしい事は!自分を乗り越える事さ!ぼくは自分の運をこれから乗り越える!!』
▶もっとも格好いい露伴の名言。
自分を乗り越えるっていうことが一番むずかしい。
自分は自分でしかない。
いつでも自分のライバルは自分。
自分の過去最高記録を超えること
昨日の自分のマインドを凌駕することが本当の意味での成長!
難しいことだけど、他人や自分より弱者に視点をズラすんじゃなくて、
ちゃんと自分を見つめなくちゃアいけないぜ!!!!
『それにね今…ぼく….おもしろそうだって言ったけどチンチロリンの事じゃあないよ…
君から3万円を取り上げるのがおもしろそうだって意味だぜ』
▶岸辺露伴が東方仗助とチンチロをするっていう時のセリフ。
相手が高校生でも容赦ないのが岸辺露伴。
この強さ、曲げないポリシーが格好いい。
『きさま程度のスカタンにこの露伴がなめられてたまるかァーッ!!!』
▶反骨精神、屈辱をうけた後の露伴。
露伴てなんだかんだでお人好しだと感じる一幕。
『あ…あいつをひき込めば…あいつを差し出せば…ほ..ほんとにぼくの命..は..助けてくれるのか?』
『だが断る』
『この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは、自分で強いと思ってるやつにNOと断ってやる事だ…』
▶岸辺露伴の名言で二番目に僕が好きな言葉。
だが断る!
絶対的に優位な相手の言うことに従わない。
そこで意地っていうやつを見せつけるんだ!
自分が圧倒的不利でも、それで相手に従ってしまったら
そこに活路はなくなってしまう!
活路を見出すには、
相手に、圧倒的逆境に屈しない!
これ。
これは対人関係だけではなくて、状況っていうのも一緒。
自分で活路を開くためにはこういう強さ、開き直りが必要なんだ。
『み・・・見たい!刺激される…好奇心がツンツン刺激される…
どうしても見てやりたくなるじゃあないか!何かないかなあ、見てやる方法が…だましてでも…』
▶たとえ危険とわかっても、それを知りたくなるのが好奇心。
こういう自分の心に刺さるものを探すのが旅であり、人生だと思うんだ。
『この岸辺露伴….こんな屈辱は初めてだ…憶えてろ….きさま….憶えてろよ….』
▶臥薪嘗胆の岸辺露伴。
負けた時にはこのセリフを吐いてみよう。
『天国とか地獄とかはあるのかどーかは知らんが念のため描いといてやるよ』
▶神を安易に信じない露伴。
これは岸辺露伴の辞書に天国や地獄っていう実際に視たことのない要素は除外されているからだ。
目で見てないものを信じない。
自分の体験こそが最強の武器なんだ。
『ついに…ついに…見つけたんだ….吉良吉影は川尻浩作だ。
ぼくのヘブンズドアーが見つけたんだ…お、教えなくては…康一君に….こ、康一くーーーんッ!』
▶これは吉良吉影の正体を掴んだ後のセリフ。
このセリフからわかるのは、やはり康一くんとの強い絆だったりする。
『でもこれでいいんだ…あいつは法律では決して裁く事はできない。これが一番いいんだ』
▶吉良吉影の最後に岸辺露伴のセリフ。
なんか必殺仕事人みたいですね。
『ああ!わかったよ!最後だから本心を言ってやるッ!さびしいよ!ぼくだって行ってほしくないさ!』
▶とあるキャラクターとの別れのシーン。
やっと素直になれた岸辺露伴。ひ
素直さって時に必要。
いつも素直だとそれは危険だけど、きちんと素直にまっすぐに思いを伝える時は、
遠慮なく伝えるんだ!
岸辺露伴名言まとめ
ここまで岸辺露伴の名言をまとめてきましたが、
岸辺露伴は気高い。
岸辺露伴は求道者だ。
岸辺露伴は自分を曲げない。
岸辺露伴は諦めない。
現代人が忘れてしまったリアリティを追究する岸辺露伴の露伴イズムの中には
圧倒的逆境に立たされても諦めないという芯の強さがある。
これは非常に勉強になるぜい!
ライター:ドラドラ上條
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