ペンタブの最大手といえば世界シェア85%、日本企業ワコム。
Wacomは、液晶タブレットと標準タブレットをユーザーに提供しています。
日本でもプロからアマチュアから絶大な支持を得ているワコム社のペンタブレットですがそれは海外でも同じようです^^
ワコム社のペンタブレットは世界中で使われていてそのシェアは85%にも上るとか。
- Cintiq(シンティック)※液晶タブレット
- Intuos 5(インテュオス ファイブ)
- Bamboo(バンブー)
Intuos 5
プロ向けの市販ペンタブレの最高峰。
以下で紹介しているbambooの上位互換種。全ての機能で最高レベル。
値段:25000~30000弱。
即買いまちがいなしのしっかり仕事ができる子です。
Intuos4との差:ワイヤレス対応とタッチ機能です。
その他:指で操作できる(カーソル移動、メニュー表示)
チップセンサー:手描きのレスポンスと表現力を可能に。第2世代「チップセンサー」。
理想の書き味を追求して開発した、第2世代の「チップセンサー」。
限りなく軽いON荷重、理想的な筆圧特性など、その書き味は新次元の領域。
豊かな筆圧表現を瞬時に描き出す。高速処理を実現した次世代「ペンIC」。
「チップセンサー」が感知する刻々と移りゆく繊細なタッチを、瞬時にデジタル処理し、最高200ポイント/秒の高速で2048レベルの筆圧表現*として描き出す。
次世代「ペンIC」、豊かでストレスのない絵筆タッチを実現。
限りなく細く淡い線まで描きつくす、1gON荷重。
軽い筆圧領域での表現に威力を発揮する最小ON荷重はなんと1g(実測値)。触れれば描ける画材同様の書き味を実現。
*筆圧機能は、これに対応したアプリケーションでのみ有効です。WACOMホームページをご参照ください。
快適な操作へ、ユニバーサル×エルゴノミクス・デザイン。
「エクスプレスパッド」をタブレットのワンサイドに搭載。左右どちらにも配置できる上下対称デザインで、ペンを持った手による誤動作を防止。
作業効率を向上させる、「エクスプレスパッド」+「ヘッドアップディスプレイ」。
ファンクションキー+「エクスプレスビュー」
ファンクションキーを指で触れる(タッチする)だけで、その設定を画面に表示するエクスプレスビューをサポート。
さらに押下すると、頻繁に操作する修飾キーやスペースキーなどのショートカットもワンタッチで実行可能に。アプリケーションごとに設定が可能。
タッチホイール+機能切り替えボタン+4LED
画面のスクロールや拡大縮小、レイヤーの切り替え、ブラシサイズの変更、カンバスの回転(Adobe Photoshop CS4以降)など4つの機能を切り替えながら操作可能。
ペンを持たない手で補助操作を行うことにより、ペンでのクリエイティブワークの効率が格段に向上。
バージョンによってはブレなどがあるとの報告もありますが、スペックだけ見ると値段も手ごろで買い!ですね。
(レビュー参照)
全体的なスペックはIntuos4からあまり進化していません。ペンタブレットで重要になる筆圧検知も2048とIntuos4と同じです。すでにIntuos4を持っている人は無理に買い換える必要は無いかも知れません。
しかし、まだペンタブレットを持っていない、廉価版のBambooやIntuos3以前のIntuosしか持っていない人ならば、今からならIntuos5がベストです。
選ぶポイント:最大スペックで、値段も25000円くらいの商品なので、懐に余裕があるなら買い!!!!
