スラムダンクのその後
今回の記事は第一部が完になったまま第二部を心待ちにしているファンも多いだろう、
大人気バスケット漫画、スラムダンクのその後、都市伝説についてです。
僕もリアルタイムで見ていましたが、
今でこそ、黒子のバスケなどバスケ漫画が増えてきましたが、
バスケ漫画に市民権を与えたのは間違いなくこのスラムダンクだと思います。
当時は、野球漫画、サッカー漫画が多かったですね。
桜木花道の成長とともに、インターハイに出場する所まで物語は進展していき、
最後は全国大会の途中で連載終了してしまいました。
当時はスラムダンクロスなる言葉はなかったのですが、まさにジャンプでもうスラムダンクの続きが読めない!
そして続きが気になるところで終わってしまいました。
はやいもので連載終了から20年以上がたった今でも、続きが気になるスラムダンク。
作中でのいくつかの今後が気になる展開で伏線なども回収しないまま終了してしまった部分も少なくありません。
僕が読んでて気になるのは
・花道は怪我直ったの?
・ゴリや三井などが引退した後の湘北バスケ部はどうなったの?
・ルカワはアメリカにすぐ留学したの?
・結局、インターハイはどこが優勝したんだろう?
などなど。
都市伝説を織り交ぜながら、スラムダンクの謎を紐解いて行きたいと思います。
花道は怪我直ったの?│スラムダンクその後都市伝説
花道は山王戦で背中に怪我を負ってしまいました。
その後も断固桜木!と奮闘したのですが、背中は脊髄などもあり、かなり重要な部分です。
その後の桜木については、「資生堂」のスラムダンクとコラボしたCMでちょっとだけ明らかになっています。
花道、赤坊主からちょっとだけ髪の毛が伸びているのでインターハイ後数ヶ月後の模様だと思われます。
リハビリを完了し、元気に湘北バスケ部に戻った桜木花道!といったところでしょうか?
ゴリや三井などが引退した後の湘北バスケ部はどうなったの?│スラムダンクその後都市伝説
ゴリや三井(三井は冬の大会まで参加)が引退した後の湘北バスケ部ですが、
・キャプテン→宮城
・マネージャー→彩子さん・晴子さん
・スタメン→宮城・ルカワ・桜木・三井(冬まで)・プラスα
という感じでしょうか?
フォワードのゴリ、3Pシューターの三井が引退した分、けっこうパワーダウンな感じはしますが
桜木がセンターとして活躍しながら、ガードの宮城、そしてフォワードのルカワという布陣。
新入部員でまた破天荒な新人が入り、一悶着ありそう。
ルカワはアメリカにすぐ留学したの?│スラムダンクその後都市伝説
ルカワについては、その後のスラムダンクでもあまり明らかになっておりません。
選抜にえらばれて最終話で桜木にユニフォームを自慢していましたね。
それ以外のメンバーはその後どうなったの?
スラムダンク、インターハイ終了後の登場人物のその後です。
2004年、スラムダンクの総発行部数がとうとう一億冊をこえました。
この感謝イベントの一環として、神奈川県立三崎高等学校の旧校舎でスラムダンクの作者自らが続きを描いた。
題名は「10 DAYS AFTER」、スラムダンク本編終了から10日後のストーリーである。各教室の黒板を原稿がわりにして絵を描いているので迫力も十分な作品だ。
スラムダンクは全国大会編の終了と共に連載が終わっている。大会終了後なので三年生も引退し、
学校によってはすでに次期キャプテンが決まっています。
宮城リョータもそのうちの一人なので、時系列的には資生堂CMの続きもますます気になります。
また海南の牧の黒さは地ではなくサーファー焼けという事実が発覚するなど、単なる続き物という期待を良い意味で裏切っている。
最後は、リハビリ中の花道がケガを治してバスケ界に戻ることを誓う。
「オレは天才ですから」
ちょっとした続き物とは言え、実にスラムダンクらしい終わり方である。ちなみにこのスラムダンクの続きで、ミッチーこと三井寿が冬の選抜に出ようとするシーンがある。
彼も三年生なので本来は引退のはずだ。このことから一部ではミッチー留年説も流れたが、単に進学のためにバスケの推薦枠を取る試みだと分かった。
◯沢北
→本格的に渡米するために英語の勉強中!
