地震対応マニュアル
地震列島日本。
何時いかなる時に大地震に見舞われてもおかしくない現代2015。
今回はそんな地震時の対応マニュアルを書いておきます。
※状況によってはここに書いたもの以外が妥当な場合もありますので、あくまでもご参考に!
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30年以内の海溝型地震発生予想
択捉島沖:60%
色丹島沖:50%
三陸沖北部:90%
東海地震:87%
東南海地震:70%
その他南関東のM7程度の地震:70%
地震Q&A
■大地震の時に「お風呂」「トイレ」にいました。さてどうする?
A:よく戸を開いておくとか、火の元を止めるなどいまれますが、それは緊急地震速報など事前に察知できた場合の対応です。
揺れている最中は転倒の危険性が高いので、
1.まずは落ち着いて丈夫なものにしがみついてください。
2.揺れがおさまるのを待ちましょう
3.お風呂場ではタイルや鏡、トイレでは水洗タンクの落下に注意!
4.避難時は、スリッパなどを履きましょう(裸足だと割れ物を踏みつける危険性があります)
5.地震の規模にもよりますが、テレビ・ラジオなどから情報を収拾し、
6.その地域の避難場所へ避難しましょう。
まとめ:まずは落ち着こう。裸足危険。
■地下街や地下鉄で地震を確認。そのまま待機してOK?
A:火災が発生しなければ、揺れが若干少ないので、地下は比較的安全です。
停電になった場合は、避難口の方向を示した非常灯にしたがって移動しましょう。
地下街は、60m毎に非常口が設置されています。
余裕があれば、開いている非常口から避難しましょう。
非常灯が見えない時は、壁づたいに歩いて行けば60m以内に非常口はあります。
まとめ:地下街は60m毎に非常口がある。
■屋上で大きな揺れを確認しました。屋内へ逃げるの?そのまま待機?
あ:揺れが収まるまで屋内への移動は火カメましょう。
ビルやデパートの場合、屋上にはコンテナやタンクが設置されているので、それが落ちてくる危険性があります。
また地震時のエレベータはNG。緊急停止によって閉じ込められたりと危険度が増します。
屋上で頭上からの落下物から身を守れる丈夫な場所に一端避難。
そして、フェンス側は最も危険なので近づかないように。
従業員の指示にしたがって速やかに避難。
火災も発生した時は、非常口へ避難するのが正しいです。
まとめ:屋上からの落下物に気をつけよう。
■自分がいた場所で液状化現象が発生!その対処法は?
A:突然足元が泥沼のように液状化しますが、地割れが起き足元をすくわれるということはおこらないので、まずは慌てず
地震が収まるまでは動かないのが賢明。
液状化現象は、川・湖・海などを埋め立てた地域で多く発生します。
建物内にいる時はそのまま揺れが収まるまで待機するのがベターです。
A:液状化現象に遭っても慌てない。
■いた場所が倒壊しガレキの下敷きになった時の脱出方法
A:
1.周囲に人がいないか確認しましょう。
2.人がいる時は大声を出して助けを求めましょう。
3.もし可能であれば自力での脱出を試みましょう。
4.脱出できたら、その場から速やかに離れること。
ガレキを壊すには
1.硬いものが身近にあればそれを使って粉砕しましょう。体力を消耗せずにすみます。
2.もしも自分が無事だった場合、他の助けを求めている人を探すのも大切です。
震災時は、地域の住民同士で強力しあった救助活動が人命救助に重要な役割を果たします。
日頃から近隣住民の方とコミュニケーションを取っておくことも大切ですね。
まとめ:震災時こそ助け合い。
■2階や3階にいた時に地震が発生。飛び降りて避難すればいいの?
A:気が動転していると、飛び降りる手段が最も安全だと思いがちですが、
いきなり飛び降りるのは気が早いので、
まずは揺れの程度を確認しましょう。
地震が収まるまで落ち着いて待ちましょう。
3階くらいなら階段からの脱出が賢明です。
また地震により玄関など出口が開かない時は、ベランダから助けを求めるのがいいですね。
まとめ:建物が倒壊しようとしている時など人命に関わる場合以外の飛び降りは危険。
一般道を走行中に地震発生!
A:一般道を車で走っている時に地震!という時は、まずは
1.ハンドルを取られないようにしっかり握りましょう。
2.徐行
3.車両を道路左に停車。
4.揺れが収まるまでは車外に出ない。
5.ハザードランプを転倒させて、周囲に注意喚起。
津波からの避難の場合は
1.車を置いて徒歩で避難。
2.車での避難は渋滞に巻き込まれる危険があります。
3.徒歩で避難する時は、緊急車両が道路を通れるように停めましょう。
4.貴重品を持ってくこともお忘れなく。
5.余裕があれば車に自分(所有者)の住所や連絡先を書いて貼っておきましょう。
まとめ:津波時の車での避難は渋滞に巻き込まれる危険性がある。
ということで、地震時の対応ですが、
地下街に60m置きに避難口があるとは知りませんでした。
全てに共通するのは、まずは落ち着いて、状況判断をすることと、闇雲に避難すると逆に危険な場合もあるということですね。
writer:かみじょー
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