ただし、替え芯もお金がかかるので、ラーニングコストも考えなくてはなりません。
自由な入力環境を可能に、ワイヤレスキット対応。
別売りの2.4GHz RF方式ワイヤレスキットを装着すれば、ただちにIntuos5をワイヤレスに。ケーブルにわずらわされることのない自由な入力環境を実現する。
コンピュータのUSBポートにレシーバーを装着することにより約10mの範囲で使用可能。
種類はサイズとタッチ機能の有無、付属がワイヤレスキットか、ソフトか、無しかで決まり、サイズはSmall(A6)、Medium(A5)、Large(A4)の3種類です。Intuos 4まではワイヤレス版が独立して存在しましたが、Intuos 5からは全モデルワイヤレス対応となりました。
しかし、ワイヤレスキット対応という意味で、ワイヤレス環境にするには別途ワイヤレスキットが必要になります。これは付属されているVerもあれば無いVerもありますので気を付けて下さい。
スペック
ペン入力
・読取方式 電磁誘導方式(Electro Magnetic Resonance technology)
・読取分解能 最高0.005mm
・読取精度 ±0.25mm
・読取速度 最高200ポイント/秒
・読取可能高さ 10mm
・筆圧レベル 2048
・傾き検出レベル 最高±60レベル
タッチ機能
・読取方式 静電結合方式
ファンクションキー数 8(Smallは6)
タッチホイール数 静電容量方式×1
ワイヤレスキット仕様
・ワイヤレス範囲 約10m
・ワイヤレス連続使用時間 small – 15時間 touch small – 8時間 medium – 15時間 touch medium – 8時間 touch large – 5時間
・充電時間 6時間
電源 USB(ワイヤレスキット使用時は充電式リチウムイオン電池)
対応ソフト
・Adobe Photoshop
・Elements 10
・Corel Painter
・Essentials 4
・Corel Painter
・Sketch Pad
Small
・読取可能範囲 157.5×98.4mm
Sサイズ Intuos5 PTK-450/K0
・タッチ機能 – ×
・ワイヤレスキット – ×
・付属ソフト – ×
\19,300前後
ワイヤレスキット付属 Sサイズ Intuos5 touch PTH-450/K0
・タッチ機能 – ○
・ワイヤレスキット – ○
・付属ソフト – ×
\20,800前後
Photoshop Elements10付属 Sサイズ Intuos5 touch PTH-450/K1
・タッチ機能 – ○
・ワイヤレスキット – ×
・付属ソフト – ○
\20,000前後
Medium
・読取可能範囲 223.5×139.7mm
Mサイズ Intuos5 PTK-650/K0
・タッチ機能 – ×
・ワイヤレスキット – ×
・付属ソフト – ×
\27,000前後
ワイヤレスキット付属 Mサイズ Intuos5 touch PTH-650/K0
・タッチ機能 – ○
・ワイヤレスキット – ○
・付属ソフト – ×
\29,000前後
Photoshop Elements10付属 Mサイズ Intuos5 touch PTH-650/K1
・タッチ機能 – ○
・ワイヤレスキット – ×
・付属ソフト – ○
\29,000前後
Large
・読取可能範囲 325.1×203.2mm
ワイヤレスキット付属 Lサイズ Intuos5 touch PTH-850/K0
・タッチ機能 – ○
・ワイヤレスキット – ○
・付属ソフト – ×
\37,000前後
Extra Large
・読取可能範囲 487.7×304.8mm
Extra LargeサイズはIntuos5ではありませんが、その代わりIntuos4がまだ販売されています。
PTK-1240/K0 \68,000前後
読取可能範囲 487.7×304.8mm
外形寸法(W×D×H) 約623×462×28mm
重量 約3.5kg
Intuos 5公式サイト
Bamboo
Intuosシリーズの廉価版で初心者、もしくは入門者用のペンタブレット。
値段:15000~18000円辺り。
intuosシリーズとの比較:BAMBOOは筆圧レベルは1024。intuosの筆圧レベルは2048。二倍の差がある。
筆圧の差が書き応えに反映するそうですが、経験者曰く、「その筆圧になれる」とのこと。
であるならば、バージョン比較よりも思うにサイズだと思いました。
サイズが小さいほうが安い。小さい方が持ち運びがしやすい。
けど、実際書くときにはやはり最大限に大きい方が書きやすいことも確か。
今のBambooシリーズは基本性能が向上しており、前Intuosシリーズの3に相当すると考えると、
2バージョン遅れたものの廉価で使うというのは、どうなのだろうか?
