人生逆戻りツアーの素敵な言葉たちをご紹介していきます
人生逆戻りツアーという本があります。僕はKindleで読んだのだけど、作者は泉ウタマロさんです。
さて、僕の書籍レビューの原則は様々な角度からその本の魅力を書いていくこと。
一回書いただけでは、それは一つの側面でしかないし、
本は人生と一緒で様々な側面からその素晴らしさを見つけることができる宝の地図のようなものです。
今回は、人生逆戻りツアーに登場する素敵な言葉たちをご紹介していきます。
ちなみにこの本の良さの一つは、大人が忘れかけている、諦めかけている「夢」「人生の目的」について
もう一度考える、または挑戦するチャンスを与えてくれているように僕は思うのです。
というわけで今回もいってみましょう。
人生逆戻りツアーに登場する言葉まとめ
ネタバレにならんようには気をつけて書いていきたいと思うのですが、
この本は何度も読みたい一冊となりました。
読書はその日のコンディションや意識によって
見えてくる景色が異なります。
また年代や環境によっても異なります。
ゲームで言う所の周回ボーナスみたいに
一回読んでわかったこと
そして二回読んでみて感じたこと
三回読んでやっと到達できること
などがあると僕は思います。
というわけで一つずつ人生逆戻りツアーに登場する言葉をご紹介していきましょう。
人生逆戻りツアーの素敵な言葉1
”どうしてこんな幸せなことをもっと早く始めなかったのだろう”
イレーヌのおばあちゃんの言葉
どうしてもっとこんな幸せなことを早くはじめなかったのか?
これはイレーヌのおばあちゃんが小さい頃やってみたかった
絵を描くこと、絵本を作ることについて、
老齢になってから取り組んでみて感じた気持です。
僕たちはきっと、やっていてワクワクすること、楽しいこと
夢中になれることをいくつか持っています。
しかし、日常のやるべきこと、やらなくてはいけないこと
生活のためのことなどに全部押し流されてそういう純粋にやりたいことを
後回しにしてしまいます。
そのためいつしか、やりたかったことの優先順位は
はるか下まで下がってしまい、ワクワクしない人生をただ生きてくこととなります。
▶も一度ワクワクすること、楽しいことって何か自分に問いかけてみる
人生逆戻りツアーの素敵な言葉2
”人が本氣で何かを求めた時、宇宙のエネルギーが総動員でのぞみを叶えようと協力してくれる”
この言葉は、ナポレオンヒルも同じようなことを言っているし、
またシークレットにもそういう一節が登場します。
つまり、この意識が非常に大切であり、真理なんだろうなと僕は思います。
肝心なのは、
1.本氣で
▶心から願わなくてはいけません。そのためには1日だけ意識するのではなく
習慣が大切。習慣は強いです。
良いものも悪いものも習慣というものは強い。
習慣的に本氣で願うこと。
またその願いを疑わないこと。
2.宇宙のエネルギーが総動員で望みを叶えようと協力してくれる
▶これもまさにその通り。
人の力ってその人だけの器量では測れません。
たとえば、自分の転機となる出会が偶然もたらされた。
それって本当に偶然なのでしょうか?
何かの出来事が起こった。
それも偶然ではないのかもしれません。
鋼の錬金術師でも
「一は全、全は一。」
(世界はつながっていて、世界の一部が自分。自分の一部が世界)
という言葉がありますが、きっと自分の体という隔たりを越えて
自分は世界とつながっている。
つまり、世界にあるものを認めると
そのエネルギーは全力で応援してくれるようにシフトする。
これは頭でっかちに理論で考えてもダメでしょう。
感じること。
ブルース・リーの言葉。
「Don’t think!Feeeeeeeel!!!」
(考えるな、感じろ)
STARWARSの言葉
「フォースと共にあれ」
(宇宙のエネルギーは常に身近にある)
という結局ね、真理ってすべからく共通しているのだと思いました。
人生逆戻りツアーの素敵な言葉3
”尊敬の意を少年は感じ取った。それまで誰からもそんな感情をもらったことはなかった。”
主人公のクロード少年は絵を描くことが好き。
夢中でトンボの絵を描いていたら、同級生の女の子がそれを眺めていました。
しかも、尊敬の念をこめて。
このエピソードは、自分というものが宇宙とつながるきっかけとなったエピソードですが、
なぜこのエピソードが、クロード少年が宇宙とつながるきっかけとなったのか?
