お母さんとの思い出
かみじょーの母は、小柄で笑顔のステキなお母さんでした。
父は身体が弱く、度重なる転職をして、僕が中学へ上がる頃には、もう仕事をしていませんでした。
6人のかみじょー家を支えたのは、お母さんでした。
それでも、経済的に不自由しないように、母は仕事を掛け持ちして
身を粉にして働いてくれました。
そして、家事も全てをちゃんとやりきり、祖父と祖母の介護まできちんとしていた母の苦労を理解してあげることも
僕にはできませんでした。
かみじょーはお母さん子だったので、お母さんの存在がすごく大きかったです。
それでも、反抗期を経て、ちゃんと向き合うこともせず、親不孝だったと反省しています。
社会人になって5年目くらいにひとり暮らしを初めて、実家を離れ、いつも母がしていたことの偉大さを思い知りました。
料理も洗濯も、全てを自分でやるということが意外に大変なことであること。
家族がいない生活が思いの外、さみしいものであることを痛感しました。
そして、そんな母がいたから、今の僕がいる。そう思っています。
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母との思い出
小さい時によく、母は僕を散歩に連れて行ってくれました。
「てんとう虫のサンバ」を口ずさみながら、ぽかぽかする春の日差しに包まれて、
母と一緒に歩く、それだけでもすごく楽しかったです。
また母は子供が好きなものをちゃんと覚えていて、
5月5日には、僕が大好きなちまきを毎年食卓においてくれました。
そんな母を僕は何度も困らせてしまいました。
恋愛にのぼせ上がって、結婚寸前まで行って破綻したことも、
ちっとも家に帰らなくなったことも、
母が言う忠告に全く耳を貸さなかったことも、
今は大きな後悔です。
そんな母は、いつもただ優しく愛してくれていました。
母が子供に向ける無償の愛情は、どんな愛よりも澄み切っていて、きれいで温かかった。
それが当然だと感じていて、ありがたみも感じないまま、時は流れていってしまいました。
母は、着物が好きで、よく着物でお茶会に行ったりしてました。
また人の世話を焼くのが好きで、よくあれだけ忙しいのに、それで人のことまで考えてすごいな!と今は思います。
そして、いつも笑顔を絶やさない人でした。
僕が一番辛かったのは、そんな母の泣き顔を見るときです。
父が失業して、お酒の量も増し、夫婦喧嘩は絶えない日が続きました。
父も普段は良き父なのですが、仕事が見つからないストレスと、お酒
そして、いつもそんな父の怒りの矛先は母でした。
母は、それも耐えていましたが、時折耐え切れず流す、クシャクシャな顔になった母の涙を僕は忘れられません。
母の涙ほど、コタエルものは世の中にないでしょう。
僕の中学生時代はそんな毎日で、あまり思い出したくもないくらいの曇天として毎日でした。
それでも、中高大とちゃんと学校にも上げてくれ、今はイッパシの社会人となれました。
そんな母が3年前に他界してしまいました。
僕はまだ何も恩返しもしていないのに、
もっと話たいことがあったのに、
ギュッて抱きしめてほしかったのに、
もう母はいません。
本当に大切なものは無くして初めて気が付きます。
そんな母の存在を失って、僕の人生のバランスは崩れました。
まず、ものすごい勢いで、家族との距離に溝ができました。
人生の大切な何かが永遠に失われたような喪失感。
割り切れない感情。
怒り。
後悔。
言葉にはしませんが、僕は父を恨んでいます。
もっとちゃんとしててくれれば、ここまで母の負担が大きくなることもなかったのに..
ちゃんと働いてくれれば、家のことも協力してくれれば、ここまで母が苦しむこともなかったのに…
母はかみじょーという家に尽くし、幸せだったのだろうか?
本当にしたいこと、ちゃんと出来ていただろうか?
僕達のことを恨んでいるのではないだろうか?
そんな後悔の念と、喪失感で一時期は僕も命を絶とうと本気で思ってました。
残念ながら、夢に現れる母はどこか暗い表情でした。
それも僕の心の投影だったのかもしれません。
僕は母じゃないけど、今までの母との生活を考えると、
母はちゃんと生きて、ちゃんとしたいようにしなさい!というのではないかと思います。
母はお人好しでした。
みんなから愛されてました。
僕もそんな母の背中を追いかけて生きていこう!と思いました。
そんな母との思い出は断片的ですが、どれも母は笑ってました。
いつも、家族や僕ら子供のことを考えてました。
弱音も吐かずに、冗談を飛ばし、唄を口ずさみ、明るい人生を送ってました。
そんな母がいたから、僕は今まで生きてこれたんだと思います。
全国のお母さんへ
子供にとって母の存在はとても大きいです。
成長してくれば、喧嘩することもあったり、
思い通りにならないことも増えるでしょう。
でも子供にとって母は絶対であり、心の拠り所です。
それは何歳になっても。
時折反抗的な態度をとってもちゃんと母の言葉は心に残っています。
どんなに手が掛かる子供であっても、その愛情と言葉を注いで上げて下さい。
それが子供にとってどれだけ安堵でき、心強いものか。
きっと大きくなったらちゃんと母の意を汲んだ大人にその子も成長するでしょう。
家族、一人欠けてもすごくつらいものです。
そして、最後に
いつまでも元気でいて下さい。
健康でいつも笑顔を絶やさず、人生を楽しんでほしいです。
もう僕の母はいませんが、
全国の毎日がんばってるお母さんに、お礼を言いたいです。
お母さん、ありがとう!大好き!
