劇場版のび太の宝島が完全新作
2018年3月公開の映画ドラえもんのび太の宝島が完全新作として製作される模様です。
今回は、監督に「今井一暁さん」脚本が「川村元気さん」ということで、どんな作品になるのか
非常に楽しみですが、
今回は、脚本を手がける川村元気さんについてです。
上條的に川村元気さんといえば、プレイボーイで連載されていて、書籍化もされた「億男」
また最近佐藤健主演で映画化もされた「世界から猫が消えたら」が非常に印象的ですが、
川村元気さんは、映画プロデューサーをされている方です。
ずっと、作家さんだと思っていたのですが、本業は、映画プロデューサーさん。
肩書映画プロデューサーって格好いいですね。
そんな川村元気についてご紹介してききます。
映画ドラえもんのび太の宝島脚本の川村元気さんとは
・上智大学文学部新聞学科卒業
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・2001年東宝入社。社内の企画募集に応募したことでプロデューサーになる。
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・2005年、26歳で映画『電車男』を企画・プロデュースし、37億円の興行収入を記録した。
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・2008年、『デトロイト・メタル・シティ』を企画・プロデュースし、23億円の興行収入を記録。
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・2010年、『告白』『悪人』を企画・プロデュース。
『告白』は38億円の興行収入を記録し、日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、米アカデミー賞外国語映画賞日本代表に選出される。『
悪人』は20億円の興行収入を記録し、キネマ旬報日本映画ベストテン第一位に選出されたほか、モントリオール世界映画祭にて最優秀女優賞を受賞した。
同年、米ハリウッド・リポーター誌の「Next Generation Asia 2010」にプロデューサーとして選出された。
▶この2010年が川村さんにとっては大きな転機となったのは間違いないですね。
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・2011年、「藤本賞」を史上最年少で受賞[3]。
同年、映画『モテキ』を企画・プロデュースして22億円の興行収入を記録。
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・2012年、初小説『世界から猫が消えたなら』で作家デビュー。
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・2013年、佐野研二郎との共著の絵本『ティニー ふうせんいぬのものがたり』を上梓。
・2013年、同作はNHKにて『ふうせんいぬティニー』としてテレビシリーズアニメ化される。
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・2014年、BRUTUS誌に連載された小説第2作『億男』、
・2014年、そして絵本第2作『ムーム』を上梓。同年、12人の著名人との対話集『仕事。』を発表。
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・2016年、初小説『世界から猫が消えたなら』が映画化され、100万部を突破。
・2016年、絵本『ムーム』が、『Dam Keeper』にて米アカデミー賞にノミネートのRobert Kondo&Dice Tsutsumi監督によりアニメ映画化される。
・2016年、小説『億男』の中国での映画化が決定。そして、週刊文春にて連載された小説第3作『四月になれば彼女は』を上梓。
と話題作がかなり多く、作家さんとしても成功をおさめている川村元気さんですが、
小説三部作が
1弾:億男
2弾:世界から猫が消えたら
3弾:四月になれば彼女は
まだ第三段目の「四月になれば彼女は」
は読んでないので、是非読みたいですね。
過去の川村元気さんのお仕事や担当作品は
上記のように、映画プロデューサーとして大成されている川村元気さんですが、
それ以外の担当作品や携わってきた作品についてもご紹介していきましょう。
◯川村元気さんが携わってきた映画
・電車男(2005年) – 企画
・スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006(2006年) – 企画・プロデュース
・サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜(2006年) – 企画
・ラフ ROUGH(2006年) – 企画
・7月24日通りのクリスマス(2006年) – 企画
・そのときは彼によろしく(2007年) – プロデューサー
・陰日向に咲く(2008年) – 企画・プロデュース
・デトロイト・メタル・シティ(2008年) – 企画
・告白(2010年) – 企画
・悪人(2010年) – プロデューサー
・モテキ(2011年) – 企画・プロデュース
▶超話題になったモテキ劇場版のプロデュースも手がけています。
・friends もののけ島のナキ(2011年) – 企画 ※アニメーション作品
・宇宙兄弟(2012年) – 企画・プロデュース
・おおかみこどもの雨と雪(2012年) – アソシエイトプロデューサー ※アニメーション作品
▶サマーウォーズの次回作として話題となったおおかみこどももプロデューサー。
・聖☆おにいさん(2013年) – プロデューサー ※アニメーション作品
・青天の霹靂(2014年) – 企画・プロデュース
・寄生獣(2014年) – プロデューサー
・寄生獣 完結編(2015年) – プロデューサー
▶ミギーが阿部サダヲっていうのが新しかった。
・バケモノの子(2015年) – プロデューサー ※アニメーション作品
▶バケモノの子は、毎夏見たくなります。
・バクマン。(2015年) – 企画・プロデュース[4]
・世界から猫が消えたなら(2016年) – 原作[5]
・君の名は。(2016年)- 企画・プロデュース ※アニメーション作品
▶君の名はも企画とプロデュースをされていたとは!
・怒り(2016年)- 企画・プロデュース
・何者(2016年)- 企画・プロデュース
・ムーム(2016年)- 原作・プロデュース ※アニメーション作品
・打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017年)- 企画・プロデュース ※アニメーション作品
・ドラえもん のび太の宝島(2018年) – 脚本
◯川村元気さんが携わってきたテレビアニメ
ふうせんいぬティニー(2014年 – 、NHK) – 原作
血界戦線(2015年、MBS) – チーフプロデューサー
アニメは意外と少ないみたいですね。
ということで映画、邦画で話題作をかなり携わってきた川村元気さんですが、
新作のドラえもんはこの今井監督と川村元気さんの脚本ということで
今までのドラえもんとは一線を画する作品になりそうですね。
人生脚本家:上條
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