どうやらあまり英語は得意ではないようだ。
ルカワにも大きな影響を与えた山王の沢北、彼もバスケット渡米するために英語の猛勉強中のようですね。
◯ゴリ
→湘北バスケ部が気になるけど、「引退」したから簡単に顔を出せずにモヤモヤ
責任感が強くリーダーシップの男、ゴリは
引退したからと湘北バスケ部へ顔を出さず、大学推薦がなくなってしまったので、センター?に向けて勉強中なのだが、
バスケ部が気になる!気になる!
また冬まで引退を延ばした三井のことを羨ましそうに見ている。
◯メガネくん
→こちらも受験モードだが、バスケが恋しい。
今度は大学バスケか?
作中、良い場面での活躍が多かった小暮こと、メガネくん。
彼もゴリ同様、バスケを一旦お休みして受験モードへ。
それでもバスケが恋しい模様ですね。
◯安西先生
→お医者さんにダイエットを命じられて、健康のためにジョギングなどを開始する。
安西先生もかなりまるまるとした身体つきになってしまったので、ついにお医者さんから
健康のために減量を命じれる。
◯三井
→最後の大会、冬の選抜に向けて燃えている。
三井にとってはこれが最後の大会となる冬の選抜大会。
ゴリやメガネくんが引退してしまった分も漢三井が燃え上がる!
しかし、新キャプテンの宮城にとっては目の上のたんこぶっぽい。
インターハイのトーナメント表を見ると優勝校がわかる│スラムダンク
インターハイのトーナメント表をわかりやすくするために
ABCDでわけました。
・ トーナメント表A
博多商大付属
リード校でもあるトップ候補!強豪・博多商大附属
湘北が二回戦であたった山王工業だが、彼らはスラムダンク作中における前年・前々年のチャンピオンだ。トーナメント表でも当然、シード校扱いになっている。
だがこの一覧には山王以外に、シード校がもう一つ隠れている。
それは、湘北とは逆ブロックに位置する博多商大附属。
前年度のチャンピオンが一回戦シードになっているのなら、
博多商大附属は同じく前年度の準優勝校であった可能性が高い。
作中では全く触れられていないが、かなりの強豪であることは伺える。
恐らく大栄か名朋のどちらかだろうが、仮に博多商大附属が優勝校だとしても不思議はないのだ。
・ トーナメント表B
湘北バスケ部→
一回戦の豊玉に勝利。
二回戦の山王に辛勝。
三回戦の愛和学院に惨敗。
ということで愛知学院がトーナメント表Bでは勝ち上がっていきました。
・ トーナメント表C
海南大付属
これは作中で明らかになっているのですが、
海南大付属がインターハイ、なんと準優勝!
ということは、トーナメント表Cからは海南で決まり!
つまり全国大会の続きがスラムダンク本編では、ほとんど語られていないのだ。かろうじて準優勝校が同じ神奈川県代表の海南大付属とわかるが、優勝校については一切語られていない。
・ トーナメント表D
名朋!?大栄!?
このトーナメント表Dもかなり激戦区。
優勝校候補としては、名朋か、大栄が可能性が高そう。
ナレーションで「日本は森重寛を知る」と語られた選手の所属する名朋実業。また「本当に注意せなアカンのはここやで」と彦一に言わしめた大栄学園。
名朋と言えば、森繁がいるところ。
ハンターハンターのキメラアント編で例えるなら
ジャイロのようなダークホース的存在でした。
ただ名朋が森繁のワンマンチームなのかは不明ですが、
インターハイ、上位に来そうな感じはしますし、
この「日本は森重寛を知る」という部分も非常に気になりますね。
とここまでまとめると
スラムダンクのインターハイ優勝校は、
「博多商大」「名朋」「大栄」のいずれかになるという感じがします。
スラムダンクの頂点に立った高校はドコ?
