アイソン彗星はいつ見られるのか?
セブンイレブン諏訪神宮寺店にセブンコーヒーを買いに行ったとき、
レジ横にアイソン彗星を見よう!みたいなポップと商品が売ってました。
日常的にあまりテレビを見ないかみじょーは、アイソン彗星なんぞや?と思った。
諏訪の深夜の気温はもう0度だ。
寒い中、夜空を見上げた。
半月は美しく輝いていた。
・・・・・・・・10分経過・・・・・・・・・・
流れ星は流れない。
・・・・・・・・2分経過・・・・・・・・・・・
このままだと、凍死する!
かみじょーは部屋へもどった。
ちょうどテレビで、アメリカの連続テレビドラマ「リヴェンジ シーズン1」がやっていたので、
それを見終わった午前4時、
「結局、アイソン彗星っていつ見られるの?」
ということで、まとめてみました。
アイソン彗星について
2012年9月21日(世界時)、ベラルーシのヴィタリー・ネフスキー(Vitali Nevski)とロシアのアルチョム・ノヴィチョノク(Artyom Novichonok)は、国際科学光学ネットワークの40cm反射望遠鏡を用いた観測で、かに座方向におよそ19等の彗星状の天体を捉えました。発見時、この天体にはわずかに拡散したコマが認められましたが、その後の複数の確認観測により彗星と確定され、「アイソン彗星(C/2012 S1(ISON))」と命名されました。アイソン(ISON)は、発見者が所属する国際科学光学ネットワーク(International Scientific Optical Network)の略称です。
発見時の、太陽からアイソン彗星までの距離は約6.3天文単位、木星の軌道よりも外側の遠い位置でした。
(参考:CBET No.3238, 2012 September 24)
アイソン彗星の見ごろは、2013年11月から12月にかけて。
2013年8月以降は夜明け前の東の空に位置しています。11月に入ってだんだん低く、日の出直前にしか見えなくなってきますが、明るさも急激に増してきます。最新情報に注意して、双眼鏡や肉眼で見えるかどうか確かめてみましょう。
アイソン彗星はいまどこにいるの?
太陽に最も近づく11月29日前後の2、3日は見えなくなり、12月に入るとふたたび現われます。太陽のすぐそばを通過し、熱で激しく蒸発しているこの時が明るさのピーク。肉眼でも見えるくらいになると期待されています。その後は1日単位でどんどん暗くなっていくので、低い空を見わたせる場所を探してなるべく早い日に見るのがおすすめです。
彗星は北に移動して、位置としては見やすくなっていきます。12月下旬には日没後の北西の空にも現われますが、このころには双眼鏡が必要な明るさになっている可能性があります。
彗星の軌道(見える位置)や明るさの変化についてはおおまかに予測できますが、いつどのくらいの明るさになるかについては全くわかりません。突然爆発的に明るくなったり、太陽の熱でバラバラに壊れて消えてしまう可能性もないとはいえません。常に最新動向をチェックしましょう。
かみじょーはアンドロイドですが、特定の日時や場所でアイソン彗星がいつ地平線上に現われるか、どの方向に見えるかなどを知りたいときは、無料iPhone/iPadアプリ「アイソン彗星を見よう」が便利です。
というわけで、どうやら12月に入ってからが勝負。コートとホットコーヒーを用意して、冬の夜長にアイソン彗星なんてのも、きっと素敵ですね。
かみじょー
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