廉価版でiphone4を使うのと、既製品のiphone5sを使うのかの差。
かみじょー的には、Intuosシリーズを推したいですね。
Bambooのメリット:Intuosには無いタッチ機能が備わっている。これは直接指で操作するのは拡大縮小など直感的に行える。価格が安くBambooの中の廉価版。
サイズはSmall(横28cm×縦18cm)とMedium(横35cm×縦21cm)の2種類。ワイヤレスにするための別売りのキットも販売している。
スペック
読取分解能 ±0.25mm
読取速度 最高133ポイント/秒
読取可能高さ 7mm
筆圧レベル 1024
傾き検出レベル 無し
ペン入力の読取可能範囲 Small・147.2×92mm/Medium・216.48×137mm
タッチ入力 Small・147.2×92mm/Medium・216.48×137mm
重量 Small約420g/Medium約640g
Bamboo
標準モデル。付属ソフト無し。
Small
CTH-470/K0 \9,000前後
Medium
CTH-670/K0 \15,000前後
Bamboo Pen
ペンで描くためだけに特価した廉価版。以下削除された機能。
●タッチ機能
●ペン後部の消しゴムボタン
●ファンクションキー
●ワイヤレスキット非対応
CTL-470/K0 \6,500前後
Bamboo Fun
イラスト作成を志向したモデル。6種類のソフトが付属。3色2サイズ。
Small
CTH-470/W1(ホワイト) \10,000前後
CTH-470/K1(ブラック) \10,000前後
CTH-470/P1(ピンク) \10,000前後
Medium
CTH-670/W1(ホワイト) \16,000前後
CTH-670/K1(ブラック) \16,000前後
Bamboo Comic
Funの付属ソフトをコミック作成用のソフトと一部差し替えた低価格版(Photoshop Elements等が無い)。
3色2サイズ。
Small
CTH-470/W2(ホワイト) \10,000前後
CTH-470/K2(ブラック) \10,000前後
CTH-470/P2(ピンク) \10,000前後
Medium
CTH-670/W2(ホワイト) \16,000前後
CTH-670/K2(ブラック) \16,000前後
Bamboo公式サイト
Cintiq
かみじょー的には液晶ペンタブレットの最高峰Cintiq。液晶に直接ペンで描き込むため、液晶を見ながら直接書けるので手書きに一番近いです。
多くのサイトにて、液晶タブはプロの道具で高額ゆえにプロ以外は余裕がある方のみおススメとあったのですが、
実際に上記の2種との差は歴然。
値段:70000~250000くらい。
高性能なペンテクノロジを実現したプロペンを搭載
2048 レベル筆圧機能と傾き検出機能に対応し、より快適なエルゴノミクスデザインを追求。プロペンは豊かな表現力とこれまで以上に快適な使いやすさを提供します。
作業スタイルに合わせてカスタマイズ
カスタマイズ可能な 4 つのファンクションキーと リングキー、ホームボタンで簡単にショートカットを実行可能。作業効率が向上します。
◆どのコンピュータにも簡単にセットアップ
便利な専用接続ケーブルなら、煩雑になりがちなケーブルをコンパクトにまとめることができ、WindowsやMacへの接続も簡単。
薄く、コンパクトなボディに高性能を凝縮したCintiq 13HDで、クリエイティブワークを思いのままに。
◆省スペースを追及した薄くコンパクトなボディ
コンパクトでありながら、ワンタッチでショートカットを実行できるカスタマイズ可能な4つのファンクションキー、リングキー、ホームボタンを備え、デスクトップ型のCintiqの魅力の多くを搭載し、作業効率の向上を可能に。利き手を問わない上下対称のデザインで、快適なクリエイティブ作業環境を提供します。
◆フルHD(1920×1080ドット)対応1677万色表示のIPS液晶搭載
高解像度のフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイは、178°の視野角、1677万色表示を特色とし、さまざまな角度から見ても高品質な表示を実現。また、3段階にチルト角度調整が可能な着脱式スタンドにより、フラット(平置き)にしたり、スケッチブックのように膝の上に置いて作業することができます。
