最近スピンオフ漫画が面白い
悪魔的に面白いスピンオフ漫画が最近、非常に増えています。
今回の記事は、上條がおすすめしたいスピンオフ漫画の2018年版です。
・スピンオフ漫画とは
本作に登場する主人公(または主人公クラス)以外のキャラクターが主軸となって構成されている漫画
漫画家も原作者と異なる場合がおおい。
ほとんどは、原作者の絵柄に近い絵柄で描かれていることがおおい。
ということでいってみましょう!
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│中間管理職トネガワ
原作:「世紀末黙示録カイジ」
面白さ:★★★★★★★★
ギャグセンス:★★★★★★★★★★★★★★★★
中毒性:★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★★★★★★★★★★★★
世紀末黙示録カイジに登場する帝愛グループの中間管理職、トネガワが主人公の作品。
原作のカイジではトネガワはカイジとEカードで戦ったり、
なかなかに渋いオジサンでしたが、
今作では、中間管理職の悲喜こもごもが垣間見られます。
時折見せるトネガワのおちゃめな所や
黒服達のアイデンティティ、
また帝愛グループと言えども、普通の企業同様のジレンマや仕事の大変さ、人間ドラマがあり、
そんな環境を笑いに昇華しているエンターテイメント作品!
悪魔的に面白い!
カイジを知らなくても読める!
トネガワの上には兵藤会長という理不尽な上司がいて、
また無個性だった黒服という部下に挟まれながら果敢に生きるトネガワの生き様は非常に格好が良い!
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│1日外出録ハンチョウ
原作:「世紀末黙示録カイジ」
面白さ:★★★★★
グルメ:★★★★★★★★★★★★★★★★
中毒性:★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★★★★
中間監査トネガワと同じく原作は「世紀末黙示録カイジ」
地下世界でチンチロというギャンブルを取り仕切り、
1日外出券(300000ペリカ必要)を手に入れて、気ままに24時間というタイムリミットの中で
美食に舌鼓を鳴らすハンチョウの観察漫画。
漫画家は、中間管理職トネガワと同様。
この作品と中間管理職トネガワとの違いは
ズバリ料理を軸に置いているのかいないのかの違い。
ハンチョウの外出目的は
「地上で美味しいものを食べたい」
「自由を満喫したい」
「地下世界で物販する商品を仕入れたい」
というものがおおいので
自ずと美味しい料理店が登場してきます。
これがまた実に美味しそう。
思わず1日外出できたら一体何をしようかと
考えてしまう作品。
原作ではチンチロ編でハンチョウが非常にキモくて、
コイツを主人公に据えても生理的ヘイトだろ!
と思っていたけど、
しかし!
悪魔的に面白い!
3巻は3月6日に発売決定!
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│転生したらヤムチャだった
原作:ドラゴンボール
面白さ:★★★★★
冒険:★★★★★
ドッカン:★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★
ご存知、ドラゴンボールのヤムチャにいきなり転生しちゃったよん!
という漫画。
主人公は、ドラゴンボール雑学王であり、ドッカンバトルのトップランカーであったので、
ドラゴンボールの知識を活かし、ヤムチャとしての未来を覆していこうという物語。
原作でのヤムチャは、サイバイマンと爆死!ナメック生に行かず、人造人間に殺されかけ、セルゲームには参加せず
最後は魔人ブウに殺されてしまう。
という結末。
だれもが知っているドラゴンボールのヤムチャが俺TUEEEEE!になるにはどうしたらいいか
という部分が見どころ!
それにしても、転生したらプーアルだった
だったらきっとうまく立ち回れなかっただろうなって思う。うん。
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│BOLT
原作:「NARUTO」
面白さ:★★★★★★★★
冒険:★★★★★★★★
意外性:★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★
上條は思った。
どうせ、NARUTOの息子が主人公で、絵柄がNARUTOと全然違うやん!
面白いわけないっしょ!
と。
しかし、実際に読んでみるとこれがまた面白い!
特に木葉丸が成長しててめっちゃ格好イイ!
