サンクチュアリ出版の英語で海外自費出版サービス
いつも革新的なサービスを創作しつづける、尖っている出版社サンクチュアリ出版。
僕も大好きな出版社でありますが、最近だと、本の読み放題サービスを提供したり、
また簡単な質問に答えるとその人にピッタリの書籍を紹介してくれるサービスがあったりと
他の出版社には類を見ない革新的出版社、その名はサンクチュアリ。
さて、今回は、そんな時代の先をゆくサンクチュアリ出版から「海外で自費出版サービス」が始動します。
◯今回の記事は
・サンクチュアリ出版の海外自費出版ってこんなサービス
・こういう人におすすめだという考察
・今後の出版界ってこうなる!
ということでいきましょう。
サンクチュアリ出版の海外自費出版ってこんなサービス
なお、このサンクチュアリ出版海外自費出版サービスの概要です。
■配本エリア:米国書店・AmazonUSA
■初版部数は100部以内になります。その後、売上げに応じて重版をしていきます。
■印税はディストリビューターからの実入金額の40%です。
■印税額が年間$300を超えたらお支払い
■米国販売元 One Peace books
→つまりは、アメリカにて、AmazonUSAをつかって、初版100部以内の出版をスタート。
また初版の売れ行きに応じて重版の可否が決定!
印税は、実入金額の40%
さらに、年間300ドル=約30000円を年間で越えたら支払い(これはアフィリエイトと一緒ですね)
販売元は、One Peace booksさん。
ということで、印税ってこれはかなり大きいなと思います。
次に、今回のサンクチュアリ出版海外自費出版サービスの障壁について最初に考えてみましょう
海外出版サービスの障壁とは
海外で自分の本をリリースしてみたい。
また日本を飛び越えて海外での出版も視野に入れてみたい。
2020年の東京五輪を視野に入れると、インバウンドはかなり期待できそう。
なんていう考えが僕にも浮かびましたが、
実際に海外で自費出版をする際に障壁になりそうな部分をご紹介。
1.全編英訳
2.テーマや内容が海外で評価されるのか?
3.宣伝や告知
4.年間300ドルを超えるには
ここですね。
もうちょっと掘り下げていきましょう。
1.全編英訳
→まずは英訳。これは海外出版を検討している方なら、そこまで障壁にならないでしょう。
2.テーマや内容が海外で評価されるのか?
→日本の文化が海外でも流行しているのは確かですが、書籍にした際にそれが受け入れられるか?
または買いたいと思わせられるか、ここが重要です。
また今回の記事後半で、上條的、こんなテーマなら売れるのでは?というものをご紹介していきます。
3.宣伝や告知
→日本であればSNSやらツテやらで拡散や発信ができますが、
これ、アメリカ圏にてどのように自分で告知や宣伝をしていくのでしょうか?
4.年間300ドルを超えるには
→年間300ドル=30000円は高くはない壁です。
一冊1000円だとしたら、30冊売れれば達成となります。
ただし、これは、海外出版費用=200000円~というものを踏まえた時に
自分の売上で経費などをペイするには、重版してもらえるような内容でないといけませんね。
こういう人におすすめだという考察
まずは、テーマ選び。
海外で受け入れられるテーマとは何か?
考えてみました。
◯海外出版で売れそうなテーマ
・漫画
・料理
・コスプレ
・日本伝統工芸
・簡単な日本DIYまとめ
・寺社仏閣写真集
・日本の男装女子写真集
・絵本
・2020年問題の本
・トランプ本
・東京グルメ本
などなど
こちらも詳細を書き込んでいきますと
・漫画
→これは需要あると思います。それも従来のワンピースとかドラゴンボールとかメジャーな漫画ではなく、
今までにあってなさそうだった漫画。これはちょっとハードル高いかもですが、Noteなどで漫画を公開している人にはおすすめです。
・料理
→日本食のレシピ本。きっとすでにアメリカでもそういった本が売ってそうですが、
多分なさそうなのが【日本のB旧グルメ本】【虫料理本】【和食と洋食の融合レシピ】などなど
着物を来て料理をするというようなビジュアルも重要かもしれません。
・コスプレ
→これも売れそう。コスプレ写真集。今や全国的に日本のジャパアニメーションについての認知は上がってるので
そこも需要あるかも。
・日本伝統工芸
→日本の伝統工芸写真集。輪島塗とか西陣織とかの美しい伝統工芸を紹介する一冊。
・簡単な日本DIYまとめDIY本は一定の需要がありそう。
・寺社仏閣写真集
→これも最近京都なり、東京なりの寺社仏閣にいくと、日本人観光客以上に海外の観光客が多い。
これは日本の古来からの美について、海外の関心が更に高まってることに繋がるのではないでしょうか?
・日本の男装女子写真集
→一時期「kawaii」が流行しましたが、今度は「KACCOII」を流行させたらいいのではないかな?
僕は思います。
日本文化を海外に紹介する時に、この格好良さというものをPRするのも面白そう。
その1つとして男装女子。
これは紛れもなく格好いい。
・絵本
→シンプルなところで絵本。
子供の情操教育にもなり、また小さい子に海外(日本)のことを絵本で知ってもらう。
これはいいことだと思いますね。
またシンプルかつ過去から絵本の需要は全世界一定数があります。
・2020年問題の本
→2020年東京五輪もありますが、世界的に不況にもなるという観測。
そこで日本から見た2020年問題の本。
ちょっと硬いかもしれませんが、需要はありそう。
・トランプ本
→こちらも日本から見たトランプ本。
物議をかもしそうですが、こういう鋭いエッヂがきいているものもいいかもしれませんね。
・東京グルメ本
→2020年前後、日本に来る人向けの東京観光本。
きっと日本の観光本は海外でも売られているでしょうが、
もっとアンダーグランドなもっと下町な観光本、グルメ本があれば需要はありそう。
今後の出版界ってこうなる!
さて、最後に今後の出版界について。
これは、もともと、甲骨文字や版画などが進化して、文字が生まれ、中世は紙が貴重品でした。
そこから文字というもので情報発信をしたり、お互いのコミュニケーションをはかる時代になり、
戦後、TVやネットが主流となり、もはやアナログな紙面というものは現在の時代の流れに乗っかっていないようにも想えます。
ネットで、SNSで、電子書籍でってワンタッチでスピーディな解決。
結論を知りたい、情報を早く知りたい。
新しいことを知りたい。
と情報過多になった時代。
そこで紙面の書籍の存在感というものを考えてみると、
”まさに一冊の本を慈しむことは、人生を愛すること”
これと同義。
得る速さは失う速さ。
簡単に得られる情報は風化するのも早い。
その一冊という書籍の実質的な重さこそが、
書籍の重要性。
きっと今後も紙面の書籍はなくならないし、
また時代が巡って、デジタルをアナログが凌駕する時代がやってくるかもしれません。
とはいえ、情報社会なのでいち早く情報を得ることも大切なので、
ハイブリッドな出版社が今後は増えてきそうですね。
また個人メディアやSNSの流行から見るに、
個人が出版する時代もやってくるかもしれません。
もっと、端的に、もっとシンプルに。
ということで新しい時代が到来しそうな感じがして非常にワクワクしますね。
人生脚本家:上條
興味ある方はこちらまで↓
https://www.sanctuarybooks.jp/usabook/
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