きよちゃんからのブロガー連動企画
【第一回 同期ブログ企画】
母の日と子どもの日が近いので、関連したテーマだよー❤
テーマ:【子どものときの母親との思い出】
【記事公開】
日付 4月26日以降
【注意点】
・SNSに投稿するときは【#doukimc】を必ずつけてねー
・記事タイトルは自由で、タグつけなくてもいいよー
下記に参加条件を書きました。
参加条件を記事本文に書いてねー❤❤
宜しくですー
【参加条件】
1,テーマ:【子どものときの母親との思い出】※記事タイトルは自由。
2,どなたでも参加自由。 ※同期ブログ参加者以外でも大丈夫ゥー
3,SNSに投稿するときに【#doukimc】つけてねー❤ ※記事のタイトルにはつけなくてもいいです。
4,同期ブログ企画であることと同期ブログの紹介(https://kiyo378101.com/douki-blog/)をしてください。
5、他の参加者の記事の紹介紹介よろですー
SNS上で【#doukimc】のタグで検索してもらえるとわかります。
6,こちらの参加条件を記事に書いてねん
どしどしご参加くださいねー
今回の参加ブロガーは
同期ブロガー連動企画もついに10記事を突破!
母から教わった、たった一言の言葉の重み #doukimc https://t.co/B9ADXY26W7
— Nori@Jobmee (@jobmeeN) 2015, 4月 27
同期ブログ企画で母の日にちなんだ記事を更新しました。
母は私を置いて去っていった。振り向きもせずに・・・母の日が近くなると思い出す心のメッセージ
https://t.co/XdmZYxh9la #doukimc
— 謝花勇武 (@jahanaisamu) 2015, 4月 27
https://t.co/5kPGr8qrYv
「子供のときの母親との思い出」やっぱり母親は偉大で最強だ!
これまた同期ブログ以外からの参加者!
#doukimc
— 謝花勇武 (@jahanaisamu) 2015, 4月 27
昨日、書いた記事です。
→『子どものときの母との思い出~母の日&こどもの日 #doukimc』
https://t.co/1sku5uyCYJ pic.twitter.com/Wt1mHyArC4
— きよちゃん (@kiyo378101) 2015, 4月 27
やっぱりどこの家も色々あるんだなぁ RT @kon_guutara: Post Edited: 母ちゃんがスパイダーマンになった日【#doukimc】 https://t.co/h6e4amZCgW #doukimc
— ヨミコ (@yomikodesign) 2015, 4月 26
同期ブログ企画エントリーであります! #doukimc
母の日くらい、お母さんのことを考えてみようかなと思って – SATTYのDREAM LIFE! https://t.co/x1esrARoz8
— SATTY (@NeoSatty) 2015, 4月 26
【ブログ更新のお知らせ 】 →【マザコン】と言われてもいい。限られた時間大切にします。 https://t.co/KEfWg9nUEs #doukimc
— nobu0810 (@n0bu0810) 2015, 4月 26
【ブログ更新】
これぞ母の愛! 銭湯でウンチを漏らしたとき、母がそっと石鹸箱に・・・ – もりブログ https://t.co/buXUFIajn4
#doukimc # もりブログ # 母の日
— もりツイート (@Hokkaido_naru) 2015, 4月 26
今明るい気分になりたい方は見ないほうがいいかも。5歳の男の子が体験した壮絶な夜逃げ話します https://t.co/xy0SbpP1WW #doukimc
— athomegeek (@drying) 2015, 4月 26
「まほろば風土記」の記事です。同期ブログ企画に参加しています。#doukimc 「親世代になって考える、子どものときの母親との思い出」https://t.co/FOafLhJDMI
— 朔弥(sakuya) (@mahoroba_sakuya) 2015, 4月 25
ブログ更新しました。
#doukimc
同期ブログ連動企画!第一弾!!!
【子どものときの母との思い出~母の日&こどもの日】
→ https://t.co/M9KuzJiHi6 pic.twitter.com/AVCrmUQkNG
— きよちゃん (@kiyo378101) 2015, 4月 25
writer:かみじょー
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