2017年は学びの年
2017年、今年はどんな一年にしよう?
そう考えた時に、僕はいくつか今年のヴィジョンを考えてみました。
その一つが「学び」
実際に30代、40代、と年齢が上がっていくと
心を開いて、プライドや自負などを脱ぎ捨てて
フラットに人からの教えや助言、苦言、箴言などを聞けなくなったりもします。
それは、今まで社会で自分が積み上げてきたキャリアや、プライド
人間関係などが邪魔してしまって
素直になれない。
しかし、それは非常にもったいない!
人間は受け入れることをやめた瞬間に停滞ではなく、退化してしまうだけ。
奢り、わかった顔をしてしたり顔で偉そうにしていては、
折角の学びの機会と成長の機会を喪失してしまう。
「30代の機会喪失」
これは案外、みんな無意識にチャンスや学びをスルーしてしまうことが多々あると思います。
僕も20代の頃は右も左も分からない状況だったので
盲目的に人の、権力者の教えやマインドを学ぼう
それこそが大正義だ!なんて思っていましたが、
実際に一区切りつけた30代の現在思うのは、
「あ、学びたい人から思いっきり学ぼう!」
これです。
実際に、僕は幸いにも2016年様々なご縁をいただき、
その一人が牧師であり、TEDxスピーカーでもある、
メッセンジャー城村義人さんなのね。
彼と出会い、非常に学びが多いと僕は感じるのですが、
今回はそんな城村義人さんから学んだ「教育の真髄」と「上條サロンのモットー」
これについて書いていこうじゃアないか!と思います。
ちなみに僕上條、14年間、教育の現場で実際に小中高校生を教えてきたので、
ある程度の教育観や教育に対する情熱や自負はありました。
今回のあらましは
伊那で行う上條サロンの準備をしていて、
一枚事前のチェックシートみたいなヒアリングシートを製作していた時の事です。
僕はけっこう教育とWEBを切り離して考えていたところがあり、
「WEBはロジック」
「データ!SEO!アナリティクス!」
なんて考えていたけど、
そこで城村さんから教えてもらったのが
「一枚のチェックシートであってもラブレターのつもりで書かなくちゃダメだよ!」
というメッセージ。
うん、確かにめっちゃ無機質に、ただただかたっ苦しい情報だけ載っけていたなぁ
そして、そこに「愛」
これはあっただろうか?
いや、そこまで考えていなかったなぁ
もっと言えばもしかしたら僕は上から目線でこのシートを作っていたのかもしれない。
なんていう風に思い返しました。
教育の真髄は愛し認め味方であること
14年間、とある学習塾で小中高校生を教えてきましたが、
みんながみんな出来がいいわけじゃない。
どっちかって言えば、学校では疎んじられたり、学校の先生から見捨てられたような子供達も
沢山教えてきました。
実際にそういう学校で爪弾きにされている子は「自己肯定感」が著しく低く、
始める前から諦めちゃっていることが多いのね。
そういう時に僕は一教師としてではなく、一人の味方として、
その子の話をまずはきちんと聴いてみよう。
理解者になる(もっと正確に言えば子供にこの先生は理解者だなと思ってもらう)ようにしようと思いました。
勉強のテクニックを教えるのは容易い、しかし、その子の心にグサッと刺さっているものを抜くのは容易ではない。
心に刺さったトラウマや劣等感を大人として、絶対に上から目線でああだこうだと言ってはいけない。
というわけで授業もせずに当時流行っていたパズドラを一緒にやりながら、雑談をしていき、
その中でその子の本心に少しずつ触れることができるわけです。
例えば
・お母さんにもっとホメてほしい
・学校は居場所がないから本当は行きたくない
・でも本当は大学いきたい
・ひとり暮らししたいし、ちゃんと親孝行したい
・実は料理が得意だったりする
・次のテストは良い点とってお母さんをびっくりさせたい
なんていう本音がポロポロと出て来るわけです。
僕はただその話を聞きながら、
そうか、そうかーそういう思いすっごくいいと思うよ!
んじゃまずは何ができるか考えてみよ!
なんていう感じでまずは本人に考えさせます。
そうすると、
・わかんないー
・得意な数学だけがんばろうかな
とか
・テストまで毎日塾来ていいですか?
なんていう話になり、
そういう気持ちを認め、そして褒めていきながら
二人三脚で一緒にがんばってく!
しかし、押し付けはしない。
これが僕の教育方針でした。
先生として、生徒に発した言葉はラブレターでなくてはいけない。
先生として、その子の幸せをうんと考えて考えていくことが始まり
実際に頭がいいからいい先生ではないと思うんです。
むしろ、頭がわるい、教え方が下手っぴでもね、
その子の事を誰よりも考えられる人物が良き理解者であり、良き教育者である
僕はそう思います。
上條サロンはこういう風にしていきたい
ということで
2016年12月より松本で開講している上條サロン
2017年1月より伊那市でスタートする上條サロン
僕は相手がどのくらいのWEBの知識があるか、それはわかんないけど、
それでも、愛情をもって、
たとえ、
・パソコンわかりません
・ブラインドタッチできません
・WEB苦手です
・それでもがんばりたいです
って人が来たら、
自分の人生を賭して、その人と二人三脚でやってきたいなって思います。
人間は始めることで思ったよりもずっとずっと遠くに行くことができます。
また今は自分が劣等感の塊だとしても、
それを+に転換できるのが教育の良いところだと思うんです。
そんな教育を通じて、僕も沢山のことを学んで更に
前にすすめるようにがんばりたい。
ということをここ数日でめっちゃ思いました。
思ったことは書く。
感動したことも書く。
学んだことは感謝を込めて書く。
こういうメディアでも良いと思うんですよね。
というわけで城村さん、ありがとう。
城村義人さん講演会依頼受付中
そんな非常に愛情深い、城村義人さん、
今年はメッセンジャーとして全国各地で講演会を展開予定!
・5人のお子さんを育てている城村さんの子育てについて
・2000組以上のカップルに出会ってきた牧師としての夫婦が良い家庭を築くには
などなど
TEDxスピーカーでもある城村さんの講演はなんというか、愛情深く、素晴らしいものです。
ライター:上條
コメント