搾取ビジネスの実態！搾取する人の特徴とされる人の特徴

けっこう気がつかないと想うけど搾取ビジネスが横行している

さて、今回はズバリ搾取ビジネスについて。
これを書こうと思ったのは、実際に身近な所で搾取ビジネスをしている人がいたり、
また自分は気が付かないうちに誰かの思惑に巻き込まれていたりする人が多いように感じたからです。

そこに僕は憤りを感じずにはいられませんでした。

僕はかなり相手を警戒もしますし、おばかな風にふるまっておきながら、
相手を観察してしまうクセがあります。
一体この人の思考はどこが源泉なのか？
何を欲しているのか？
この言動の意味や行間には何があるのか？
そこを僕はじーーっと見てしまいます。

※搾取ビジネスとは、いわゆる情弱な方に対してある種の詐欺に近い搾取行為(金銭・時間・労働力)をすることです。
※情弱とは、情報に疎い人のことを指します。

今回は実際に問題提起ということで書いておきます。

もしかしたら、自分も知らない内に搾取されているのかも？と想う人用に
セルフチェック項目も書いておきます。

ではいってみましょう！

まずは「搾取する側の人」その人の特徴です。
※絶対的に当てはまらない場合もあります。例外は大いにあり！！！

搾取する人の特徴

搾取する人の特徴です。

▶ある種の搾取する人ホイホイです

では各項目ごとにみていきましょう。

・人当たりはいい
▶まずは根本的に搾取する人は第一印象も良い人です。
また人当たりが良いので、良い人の部類にカウントされやすいです。
いざこざを嫌い、感情的にはならない。
冷静であって、リーダー気質。
ある種のカリスマ性があって、行動力もある。
智力にも富んでいる人がこのタイプに多いです。

・賢い
▶頭の回転が早い。
相手の心理を把握しています。
また自分自身を見透かされそうになる相手には意図的に近づかない。
自分が操りやすい人とそうでない人を見分ける才覚があります。

・上下関係を明確にしたがる
▶結局搾取ビジネスって上下関係なんです。
しかも絶対的な上下関係。
これ、ある種対等な関係性やフラットな上下関係ないつながりでは
そういう展開はおそらく起こりにくい。

シンプルに言えば、
圧倒的優位に立って、
自分の下のもの(逆らえない立場の人)から
搾取するというものが搾取ビジネスのスタンダードな形です。

・人を使う(指示を出すのはうまい)
▶結局搾取ビジネスの根底にあるのは、「巧みな心理戦」です。
自然に小さなお願い(指示)を出す。
それに対して心良く動いてくれる人にはちょっとずつ負荷をかけてみる。
そこで相手と自分の主従関係を明確にしていく。
つまりは、相手を動かすのがうまい(指示を出すのがうまい)人に多いですね。

・自分のしていることを感づかれそうな相手には近づかない
▶また嗅覚が確かなのがそういう人です。
実際に搾取する人は出会う人をこの2パターンに分けて、こんなな思考をするでしょう

A・自分の意図と合致して動かせる人物
B・自分の意図を見抜かれてしまう人物

Aに対しては自分でロックオンしておき、
さらに観察してみる。

Bに対しては自分から歩み寄らない（リアル・SNSともに）

・プライドが高い
▶また搾取する人は絶対的なプライドがあります。
このプライドが、自分を支えている一つにもなります。

・間違った方向への自己愛が強い
▶健全な自己愛は必要です。
でもね、間違った自己愛はよくありません。
自分こそ絶対である。
相手は自分よりも劣る。
そういう他者を下げるような歪んだ自己愛を持っている人に多いです。

・他者を見下すことが多い
▶さっきと同じ内容ですが、
自分を優位に立たせることによって相手を動かす。
これが一般的な搾取ビジネスのスタイルです。
自分が開催したセミナーに参加した人は、自分の受講生という立場になるので
動かしやすかったりします。
このセミナーについては実際に僕は良い感情は持っていません。
なぜなら、セミナーというものは良かれ悪かれ相手（受講生）をマインドコントロールしやすいからです。

・口がうまい
▶弁が立つ。
言いくるめるのがうまい。
ロジカル。
実際に相手の心理状況を把握し、
こういう切り出し方だと納得させやすい、
また最初はこういうテイストで接し、
この段階になったらこういうテイストでちょっと強めにリクエストしてもいいかな？
なんていうロジックを持っている。

・損切りをすることがうまい
▶こういう人は実際に自分が窮する状況になりそうになると、一目散にドロンする可能性が高いですね。

・基本誰も信用していない
▶これは矛盾しているかもしれませんが、
実際にこのタイプは人を基本的に愛さない、また信用しません。

・あと、きっとその搾取する人がこの記事を読んだとしても、FBで「いいね」はしない
▶パターンケースとして
こういう実際に搾取ビジネスをしている人がこの記事を読んだらどうするか？
いや、どう想うか？