BOLTは二世にありがちな、ひねくれた性格で読み始めてた頃は
うわ!ボルト!育成失敗!
って思ったけど、巻を読み進めていくうちに段々と面白くなってきた感じがする。
これは初期期待値が低かっただけになかなかに面白い!
ちなみに前作のNARUTOはある程度知らないと辛いところもある。
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│アカギ 闇に降り立った天才
原作:天
面白さ:★★★★
麻雀:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ザワザワ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★★★★★★★★★
先日連載が終了したアカギは、実際には天という漫画のスピンオフです。
アカギは、鷲巣麻雀を延々とやり続けてきたなっていう印象だけど、
天の最終巻を読んでアカギの人生哲学に魅了された人もおおいんじゃないかと思うのですが、
アカギの若かった時代の物語。
ああ、ここから天にはなしが続いていくのかっていう感じがします。
途中の中だるみがなく、もっとサクッと鷲巣編が終わっていたらもっと良かったかもしれませんが
「来たぜ!ヌルリと!」
「倍プッシュだ!」
「ざわ…ざわざわ…」
など沢山の名言が生まれた作品でもありましたね。
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│夏の前日
原作:「水と銀」「水の色 銀の月」
面白さ:★★★★★★★★★★★★★
読了感:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
切なさ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★★★★★★★★★★★
これは水と銀の前日譚となる恋愛物語です。
さっきも読んでましたが、
晶さん、かわいそう!不憫!そして美しい!
こういう女性って憧れるよな!
それに引き換え、哲生はなというわがままでもったいない選択をしたんだ!
と読了後になんとも言えない気持ちになります。
水と銀はその後日譚となりますが、
絵柄や空気感が違いすぎるので
なんとも言えない気持ちに間違いなくなりますが
芸大に通う哲生と、画廊で働く晶さんの
切ない恋のものがたり。
絵のタッチが好きです。
またこの物語の世界観が好きです。
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│岸辺露伴は動かない
現作:ジョジョの奇妙な冒険第4部
面白さ:★★★★★★★★★
岸辺露伴カッケー:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
奇妙:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★
ジョジョの奇妙な冒険の第四部に登場した魅力的な漫画家、岸辺露伴を主人公にした本作品。
岸辺露伴てこうして取材しながら漫画描いていたのかーと思う。
ちなみにジョジョと比べると、ダーク色、ミステリー色が強い。
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│名探偵コナン 犯人の犯沢さん
原作:名探偵コナン
面白さ:★★★★★★★★★★★★★★
謎解き:★★★
ギャグセンス:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★★★★★★
ご存知、名探偵コナンで、
犯人て全身黒ずくめに描かれているけど、
そんな犯人(まだ犯罪はしていないっぽい)の犯沢さんが主人公。
性別、年齢不明。
しかし、米花町でめっちゃ苦労しながら生きている犯沢さんをちょっと応援したくもなる作品。
作中、コナンや服部平次、蘭姉ちゃんなど、原作キャラも多数すれ違う。
蘭姉ちゃんの角の位置が絶対おかしい!
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│金田一少年の『犯人たちの事件簿』
原作:「金田一少年の事件簿」
面白さ:★★★★★★★★
謎解き:★★★
ギャグセンス:★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★
犯人の犯沢さんを読んでからこちらも読んでみましたが、
金田一少年のスピンオフの方が連載は早かったみたいです。
なんていうか、犯人も色々苦労しているんだな
って思いました。
2018年これだけは読んでおきたいスピンオフ漫画│衛宮さんちの今日のごはん
原作:Fate
面白さ:★★★★★★★★
ほっこり:★★★★★★★
料理うまそう:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
原作知らなくても読める度:★★★★★★★
料理漫画でスピンオフはハズレがなかなかないようにも思える。
今回はFateで主人公だった衛宮士郎が、家で、セイバーや桜、藤姐のために
美味しい料理を作っていく物語。
今期アニメ化もしています。
Fateと違うのは、
・バトルシーンはない
・料理がうまそう
・実際につくってみたくなる
っていう点ですかね。
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