STAP細胞論文の撤回
英科学誌ネイチャーに掲載された小保方晴子さんらによるSTAP細胞の論文が今週内にも撤回されそうです。
論文を投稿した共同執筆者が6月29日に、明らかにしました。
理研は論文が撤回されてもSTAP細胞の存在を調べる実験を続けるという方針だそうです。
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STAP細胞とは
刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency)細胞の略称。
Nature 2014年1月30日号に掲載された小保方晴子
(理化学研究所発生・再生科学総合研究センター細胞リプログラミング研究ユニットリーダー)らによる
2編の論文によって発表された。哺乳類(ほにゅうるい)の体細胞に外部から刺激を与えるだけで、
未分化で多能性を有するSTAP細胞に変化するというもの。
これまで発見されたES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)といった多能性細胞と比較して
作製法が格段に容易であり、またこれらの細胞にはない胎盤への分化能をも有することで、
今後、再生医療等への貢献の可能性が大きいと期待された。
-コトバンクより-
つまりは、体細胞に外部刺激を与えるだけで、移植など可能なSTAP細胞に変化するというものですね。
今まで移植などでは、適性や多額の手術費などが障壁になってきましたが、
このSTAP細胞が再生医療へ取り入れられれば医療の革命が起こる!
そういう感じで取り上げられてきましたが、
あっという間の白紙です。
まさに世紀の大発見だったSTAP細胞は闇に葬られる形となったのですが、
理研と利権。
そんなものが見え隠れする顛末でした。
次号ネイチャーにて
ネイチャーは近く発刊される雑誌で、小保方晴子さんらの全執筆者が撤回に至った理由を説明した文章を載せる予定。
外部から問題が指摘された博士論文の画像や実験データを挙げて、論文が不備であった点を言及する模様です。
以下おれ論
潰すんじゃなくて、育てる期間が欲しい。
このSTAP細胞っていうものも眉唾モノの大発見ではありましたが、
白紙に戻す以外にももっと全世界の研究者達で協力して再研究へ向けて予算を工面するなど
協力体制を敷くこともできたのでは?
出る杭は徹底的に打つっていうのは、万国共通なのですね。
また専門用語を並べて捲し立ててけむにまくのではなくて、
大多数の一般の科学の知識が乏しい人にもわかるように説明とかすればいいと思いました。
たしかに仮にSTAP細胞が本物だった場合、利益を得る団体があれば、
倒産危機を迎える利権もあります。
しかし、世界的な医学の進歩っていうのはさ、
そういう汚い金とかとは全く別次元の事だと思います。
ZINを読んで欲しいね。
仁の名言
「先生。あの薬はあんたらの血肉を刻んだ命だって話じゃねぇか。
そうとなりゃ話は別だ。この田之助、命には命で応えるさ」
「でも、やってみなきゃ分からねぇだろう、、、
無理無理って、それでも医者なのかぃ!?
無理無理言うだけなら誰だってできらぁ。
無理一つ通せねぇで、何が医者先生様だ!
そんだったらやめちまえ!」
澤村田之助
なんなんだろうね、正義って。
ちょっとまだウヤムヤな感じがして釈然としない今回のSTAP細胞でした。
writer:かみじょー
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