人が使える言霊の魔法について
1ヶ月以上前から書きたかった記事ですが、
ようやく今日書けます。
今回の内容は「言霊」「魔法」「呪い」
ということで実際にアニメやRPGで魔法使いなる職業の者が呪文を詠唱して魔法を発動させるシーンを目にすることがあります。
どうせ漫画や作り話の世界だけでしょ?
って思う人が多いかもしれませんが、
リアルな日常生活、日常世界の中でも「言霊」から起こる「魔法」と「呪い」についてはかなりの力を発しています。
今回の記事はそこをもうちょっと深く掘り下げていきます。
◯今回の記事の概要 ・言霊の持つちからについて ・言葉の魔法について ・言葉の呪いについて |
言霊のフシギ魔法使いはアファメーションをしていた
呪文を詠唱するだけで火の玉や氷が具現化されるっていうメカニズムについて
色々な説があります。
・詠唱によって契約している精霊から力を貸してもらっている
・体内のマナやチャクラを発動させる合図としての呪文
・その他
僕的考察では、魔法使いが何かを詠唱することは、一種のアファメーション=宣言
つまりは
具体的な強い想像と言葉としての宣言によって具現化させる。
これが魔法の正体だと思います。
確かに火の玉を出すことはできないように思いますが、
でもRPGに良く登場するのが「回復魔法」
回復魔法ってけっこう日常にあふれているように思います。
「やさしい言葉」
「励ましやエール」
「気遣いにありがとう」
確かにこういう言葉には人を癒やす力を秘めています。
つまりは、ありがとう、大好きって詠唱することで
確かに日常生活のなかで人は回復魔法を使っているわけです。
言霊と自己深層意識について
言霊、人との会話、SNSでの投稿、チャットの返信、独り言、音声にはならない脳内での思考…
こういった言霊を人は起きている間発し続けています。
つまりは日常とは言霊の繰り返し。
また人生っていうものは言霊の積み重ね。
今回は言霊=スピリチュアルというフレームワークでの見解というよりは、
もっと心理学的、哲学的な思考でかいていきたいと思います。
さて、言霊を発する。
その対象は、自分であり、他人であり、それぞれですが、
自分に発した言葉にしても他人に発した言葉にしても
結局、帰る所は自分の心、意識。
なぜなら、少なからず自分が発した言葉を自分はきちんと聴いているからです。
その言霊の類は自己のどこに届いていくのか?
そう考えてみると
わかることがあります。
言霊というものは、浅い部分の自己のもっと下、
自己深層意識にまで届きます。
この自己深層意識というものは、自分の決断や取捨選択を決定する自己機関です。
何かを判断する時に、
どういう基準でその良し悪し、取捨を判断するとみなさんは考えますか?
僕は、こう思います。
その検討材料について、是非を自分の深い部分の意識が決定している。
つまり、浅いところのにある自分とはまた違う深井部分の自己。
そんな自己の深層心理というものは非常に厄介です。
けっこう頑固であり、浅い部分の自己と違い、
一旦決めた価値基準をなかなか覆してくれない性質を持っています。
自分が発した言葉はそこに響き、
ある種の投票システムのようなものです。
言霊とは、
自分の思考は..
自分の価値基準は…
というもののAnswerです。
習慣は行動を変える力を持っているのですが、
実際に習慣というのは自分のマインドから来ています。
マインドを決定する一旦にあるものがこの言霊になるわけです。
ということでこの続き、
言霊のフシギ呪いの部分
人は知らない内に自身に呪いをかけていることがあります。
・自分に苦手なものをつくる呪い
・自分の可能性を潰す呪い
・自分の価値観を固定してしまう呪い
などなど。
呪いというと、五寸釘や藁人形などというイメージがありますが、
実際に言霊が持つマイナスの部分、呪いの部分には
五寸釘も藁人形もコウモリの血液もいりません。
自身の言葉だけでどこでもいつでもかけることができます。
容易いからこそ、きちんと意識しないと
無意識のうちに自分で自分に呪いをかけているなんていうことも少なくはないでしょう。
物事は使い方によって薬にも毒にもなります。
ハサミも使い方が正しければ便利な道具ですが、
使い方を誤ればただの凶器です。
そう、言葉も凶器となり呪いとなりうる。
その部分についてです。
例えば、「忙しい」「忙しい」
と口癖のように言っていると、
その忙しいという言霊が自己深層意識へ届いて
ゆとりがなくなっていきます。
自己意識「そうか、そうか、忙しいのか!」
という認識となり、
本当はたいして忙しくなかったとしても忙しいと言い続ければ続けるほど
その言葉は呪いとなります。
ですから、僕は極力「忙しい」という言葉を使わないようにしています。
僕は忙しいという言葉を連呼している人とは仕事したくないなと思います。
自己が発するその言葉で効率やゆとりを失っている場合が多いからです。
また
自分て◯◯が苦手だから
なんて言っていたら、ますます苦手意識が強まります。
言霊の性質は良かれ悪かれ
発したように現実を変化させていきます。
同様に
感謝の気持ちは伝えれば伝えるほど自分が豊かになります。
反対に人に対する罵詈雑言や否定、不満、愚痴の類を発しつづけて
自分の人生や生活が豊かになっていくでしょうか?
言葉については、
親が教え、学校の先生が教え、友達に教えられ
本にテレビに、WEBに教えられていきます。
そして自分で言葉を学びます。
しかし、言葉や言霊については学校も親も基本的には教えてもらえません。
自分の性格や行動パターンを形成しているのは
外的な環境でもなければ
親の育て方でも
経済の差でもありません。
その人が生まれてから使い続けてきた言葉の積み重ねなのです。
夢を持った時に親が軽い気持ちで
「できなっこない」という言葉を発していたならば
それは呪いとなります。
そういう面では子供の才能を生かすも潰すも親の意識や子供に使う言霊による部分が大きいのです。
最後に
日常で自分が使っている言霊チェック方法
しかし、言葉は河の流れに似ていて
1分前に発した言葉もすぐに流れていってしまいます。
普段自分が何を言っているのか?
どんな言葉をよく使っているのか?
自分では把握できないこともあります。
そんな時に便利な自分の言霊チェック方法
こちらをご紹介していきます。
方法はシンプルです。
◯身近な人物に「私っていつもどんな言葉を使っている」
と聴いてみる。
◯ブログを書いてみる
▶ブログなどで自分が書いている文章をいくつか読み返してみると
自分が普段使い慣れている言葉や頻繁に使っていることばがわかります。
◯反対に人がどんな言霊を使っているのか、観察してみる
▶言霊に意識を向けるためのワークとしては有効です。
”世界は言霊の積み重ねによって形成されている。”
”物語も音楽も言霊の旋律で紡がれている”
”親は子にきちんとした言霊の使い方をプレゼントしてあげるといい”
”言霊の習慣は意識することで変えることができる”
”やさしい言葉はやさしい感情が同居しているようだ”
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