日本にエボラウイルスが上陸!?
2014年10月27日夜10時の速報です。
ロンドン経由で日本に帰国した男性からエボラ熱感染の疑いがあるとの報道がありました。
とうとう日本上陸かは検査次第ですが、海外渡航者が多い日本では十分に対策を講じていかなくてはならないですね。
2014年10月28日朝の続報
エボラ出血熱は検出されませんでした。朗報です。
そして、
日本にエボラTwitterでの反応
日本にエボラ に関するツイート
ちょっとこれは明日の朝の報道で大きく取りあられそうですが、
Twitterのハッシュタグ「エボラ日本上陸」はものすごい勢いで伸びてます。
基本的な対処方法としては、家でおとなしくしてる。
人混みは極力さける。
発熱したらすぐに病院へってことでしょうね。
あとは、情報に踊らされないこと。
この記事もまだ未確定ですが、呼びかけって面で発信してますので、
新しい情報がわかりましたら、更新してきます。
日本政府のエボラQ&A
1.エボラ発熱はどんな病気ですか?
エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。
エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、
突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。
次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。
現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、
患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。
‐厚生労働省より‐
2 どのようにしてエボラウイルスに感染するのですか?
エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や
患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、
ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。
一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。
また、流行地では、エボラウイルスに感染した野生動物(オオコウモリ(果実を餌とする大型のコウモリ)、サル、アンテロープ(ウシ科の動物)等)の死体やその生肉(ブッシュミート)に直接触れた人がエボラウイルスに感染することで、自然界から人間社会にエボラウイルスが持ち込まれていると考えられています。
なお、WHO(世界保健機関)は、流行地でエボラ出血熱に感染するリスクが高い集団を、
・ 医療従事者
・ 患者の家族・近親者
・ 埋葬時の儀式の一環として遺体に直接触れる参列者
としています。
‐厚生労働省より‐
つまり、体液感染ってことだね。
血液、分泌物、吐物・排泄物によう注意です。
3今どこで発生してますか?
1970年代以降、中央アフリカ諸国(コンゴ民主共和国、スーダン、コンゴ共和国、ウガンダ、ガボン等)で、
しばしば流行が確認されています。
西アフリカでの流行、アフリカ大陸以外(スペイン、米国)での発生が確認されたのは、今回が初めてです。
なお、流行状況に関する最新の情報は、WHO(世界保健機関)の Disease Outbreak Newsのサイト(英語)(https://www.who.int/csr/don/en/)でみることができます。
‐厚生労働省より‐
ってことで、今までは主に中央アフリカで流行してましたが、現在は日本上陸か!?ってことですね。
4日本の水際対策は?
検疫所のホームページや空港等におけるポスターの掲示を通じて、
アフリカの発生国(ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、コンゴ民主共和国)への
渡航者や帰国者に対する注意喚起を行っています。
また、帰国者に対しては、空港で日頃から実施しているサーモグラフィーによる体温測定に加え、
各航空会社に発生国に21日以内に滞在した乗客は自己申告するようお願いする旨の機内アナウンス協力を依頼、
発生国への滞在等が把握できた在留邦人には、企業等を通じてエボラ出血熱に関する情報提供や、
帰国時に検疫所に立ち寄るよう依頼、等を通じて発生国に滞在した場合には自己申告を促し、
問診等を実施しており、流行地域(ギニア、リベリア、シエラレオネ)からの帰国・入国者には
健康監視(を実施しています。万一、発生国からの帰国者でエボラウイルスへの感染が疑われる方がいた場合、
感染症指定医療機関に搬送するなどの対策を取れるよう、体制が整備されています。
‐厚生労働省より‐
⇒つまりは、空港である程度検査してるってことだな。
感染すると、高熱になる。
しかし、潜伏期間を考えると、そのまま空港を通過してしまう可能性もあります。
5.万一国内で感染者が発見されたら?
エボラ出血熱は、感染症法において、
マールブルグ病やラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペストなどの感染症とともに、一類感染症に指定されています。
流行地域からの帰国者で、一類感染症に感染した疑いのある人について医療機関等から連絡があった場合、
国立感染症研究所で迅速に検査を行い、感染の有無を確認する体制が整備されています。
検査の結果、感染していることが明らかになれば、
患者は感染症指定医療機関に移送され、
感染防御対策の施された病室において適切な医療が公費により提供されることになります。
‐厚生労働省より‐
つまり、今は国立感染研救助にて検査中ということですね。
ただの発熱ならいいのですが、どこか遠い国の出来事という感じがしてましたので、
もっと意識上げてかなきゃいけませんね。
6.エボラ出血熱が日本で発生する可能性は?
エボラ出血熱は、インフルエンザなどとは異なり、主として患者に直接接触することにより感染すること
流行地域はアフリカに限定されていることから、
現時点では国内で発生するリスクは低いと考えられます。
しかしながら、すでに欧米諸国でみられたとおり、
国内で患者が発生する可能性はゼロではなく、国内での発生に備えて体制が整えられています。
‐厚生労働省より‐
リスクは低いけど、0ではないからなー。
発生してからの対策は後手になるのが一番怖いですね。
7.アフリカなどを旅行しても大丈夫ですか?
現在(平成26年10月21日時点)、日本の外務省は、ギニア・シエラレオネ・リベリアについて、
渡航者向けに「不要不急の渡航は延期してください。
一旦入国しても、商業便の運航停止などにより,出国できなくなる可能性あることに留意してください。」
及び在留邦人向けに「商業便の運航停止などにより、
出国できなくなる可能性及び現地で十分な医療が受けられなくなる可能性があります。これらを踏まえ,早めの退避を検討してください。」、
「帰国に際しては,経由地及び日本国内の空港等で停留される可能性がありますので留意してください。」
とする感染症危険情報を発出しています。渡航する必要がある場合は、渡航前に、
厚生労働省検疫所や外務省の海外安全情報のホームページなどで現地の流行状況等、最新情報を確認して下さい。
また、アフリカの発生国では、基本的な衛生対策(手を洗う、病人・動物との接触を避けるなど)を確実に行い、
エボラ出血熱を含め、様々な感染症にかからないよう注意して下さい。アフリカの発生国から帰国・入国した際は、各空港等に設置された検疫所の検疫ブースにおいて、
アフリカの発生国に滞在していた旨、検疫官に告げ、その指示に従うようにしてください。
入国後も、万一、21日以内に、突然の発熱や頭痛などの症状がみられた場合は、
速やかに電話にて最寄りの保健所又は検疫所にご連絡ください。
なお、ギニア、リベリア及びシエラレオネの国に渡航又は滞在していた場合、
21日間1日2回(朝・夕)の体温その他の健康状態について検疫所に報告いただくことになります。
‐厚生労働省より‐
つまり、そういう危険地域には行かないのが正解。
しかし、もしも万が一感染したら帰国できなかったり、一定期間隔離されるというリスクも考えて海外渡航はしないとね。
エボラ出血熱まとめ
■潜伏期間は2-21日。症状は突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等。
■空気感染はしない。血液、分泌物、吐物・排泄物からの感染です。
■日本では帰国者に空港でサーモグラフィーによる体温測定を実施。
■万が一感染すると、入出国ができなくなったりします。
エボラ出血熱は、咳やくしゃみを介してヒトからヒトに感染するインフルエンザ等の疾患とは異なり、
簡単にヒトからヒトに伝播する病気ではありません。
病気に関する知識を持ち、しっかりした対策を行うことで感染を防ぐことができます。
writer:かみじょー
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