それは「尊敬の意」ここにあります。
人間はとにかく、人に認められたい。
それは二つの側面がありますが、
1.自分の消えそうな今世の存在理由を確立させたい
2.自分を肯定することで蓋を外したい
そんな側面があるでしょう。
宇宙を人は自己否定によって遠ざけます。
井上雄彦のバガボンドでも、
少年武蔵が真理を掴んでいたのですが、
大きくなるにつれて、我執によってそれを忘れてしまった。
同じくエウレカセブンで少年レントンがカットバックドロップターンができたのも
少女エウレカを守りたいという純粋な気持が発露したから。
人に認められることを通してその向こうに広がっていく、
宇宙に認められる(認められるというよりは受け入れられる)
というものを感じたい、
人間は本質的にそれを求めています。
僕も人とLINEをするときはね、
このサマーウォーズの栄ばあちゃんのスタンプを使うことが多いのですが、
サマーウォーズで栄ばあちゃんの電話のシーンで僕が涙するのは、
きっと同じ理由でしょう。
▶自分を認めてみる。
人生逆戻りツアーの素敵な言葉4
”もう私の中で私の人生は終わっていましたし、何ができるなんて考えられませんでした。”
悲しい別れをした後の主人公クロードの言葉。
これも真理だなって思った。
生きていることと人生を終わらせないことは違う。
ただ生きていても、そこに自分がまだこの人生を愛し、向き合おうとできるのか
それとも、もう年を取りすぎたから
お金がたまらなかったから…と諦めて投げ出してしまうのかで
人生の可能性は大きく異なっていきます。
人生を降りた時点で、宇宙からの加護も感じられなくなるでしょう。
でも人生を降りるとか降りないっていうのは
一体誰が決めるのでしょうか?
一つの夢破れることがあれば
もう一度違う夢を探したらいい。
頭でっかちになって
それだけしかやらない(やれない)
ってならないで、自分の人生という庭で自由に探検してみたらいいと思います。
もしかしたらスポーツ選手はすばらしいセラピストの可能性を秘めているかもしれないし、
もしかしたら、お花屋さんはESとして類まれなる才能を持っているかもしれません。
肝心なのは、どんな状況でも自分からすすんで人生を降りないこと。
降りない限り、冒険はまだまだ終わりません。
人生逆戻りツアーの素敵な言葉5
”自分自身を大切に思わないと、永遠に与えられるエネルギーを使用可能にすることができない”
自分を大切にするというのはいくつかあります。
自分の体を大切にする。
自分の心を大切にする。
自分の夢を大切にする。
そんな感じ。
自分というものは一人だと皆さんは思っているかもしれませんが、
実際は一人じゃないかもしれない。
プレイヤーとしての自分。
またそれを見守るコーチのような自分。
人間のすごいところは自分を俯瞰できます。
または客観視できます。
そのもう一人の自分の視点というものが存在するのであれば
それって自分だと思っているけど、もしかしたらもっと大きな存在かもしれませんね。
人間はとかく、見えないものや理解できない概念は否定しようとします。
でも、きっと見えるものだけの力には限りがある。
見えない部分に真理が隠されていて、
古代より、哲学者や一流のプレイヤーは
その世界が隠した(いや、本当は自分が認めなかった)
隠された真理にちょっとだけ触れてみて
その原理原則が何かということを書籍などにして
校正に残しました。
しかし、それは見えないから
人によっては信じがたい。
信じがたいから自分に受け入れられない。
そうすると、向こう側もこちらを受け入れなくなります。
いや、違うな。
向こう側はいつもオープンなのに、こちらで勝手にドアを閉じて鍵をして
そっぽを向いて
ここにドアなんてないだといってしまう状況に近いですね。
人生逆戻りツアーまとめ
というわけで人生逆戻りツアーを読んでみつけた素敵な言葉。
いかがでしたか?
実際にまだまだあるのですが、
今回はこの辺で。
気になる方は是非書店で手にとって見て下さいね。
また人生逆戻りツアーの素敵な言葉その2も書きます。
あなたに幸あれ。
ライター:上條
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