人つなげ屋さんの人脈論離れる事と人が離れていくこと
人つなげ屋さんの人脈論は、実際に人間関係のトラブルや悩みなどにも人つなげ屋さんとしてお応えしていきたいと思います。
さて、今回のテーマは、
・人から自分が離れること
・人が自分からはなれていくこと
この2つです。
■今回の記事はこんな人におすすめです ・人が離れていく寂しさが耐えられない ・孤独だ ・自分が離れたい人がいるけどしがらみを考えるとできにくい ・人間関係をもう一度見つめ直したい |
前回、
https://nekokick3.com/wordpress/2017/01/03/hate/
嫌われることに対する受け止め方を書きましたが、
今回はそのテーマに近いものがあるかもしれませんね。
そもそも人のつながりには起点がある
まずは出会いやつながりについて
人と人が出会うのにはいくつかの起点があります。
・時間軸
・空間軸
・目的のベクトル
この3つです。
・時間軸
▶まずは、時間軸。
いくら出会いたくても、1800年に生まれた人物と1980年に生まれた人物が出会うことはできません。
つまり、ほぼ数十年のズレがあっても、同じタイミングで出会った相手に人は出会えるのです。
・空間軸
▶次に空間軸。
これは昨今SNSの普及でかなり出会いの幅は広がりましたが、
実際にヨーロッパにいる人と日本にいる人が対面するのはなかなかにして
ムズカシイものがあります。
そういう意味で出会いとは自分の生活圏内50kmで起きることが多いです。
・目的のベクトル
▶次に目的のベクトル。
同じイベントに参加して出会う。
または同じ趣味がある。
同じ夢がある。
似た興味関心がある。
など、共通点が多いほど出会いが生まれます。
・その他には
言語軸:コミュニケーションが取れる相手と出会い安い
生活軸:自分と同じ生活水準の人と出会いやすい
意識軸:自分と近い意識の人と出会いやすい
とまぁ、根本的な出会いとは
そういったお互いの軸が近似値になった時に生まれるものです。
そして、出会いは出会いを呼び、
段々とその数や規模は大きくなっていきます。
ココまでのまとめ ・出会いの要素は「時間」「空間」「目的」 ・共通点が多いほど出会いは起こりやすい ・意識が近い、生活レベルが近い人物に人は出会いやすい |
では、出会いは非常にありがたいことですが、
そこから一定数の別れ(離れ)があります。
これは特に都会だと顕著。
お互いのリズムが違ったり
生活の基盤が変更されたりと
変動が大きいので、出会いが多い分、
離れの数も多い。
しかし、地方でもこれは一定数の出会いからの離れは生じます。
自分の身近にいる人がいつまでも自分のそばにいてくれるとは限らないし、
また自分も常に誰かのそばに居続けられるかどうかはわからない。
これは意識しないと、どうしても、人間関係を蔑ろ、またはおざなりにしてしまいがちなので、
一期一会ではないですが、
日頃から、今あるご縁は永遠ではないし、
またそのつながりは稀有なものである
という自覚を持たなくてはいけませんね。
離れが生じた時の心構え
実際にあの人とちょっと疎遠になってしまった。
そんな時にいくつかの思考パターンがあります。
・自分のせいで何か気を悪くしたのかな?
・何か問題があるのかな?
・ちょっとさみしいな
・嫌われてしまったかな
・疎外感
などなど
しかし、出会いは大切にすべきだと先程書きましたが、
出会いと離れは表裏一体。
人にはそれぞれ季節があり、
バイオリズムがあります。
つまりは自分には自分のその時にしなくてはならない事があり、
準備の季節、開花の季節、刈り取りの季節があるように
相手にも様々な季節があります。
押しては返す波のように、
実際に相手も相手のリズムと生活があり、
その波を自分がどうにかすることはできません。
一つ一つの別れは切ないですが、
それでも一つ一つの別れに対して自分であまり重く受け止めないこと。
そういう時は一旦忘れて、自分がやるべきことに没頭していると
再びその波はこちらに向かってやってくるかもしれません。
自分も時には離れなくてはいけない
また自分自身も時には離れなくてはいけない時がやってきます。
それは直感的に、そこに留まることが本意では無いときや
別にやるべきことが生じた時、
ここで一番かなしいのは
そこに留まるべきではない!
そうわかっていながら付き合いなどでズルズルと居続けることです。
この思考だと、自分も楽しめないし、また必要性を感じられないのに
その場にとどまり続けるのは人間関係のトラブルの元になりがち。
何事も中途半端はよくないんですよね。
”道の端と端を歩けば安全だが、
道の真ん中を歩くのは危険である。”
ということです。
出会いと離れ今回のまとめ
・出会いには感謝しよう
▶出会いは稀有なものだから。
・一期一会だと思おう
▶もしかしたら次に出会うことはない人も沢山います
・自分が不本意だと思ったら離れることもしてみよう
▶仕方なしにつきあいだけの関係はやめよう
・人が離れていってもそれはバイオリズムだと考えて重く自分を責めるのはやめよう
▶相手も相手の考えや都合がある。それは自分で強いることはできない。
一個の出会い、
一個の離れ
これに感謝し、また前向きに捉えられる人は
また次の出会いにつながります。
ライター:上條
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