人生で失敗して学んだことと失敗から立ち上がる方法

上條、失敗する！

それは2018年秋口。上條はいくつかの失敗が積み重なって、かなり大きな打撃を受け、
また体調も崩し、人生37年で最もどん底にいるような感じを受けました。

人間関係や多くのしごとを手放してしまった時期でした。

詳細についてはまた気が向いたら（昇華したら）書きたいと思いますが、
ようやく最近、再起を始めました。
一旦落ちると長い自分です。

今回の記事は、それでもネガティブや悲壮感漂う内容ではなく、
そんな経験の中で学んだことを備忘録的に書いておきたいと思います。

失敗から学べることが次の財産になる

本当に面白いくらい成功している時、調子が良い時は自分の周りに人が集まります。
良い循環が出来るのもその頃です。
しかし、本当に面白いくらい一度転ぶと、
周りにいた人達はあっという間に消えてしまい、
孤独感や虚無感を感じずにはいられませんでした。

しかし、そんな状況であっても、
そこには次につながる種が撒かれており、
またそこはどん底であったとしても、
終着点ではないと今ならわかります。

失敗にも成功にも必ずロジカルな理由や原因、起因する所があり、
それは自分の癖や習慣、マインドなどから来ているのですが、
実際に自分という人間と対話するには、
成功している時はノイズが多すぎる。

うまくいかないときこそ、
そこには悔しさと静寂があり、
自分という存在と対話する時間を得ることができるのです。

今回はそんな秋の失敗から学んだことを書いていきます。

失敗から学んだこと1.人は助けてくれない

失敗から学んだこと、その1は、
言葉にするとすごく怖いんですが、
基本的に人は救ってくれません。
ドラマや映画のようなご都合主義で、ピンチの時に救援を他者にもとめてはいけない。
それを僕は学びました。
これは残酷なようですが、友達や恋人、上司や先輩が力になってくれることを
過大に期待するのは良くないなと思いました。
でもある種、失敗してだれも救いの手がないことで

「ああ、これって自分の人生なんだな」
と自覚することができました。

失敗から学んだこと2.けど再起のヒントをくれる人は必ずいる

人は助けてはくれないけど、
それでも、解決になるヒントを自分が求めれば与えてくれる人は多いです。

実際今こんな風に困っていてさぁ
なんていう話をした時に、
まるで生まれて来る前に、
自分はココで転ぶことがあるからその時は助言してね！
って約束でもしていたかのように
真剣に話に耳を傾けてくれる人、
そんな人を本当に大切にしていった方が良いなぁと感じました。

ヒントは断片的なものだったり、
その時はピンとこない内容なものもあるかもしれませんが
それでもそんなヒントに対して謙虚に、また感謝して聴くこと
すごく大切です。

失敗から学んだこと3.すべて自己責任

そう、そしてどんな原因があっても、
失敗も成功も全部自己責任です。
自己責任。
よく責任転嫁してしまう人がいますが
あの時にこうだったらよかったのに。
こんな時にあの人がそばにいてくれたら心の支えになるのに
なんていう後ろ向きな考えでは失敗から何も学べません。

ころんだ時は自分で立ち上がる。
ころんだって人生はそこで終わりはしないんだ。

失敗から学んだこと4.転んでから始まることも多い

僕はライターなので、失敗して本当にしんどかった経験も
文字にしてみるとスラスラと言葉が出て来るものです。
そこには感慨や悲壮感はありません。

喉元過ぎれば熱さを忘れる。

ではないですが、
一旦過ぎ去ってしまったことは、もう今のことではありません。

大切なのは、「今」「自分」「どうするの？」

たったこれだけ。

明日、自分、どうするの？
でも
昨日、自分、どうしてこうしなかったの？

でもなく、

今、自分はどうするのか？どう行動するのか？

ここが大切になってきます。

ジャンプ漫画、37になった未だに僕は好きですが
王道漫画は大概20巻くらいで一旦主人公はライバルに敗れます。
悟空もピッコロ大魔王に負け、ラディッツと一緒に死んでしまいました。
ナルトもサスケにやられます。
ダイの大冒険のポップなんて負けたり、逃げ出してばかりです。

それでも面白いのはそこで終わらない。
必ず、逆転の芽を見つけ出して
新必殺技なり、超パワーアップして復活します。

幕之内一歩も伊達英二に敗れてからデンプシーロールを覚えました。
桜木花道も陵南高校との試合で敗れてから合宿シュートをマスターしました。

つまりは、失敗がない限り、次のステップに人は進めない！
失敗するからこそ、それが大なり小なり関係なく、
成長の芽を人はそこで得ている。

じゃあ、僕は今回のことで一体何を得たのかな？

思い返してみてわかったことは↓

失敗から学んだこと5.ヴィジョンを持つ大切さ

今回の失敗で僕が最も痛烈に痛感したのは、
ヴィジョンの大切さです。

仕事に
人生に
恋愛に
家族に
住居に
ライフスタイルに
一日の過ごし方に
10年後の自分に

何を求めているのか？

これは超具体的な方が良いです。

10年後、京都で生活しながら、
月収200万円稼ぎつつも、
困っている人を助けながら、
世界のきれいなものを
最愛の人と一緒に体験したい。

こんな感じで、
自分がまずは望むこと。
欲すること
ほしいなって心から願うこと
そのために行動すること
どんなことがあっても、
ほしいものを振らさないこと。

これ。

ヴィジョンが曖昧だったり、
忙しさにかまけてそれを構築しなかったり、
望みがぼやけてしまっていると、
結局、人は流されます。

ほしいものを得られないばかりか
何がほしいのか、それがわからなくなってしまいます。

これが怖い。

人は生まれながらに忘却の生き物である。

誰かの言葉にありましたが、

自分の根っこにある望みは
ちゃんと自分で意識しないと
スゥっと手のひらからこぼれ落ちます。

アファメーション＝宣言

これが大切だったり、
コルクボードや壁にほしいものを貼り付けておくことが効果的なのは
いつでも自分の願いを忘れないでいられるからです。

それが曖昧だと、
たとえ何かを得られたとしても
それが本当に欲しかったものかわからなくなってしまいます。

一人の時間、自分が何を欲し、
どんな生き方をしたいのか
具体的に対話すること、本当に大切だな。

独立して
がんばらなきゃ、結果を出さなきゃ
という焦りから
僕は自分が本当は何を求めて
どこに行きたいのかを
どう生きたいのかを見失っていたのだな

これが今回の失敗で多くを失って得た最愛のものだと感じます。

関わる人を愛し
人生を愛し、
そして自分を愛せれば
同じだけ自分も愛される。

駆け足や勇み足になることがあっても
自分の願いや望み、
またほしいと思ったことは忘れてはいけない。

今回はそれを考えさせられる良い機会になりました。

失敗よ、ありがとう！

さて、価値ある勝ちと
行動。

ここから2018年、巻き返しますか。