優勝候補とされる学校が二つにまで絞られた。しかし実際に、インターハイの続きでどちらが勝ち進んだかは明らかにされていない。
だから、スラムダンクの作中に隠されたヒントから考察する必要がある。
まず名朋実業の優勝説。これはやはり「日本は森重寛を知る」の一言が根拠だ。
現実世界で考えて欲しい。野球と違ってバスケットは全国大会レベルでも、高校の試合がテレビ放送されることはあまりない。
つまり知名度が低いので「日本中が森重寛という名前を知る」には、
優勝校になってMVPを取るほどの活躍がなければ無理だというワケだ。
ただし根拠はこれだけで、むしろ否定的な意見の方が強い。
仮に彼の名前が有名になったとしても、それが決勝まで行く全ての根拠とは言い難いからだ。また作者の井上雄彦氏も「スター選手が引っ張っていくチームが勝つことはない」と、
作者自らが名朋実業のようなチームが勝ち進むことを否定している。
一方の大栄学園だが、彦一のセリフはもちろんとして、ネット上でも「何かの雑誌の結果に書いてあった」「どこかで大栄が優勝となっていた」という声が聞かれる。
またこの話には続きがあって、作者の井上雄彦氏が「インタビューで語っていた」という都市伝説じみたものまである。だがもちろん、事の真相は定かではない。みんな「見た気がする」程度なのだ。
それだけ大栄の強さが印象的だったとも思えるが、やはり根拠が薄い。
資生堂・スラムダンクのタイアップCMが面白すぎ!
2009年に放送された資生堂のCMで、スラムダンクとタイアップしたものがある。このメーカーとしては珍しい男物化粧品の宣伝で、男らしさあふれるスラムダンクが起用された。
肝心のCMはいくつかのストーリーが存在するが、基本的にスラムダンク作者の「おふざけ」という展開が取られている。まずスラムダンクの中でも圧倒的人気を誇る流川楓が登場。
敵チームのディフェンスをドリブルで突破し、ゴール前でダンクを決めようとする。
桜木花道と宮城リョータのシーンではゴール前で身動きの取れなくなった花道が一旦リョータにパスを出す。
そしてスキができたところでボールを返してもらい、これも華麗にダンクを決めようとする。
しかし二人ともゴールを決められない。
シュートが決まる瞬間に消しゴムとペンが出現し、ゴールを別のものに書きかえてしまうからだ。流川の場合はコンサートドラムになってボールが弾かれ、花道の場合は水入りのバケツになって大量の水を浴びてしまう。
これだけでは全くスラムダンクの「続き」とは思えないかもしれない。だが花道の髪が少し伸びていてケガが治った後だとわかるし、リョータはゼッケン4番をつけている。
さらに一瞬見えるユニフォームには、確かにSHOHOKU(湘北)と書かれている。湘北の4番といえばスラムダンク作中では赤木のものだ。
とすると、このCMは彼ら三年生が卒業した後の続きだと推測できる。またバスケットの4番はキャプテンの背番号なので、リョータが次期リーダーに選ばれたことも分かる。
純粋な続きものではないが、スラムダンクファンなら見ないわけにはいかない。躍動感もかなりあって、アフレコはされていないが「リョーちん!」という声まで聞こえそうだ。
このコマーシャルの続きが見たいくらいである。
スラムダンクの続きは描かれるのだろうか?
現在、作者の井上先生は、「リアル」「バガボンド」と2本を連載しています。
バガボンドは長く連載休止となっており、車椅子バスケ漫画リアルの方もコミック14巻で止まってしまっています。
スラムダンク再開の可能性があるなら、この2つの連載にある程度の目処が立ってからなのでしょうか?
かなり芸術家肌な井上先生ですが、
スラムダンク以上のラストを描くために今も修行中なのではないでしょうか?
ともあれ一読者としては続きが非常に気になります。
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