まずFBで「いいね！」はしません。
プライドが高いですし、
実際にこういう記事を目にしたらスルーすることが多いでしょう。

また言及することもしないでしょう。（つまりコメントも残しません）

これは断言できます。

▶ある種の搾取する人ホイホイです

さて、次に搾取されやすい人のタイプです。

搾取ビジネスに搾取されやすい人の特徴

・素直
▶素直は美徳です。
もう一回書いておきますが、
素直さは美徳です。
しかし、素直さって「誰に対して」「何に対して」素直であるのか？
ここが問われます。

・人がいい
▶人がいいことも美徳ですが、
実際にそういう人は基本的に信じることから入ります。
疑うことから入りません。
もちろん、人は愛し、疑わず、やさしくあればいいのですが、

これも「誰に対しても」人がいいというのは

ただ、 都合が良い人になってしまいます。

・コンプレックスがある
▶コンプレックスは大なり小なり人間だもの、抱えていますが、
このコンプレックスが冷静な判断をさせてくれません。
ちょっと考えればわかるのに、
コンプレックスがバインドになってしまい、
自分を焦らせますし、冷静さを奪います。

・自信がない
▶自信がない人は、自己肯定感が低いです。
自己肯定感が低いとどうするか？
その喪失感を埋めるために
身近な人物の威光で自分の空いた自信を補填しようとします。

この心理が最も良くないことで、
これが依存となり、
また盲目となり、
そして、簡単に相手を信奉してしまい、
結果、搾取されることにつながりやすい。

・情報収集能力が低い
▶今の時代、情報収集能力の欠如は命取りです。
オレオレ詐欺に引っかかる方がご老人に多いのは
-頼れる、相談できる相手が少ない
-情報収集能力という観点では若いものには及ばない
という事情もあります。

情報収集能力というのは、ネットできちんと正確な情報を得るだけではなく、
対面した相手が自分にとって「義」なのか「不義」なのかを見極める分析力も含まれます。

・視野が低い
▶人はもっとも自分のことがわかりません。
視野が広いつもりでいても狭くなってしまっていたり、
半歩下がって、一回深呼吸してみればわかることがわからないなんていうこともある。
実際に人からの忠告も聞き入れません。
なぜなら、自分が信じているものが絶対（この前クリティカルシンキングについて書きましたがまさにそれです）

ちょっとだけ立ち止まって
・この人は本当に自分にとって良い人物だろうか？
・この人の勧める事（イベント・物品など）、これほんとうに必要なのだろうか？
という一回自分の中で考えてみることが大切ですね。

・見栄を貼りやすい
▶見栄、見栄だけではなく、関係性から生じるしがらみ、上下関係。
こういうものにとらわれるとしなくていい出費が増えたり、
また行かなくてもいいセミナーに行かなくてはならなくなったり
使わなくても良い時間を無駄に使ってしまったりします。

・浪費グセがある
▶自分で浪費癖がある！って自覚している方、していないけど、周りから注意されたりする方は要注意。
浪費癖がある=散財しやすい=搾取されやすい！
という方程式に合致してしまいます。

・一回に使う金額が大きい
▶買い物の金額=満足度となればいいのですが、
実際に額に見合わない買い物をしてしまう人の傾向は
一回に使う額が大きいです。
大きい額を使う時は要注意。
またそういう買い物について、SNSおよび人にベラベラ話すのは
言い換えれば、
「私っていいカモですよ！」
ってPRして回るようなもの。

・意見をもらえる人物が周りにすくない
▶また孤立している人ほど搾取されやすい。
メカニズムはこうです。

孤独▶そんな自分に声をかけてくれた優しいAさんが現れる。
Aさんはそんな私の孤独を癒やすために高額な◎◎を、□□さんのために20％オマケしてくれた。
なんて優しいAさん。
またAさんはそんな孤独な私に「良い人間関係が構築できるよ！」と
セミナーに誘ってくれた。
実際にAさんが誘ってくれたセミナーは安くないけど、
でもいっぱい出会いがあって
最近はメールで他のイベントやセミナーのお誘いが増えて嬉しい。

※高額商品を言いようにふっかけられています。
※セミナーに参加することで多くの人の「カモリスト」に登録されています。
※実際にこういう出会いっていうのはねぇ…

まさにこんな感じ！
まさにこういう事がナチュラルに行われているので怖いですね。

・人間関係でトラブルを抱えている
▶人間関係でトラブルを抱えている人は
自分に優しくしてくれる人や親身になってくれる人に親近感を感じやすい。
ゆるゆるです。
それは悪いことではないですが、
これも「誰に対して」心を開くべきか？
「誰に対して」お財布の紐をゆるめるべきなのか？

