本当は知られていない暖房器具
よく、暖を取るとかいいますが、
暖房器具って現在は多岐に渡って様々な種類が利用されています。
今回はそんな暖房器具のメリットとデメリットをご紹介。
極寒の地wに住むかみじょーは、電気毛布とおこたつ、エアコンを使っています。
寒いです。長野県は、夕方からマイナス7度とかザラにあります。
では各暖房機のメリット・デメリットいってみましょう。
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薪ストーブのメリット・デメリット
昔ながらの薪ストーブ。
大体西洋ではこれが主流な感じがする。
サンタさんが煙突から入ってこられるのも、薪ストーブがあるからだ。
・メリット
電気を一切使わない。
遠赤外線で身体の芯まで温まりやすい。
ストーブの上でお餅とかお湯など調理ができる。
停電や原油価格高騰に強い。
・デメリット
薪の確保が大変
薪のストック場所にスペースが必要になる
煙突掃除など維持費がかかる
部屋に煙の匂いがこもりやすい(吸収壁紙も発売されてます)
触るとヤケドするぜ
蓄熱式暖房機のメリット・デメリット
蓄熱式暖房機とは、予感、暖房機の中会にある蓄熱材のレンガに熱を蓄え、昼間徐々に放熱して部屋を温める仕組みの暖房機。
健康的な暖房機と言える。
価格:約17万~38万円くらい
・メリット
温度、蓄熱量を設定すれば24時間自動運転で燃料の補給、点火、消化の手間がかからない。
水蒸気を発生しないので結露がほとんどできない。
簡単な掃除でOKな点と、半永久的に利用可能で耐久性も良さげ。
電気料金の安い深夜に熱を蓄えるため割安で使える。オール電化住宅には最適な暖房器具。
火気を使用しないので、火災の危険性が少ない(0ではないけど)
強い風を出さないのでハウスダストなどを舞い上げにくい。空気を汚さない。
蓄熱時も自然放熱するので、1日中暖かい。
・デメリット
専用の電気配線が必要で、既存の家への取り付けには床や壁の補強を必要とする。
気密性の低い家では性能を十分に発揮できない(特に古い日本的家屋は気密性が低い場合がある。)
製品重量が最低でも100kg以上あり電気配線も必要なため、設置後の移動はほぼできないと考えておくべき。
また昼間暑くなっても放熱を止められない。
ペレットストーブのメリット・デメリット
ペレットストーブという名前に聞き覚えがある方も少ないかもしれませんが、
ペレットストーブとは、薪ストーブと大体同じです。
しかし、燃料が薪ではなく木質ペレットです。
木質ペレットとは、樹皮、おが粉、端材などの木質バイオマス
再生可能なエネルギーとして、注目はされているもののまだまだ浸透はしていない模様。
国からの助成金や補助金制度もあったりします。
価格:20万円~52万円くらい
・メリット
薪ストーブに比べ設備工事が簡単でコストも低く抑えられる
遠赤外線で身体の芯まで温まりやすい
点火、消化がスイッチ1つででき、簡単に稼働できる
火力の調節が簡単。灰が少ない。
結露が発生しないため、カビや細菌が繁殖しにくい
・デメリット
電気でファンを回すため、停電時には使用できない。
木質ペレットの国内流通が確立していないので、燃料の確保がムズカシイ。
パネルヒーターのメリット・デメリット
パネルヒーターとはパネル型の暖房機。
パネル型の表面積は広く設計されていて、放熱器から発せられる熱で暖房効果が発生する。
電気式、オイルで温めて稼働式などがある。
家電暖房機としては値段も手頃。
新築時の導入するケースが多い。
本体価格:3万~20万円ほど
・メリット
メンテナンスの手間がかからず、故障もほぼない。
薄いパネル形状なので、スペースを取らない。
トイレなどの狭い場所にも設置できる
火を使わないので火災の心配がない。
空気を汚さない。クリーンな暖房機。
ファンやモーターがないので、運転音が静か
・デメリット
小さな本体では部屋全体の空気は温められない。
必要ない時期でも、取り外しができない。
床暖房のメリット・デメリット
床暖房は、セレブなイメージがある。
最近はコタツを使わずに床暖房というコタツを出さない家庭も増えている。
仕組みとしては、電気式と温水式があり、電気やガスを利用して床の下に配線された発熱体を温め、床自体の温度を上げるようになっている。
電気式:30万円~40万円
温水式:60万円~90万円
・メリット
温風吹き出し口がないのでほこりが立たず、静かに使える。
燃焼装置がないので、火災の心配がなく、安全性は高い。
立ち上がりが早い。
燃焼による二酸化炭素の発生がないので、
地球に優しいエコ暖房機。
・デメリット
長時間に渡って床に接していると、低温やけどの危険もあり
無垢材の材木が使われにくい。
床材に使用される木材は熱伝導率の低い種類が多く(防災のため)
適温になるまでに時間が掛かる場合がある。
エアコンのメリット・デメリット
超メジャーな暖房機エアコン。
暖房も冷房も使える炎と氷の魔法使い。
有名なブランドに「霧ヶ峰」などがあるので、
長野県民も馴染み深い。
価格:10万~50万円
・メリット
設置スペースをとらず、1台で冷暖房、除湿、送風までこなすオールラウンダー
熱効率が高く、省エネ性に優れている。
CO2を排出せず、環境にやさしい。
自然な暖かさで、部屋全体を暖める能力が高い。
・デメリット
空気が感想しやすい。
暖かな空気が天井付近にたまりやすく、床付近が冷たい
※暖かい空気は上昇するというアレですね。
立ち上がりが遅い。
室内機を設置するスペースが必要。
ということで、もしも冬に大きな災害が起こったら…
って考えると、電気ガスの供給ストップでも強い、薪ストーブやペレットストーブが強いんだろうなって思いました。
writer:かみじょー
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