◆2048レベル筆圧機能を備えた新デザインのプロペン
Cintiq 13HDは新デザインの「プロペン」を採用。2048レベルの筆圧機能と傾き検出機能に対応し、より快適なエルゴノミクスデザインを追求したプロペンは、繊細な操作性と快適な書き心地を提供します。プロペンには、替え芯やペン識別用のカラーペンリングを一緒に収納できるペンケースが付属しています。
◆コンピュータへの接続が容易な専用接続
ケーブルこれまでにない新しい専用接続ケーブル(3分岐ケーブル)で、煩雑になりがちなケーブルをコンパクトにまとめることができ、コンピュータへの接続を容易に行うことが可能です。
サイズで12インチ、21インチ、24インチの3種類がある。
Cintiq 12WX
DTZ-1200W/G0 \87,000前後
液晶
液晶方式 IPS方式
最大表示色 1677万色/256階調
アスペクト比 16:10
画面サイズ 12.1インチワイド
解像度 WXGA(1280×800)
ドットピッチ 0.204mm
応答速度 25ms
コントラスト比 600:1
視野角 水平170°/垂直170°
映像入力 アナログRGBまたはDVI-I 29ピン
タブレット
読取方式 電磁誘導方式(Electro Magnetic Resonance technology)
読取可能範囲 261.12 x 163.2 mm
読取分解能 最高0.005mm
読取精度 ±0.5mm
読取可能高さ 5mm
筆圧レベル 1024
傾き検出レベル ±60
インタフェース USB
外観
外形寸法(WxDxH) 405.2×269.7×17mm(突起部除く)
重量 約1.8kg
チルト角度(垂直より) 30/65/90度
回転角度 任意(チルト90度時)
Cintiq 21UX
DTK-2100/K0 \200,000前後
液晶
液晶方式 IPS方式
最大表示色 1677万色/256階調
アスペクト比 4:3
画面サイズ 21.3インチ
解像度 UXGA(1600×1200)
ドットピッチ 0.270mm
応答速度 26ms
コントラスト比 550:1
視野角 水平170°/垂直170°
映像入力 アナログRGBまたはDVI-I 29ピン
タブレット
読取方式 電磁誘導方式(Electro Magnetic Resonance technology)
読取可能範囲 432.0 x 324.0mm
読取分解能 最高0.005mm
読取精度 ±0.5mm
読取可能高さ 5mm
筆圧レベル 2048
傾き検出レベル ±60
インタフェース USB
外観
外形寸法(WxDxH) 561×421×47.8mm(突起部、スタンドを除く)
重量 約8.7kg(本体)/約1.7kg(スタンド)
チルト角度 30~80度
回転角度 ±180度
Cintiq 24HD
DTK-2400/K0 \280,000前後
液晶
液晶方式 IPS方式
最大表示色 1677万色/256階調
アスペクト比 16:10
画面サイズ 24インチ
解像度 UXGA(1920×1200)
ドットピッチ 0.270mm
応答速度 13ms
コントラスト比 550:1
視野角 水平178°/垂直178°
映像入力 アナログRGB、DisplayPort、DVI、HDCP
タブレット
読取方式 電磁誘導方式(Electro Magnetic Resonance technology)
読取可能範囲 518.4×324mm
読取分解能 最高0.005mm
読取精度 ±0.5mm
読取可能高さ 5mm
筆圧レベル 2048
傾き検出レベル ±60
インタフェース USB
外観
外形寸法(WxDxH) 769.3×463.7×64mm(突起部、スタンドを除く)
重量 約28.6kg
まとめ
- Cintiq ※液晶タブレット:70000~250000
- Intuos 5:25000~30000弱
- Bamboo:15000~18000円辺り
液晶タブレット・筆圧十分、プロではなくても欲しい逸品。
Bambooの上位互換種。ハイスペック。筆圧十分。
廉価版。お手ごろ価格。筆圧いまいち。
ということでcintiqに一票だな。
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