ここです。

・切羽詰まっている
▶ゆとりがないと思考は停滞し、
平時ではしないようなことをしがち。
一発半か丁かの大博打に出てしまいます。
ゆとりが無い時は見計らったように
危険な人物が群れをなして現れやすい、遭遇しやすい危険な時期です。

・人を信じやすい
▶人を信じる、素直、これは成長する上では必須条件です。
斜に構えているよりも吸収力もあり、
向上心も高い。
しかしこれも、果たして
-その時の自分に必要なことか？
-その時の自分はそれだけの土壌があるのか？
という確認が必要です。

自分のその時の状況を変える際に、セミナーに行くのは否定しませんが、
分不相応な高額セミナーに背伸びして参加しても
やはり学べることは少なく、
ただただ圧倒されて、変な満足感と敗北感を感じるだけです。

・つながりに対して必要以上に期待をしてしまう
▶人とのつながりは財産です。
人は人がいるから今の生活があります。
しかし、人選はすごく大切ですね。

搾取されやすい人必見！セミナーに参加するリスク

セミナーは多岐にわたっているのですが、
僕の印象としては
・向上心が高い人
・意識が高い人
・騙されやすい人
・自分を変えたい人
こんなタイプがセミナーには参加しやすい。

向上心が高く、学ぼうという気概は結構！
しかし、セミナーって一種の集団催眠的な意味合いを持っています。

またセミナー主催者と受講生という妙な上下関係がついてしまう。

これ実にリスキーです。

セミナーに参加すると、
そこの講師は「先生」となり、自分はその場では「生徒」となります。

先生と生徒という立場は、

セミナーが終わっても続きます。

先生の指示には従わないと！
っていう優等生タイプこそ、セミナー参加した後、テイのいい受講生として搾取されやすい。

セミナーには僕は基本的に参加しません。
過去腐るほど参加してみてわかったことがあります。

・大概のセミナーの内容は本に書いてある。
・答えは他人の中に探すものではなく自分の中や行動から探すべき
・自分が心から信奉する相手って世界に一人入れば十分（セミナーに参加しすぎて、先生という立場の人を作るのは不利益）
・まずは自分でできるこをやり尽くし、それでももう一回自分でできることをやり尽くしてもどうしようもなくなったら
考えればいいこと。
・セミナーに参加して懇親会で先生とちょっとお話しただけで満足したと錯覚しない。

つまり、99％のセミナーは自分の人生にとって不必要！
また、わざわざ自分を下げて頭を垂れて、何かに与する必要はない。

これが僕の結論です。

自問自答してください

「おつきあいで誘われている来月のセミナー、本当に必要かしら？」
「その前に自分ができるセルフでできる学びをしたかな？」
「セミナー参加費をかける価値があるか、冷静に考えたかな？」

こういう自問自答をすること

「たしかにセミナー料金は高いけど、それなりに良い出会いがある」
という思考に至るのであれば参加しない方が断然良いですね。

ということで、僕としては不用意に、無防備にセミナーに参加するのは
自ら搾取されにいくことに近い行為。愚行！
※無防備に、不用意にというところがポイントです。

最後に

セルフ搾取されやすいかチェック

次の質問を自分に当てはめてみてください。
イエスが多い場合はあなたは搾取されている可能性が高いですよ！

1.ここ数ヶ月で冷静になると不必要な出費が多かった
2.ここ数ヶ月で自己投資した額と得られたものが釣り合わない
3.周りから、今関わっている◎◎さんてあんまりいい印象ないね！と言われている
4.実は自分も搾取されているような不安がちょっぴりある。
5.今自分と誰かの関係で言い返せない、上下関係が明確になっているあまり快くない関係がある
6.一方的に仕事を押し付けられ、不本意さをちょっと感じる
7.人生に不安が大きい。
8.ここ数ヶ月で参加したセミナー、実は参加したことを悔やんでいる。
9.自分は周りに流されやすい性格だ。
10.強く勧められたら断りづらい

ということでどうでしたか？

まずは一度、
「私ってもしかしたら言いように使われているのではないだろうか？」
「無防備すぎないだろうか？」
「収支のバランスが取れていない気がする」
という危機意識を持つ事。

時には断ることも大切です。

自分を守れるのも、自分を変えられるのも
自分以外にはありません。

セミナーはきっかけであれども、
自分を大きく変える発奮剤にはなり難いです。

もっとね、人が弱いもの、立場が弱い者が自己防衛できるような風になればいいなと思います。

ライター：上條