人つなぎ屋さんの人脈論今回は八方美人について
人つなぎ屋さんの人脈論、こちらのシリーズはGOODな人間関係をBETTERに、そしてBESTに育てるためのノウハウやマインドを紹介していきます。
今回は「八方美人、ダメゼッタイ!」
というお話。
八方美人というのは、自分の気持ちよりもしがらみや人間関係で生じるものを重んじるために
自分の言いたいことを言えない人をさします。
人つなぎ屋さんとして人間関係でもっとも重要なのは、「協調性」
しかし、協調性と八方美人というものは根本的に違ってきます。
協調性: 相手の論理や主張を自分で咀嚼して受け入れること
八方美人: ただ上辺だけで相手に合わせること
つまりは、八方美人っていうのは、相手が言わんとしていることを
きちんと理解しようとしていません。
問題はそこにあります。
相手の指し示す提案に「いい顔」しとかないと、角が立つかもしれない。
その気持が先行してしまうと結局、相手の話を聴いていないのと同義。
それではフラットな関係性を築くことはできません。
”衝突を恐れていては芯のある関係性は構築できない”
なんだかんだいって、人間、一人として自分と同じ思考回路の人はいません。
家族でも、恋人でも、友達でもシンクロしている思考部分はごく一部。
だから、衝突は起きます。
日本人は基本的に衝突を回避しようとする生き物です。
それは美徳ですが、衝突をさけ、常に自分を折っていては
それって「自分」って言えるのでしょうか?
▶ もちろん、言えませんね!
衝突して、気まずくなったとしても、それはお互いに歩み寄っていけば解決できます。
衝突▶理解▶衝突▶深い理解▶衝突…
この繰り返しだと思います。
反論しなければ築けない関係性もある
衝突してみないと、相手の本意が理解できないことも多い。
つまりは、ここです。
僕は実際に、
・したくないことはしたくないし、
・自分がザワザワするような時はきちんとそれを相手に伝えるようにしています。
・自分の中の正義と違うことはしない。
もちろん、僕も実際に完全にこれができているとは言えませんが
スマートに波風立てずに生きるために自分の感情を殺していきるのは、
これはまた違います。
なかなかにして、人間関係というものは「別人同士の接触」なので
一筋縄ではいきませんが、
逆に「人類補完計画」とかで、全人類の思考が統一されていたら、それって意味あるのか?
そう感じますね。
八方美人から卒業するためのマインド
八方美人を卒業するための基本マインドはこんな感じ。
・人間関係がこじれることを恐れない
・年長者が常に正しいとは限らないと考える
・自分の確固たる意見を持つ
・とりあえず、ジャブを打ってみる
・打算的に人間関係を構築しようとしない
・ 人間関係がこじれることを恐れない
▶まずは人間関係はこじれるもの、そして再構築できるものと考える。
恐れないことです。必要以上に。
・ 年長者が常に正しいとは限らないと考える
▶日本の美徳として「年長者の言うことは従うべし」というものがありますが、
長く生きているだけで、常に正しいとは限らない。
つまりは絶対ではありません。
もちろん、頭ごなしに相手を否定することはいけませんが。
・ 自分の確固たる意見を持つ
▶これが一番大切ですが、結局自分のブレない意見を持つこと。
それがないと相手に合わせた方が楽、リスクも低い!という思考になってしまいがち。
ここ、注意です。
・ とりあえず、ジャブを打ってみる
▶いきなり、喧嘩腰にストレートをぶち込むのはよくありません。
お互い冷静に話ができなくなります。
反論はジャブから始めよ!これです。
・ 打算的に人間関係を構築しようとしない
▶打算が全面にくれば、体の良い距離感で
相手を理解もせず、自分も理解されず、上部だけの関係性になりがち。
GOODBYE打算!
まずは相手を理解するところから始めてみましょう。
■まとめ
▶八方美人って結局、相手を受け入れてないことから始まり、
芯を持てないことが原因。
まずは自分に確固たる軸をもち、
また相手を理解しよう!と努めましょう。
良き人間関係を!
ライター:上條
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