イエス!お金!
これは二週間前になりますが、
トークショーの打ち合わせで千駄ヶ谷にあるサンクチュアリ出版を訪れた時のお話です
僕はこの日は不眠不休で変なテンションでしたが、人生っていうのは、行動するか、しないか?
この二択でしかない!
であれば、行動しよう!
と思い、戦地へ赴きました。
担当の高山さんから
「そういえば、つくさんから預かってるものがあります!」と一冊の本を頂きました。
テーマはズバリお金について!
最近は金持ち父さん貧乏父さんや億男を始め、富豪から学ぶ経済哲学的な本が沢山出ているなー!
そう思ってましたが、読む前は同じような内容か?
そう思っていた僕が甘かった…
ストーリーは、
破産寸前の主人公が夕方の公園で”ジョーカー”と名乗る老人との出会いから
幕が上がります。
果たして、その老人の正体は!?
破産寸前の主人公はどうなるのか?
そもそも、どの本を読んでも
どの本も具体的にお金をこう扱え!
給料がいくらなら、いくらは貯蓄して、この銘柄の株を買いなさい!なんて具体的な指示はありません。
もしも逆にそんな指示があっても時勢の流れは早く、2ヶ月後には通用しない内容になっている場合も多いのです。
しかし、お金に対するエッセンス、知識は普遍な部分が多々あり、
そして、人はお金に対して無知だ
ということで今回はこの「富者の遺言」を読んで如何にお金とか変わっていくべきか
かみじょーの見解+学んだことを書いていこうじゃアないの!という書評です。
※作者の泉様や出版社様に失礼な内容であれば申し訳ありません。
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お金は生き物だ
まずは、
”お金は熱を帯びていて、人によって最適な温度が違う”
”人は自分が扱えるお金のサイズがある。”
ここで、グサっときました。
扱う経験を増やさない限り、人が扱えるお金の額は増えない。
・小学生は基本お金を持たされないか、特別な時に支給されるパターンが多いです。
お母さんと買い物に行って、おやつ300円までね!って上限が与えられて、悩みます。
つまりは、小学生が扱えるお金の額は年間でも5000円くらいです。
・中学生のおこずかいは、もらっても月3,000円なら多いですよね!
つまり、中学生レベルだと、年間4万円くらいが使えるお金の額です。
たまにお年玉を沢山もらっても両親が貯金を勧めるのはそのためです。
・高校生になると、人によってはバイトなどを開始して、月に3万円とか稼げるようになります。
つまり年間だと10万円から30万円くらいのお金が扱えるようになります。
・大学生になると、一人暮らしや自炊を開始し、親からの仕送り+バイト代で月10万円以上のお金を扱う場合があります。
つまりは大学生になると、扱えるお金の額も年間150万円前後になるわけです。
ここまで順調に扱えるお金の上限が上がっているわけですが、
しかし!
社会人になると、月収20万円。大体手取りでも20前後もらえます。
つまりは年間300万円近く扱えるようになり、それで家賃や交際費、電気代、車やその他人生に必要なものを
購入します。
しかし、そこで打ち止め!
そこからが中々伸びません。
それはいきなり給料が増額されることが少ない場合が多いからです。
・小学生:年間5,000円
・中学生:年間40,000円
・高校生:年間300,000円
・大学生:1,500,000円
・社会人:3,000,000円
ここから先は、使う経験がない限り、年間300万の壁が厚い!
厚いし、デッカイ額は失敗するのがおっかないので、みんなこの300万円で細々と生活することを良しとしてしまいます。
この壁を突破するための方法は、
1.借金をする
2.収入を増やす
3.支出を減らす
このどちらかしかないでしょう!
そうなると、サイドビジネスだFXだ、株だ、副業だ!という話になってきます。
お金の扱い方が変わると
お金の扱い方が変わると人生がかわる
人の人生の価値観や景色を大きく変えるのは、なんでしょう?
転勤!⇛正解!
結婚!⇛正解!
死別!⇛正解!
そして、一番大きいのがお金の扱い方が変わった時です。
300万円しか扱えない!と先ほど書きましたが、5,000円しか使えなかった小学生の時と比べれば遠くまでいけます。
小学生の時に買えなかったものも買えるようになります。
そう、一段一段と高い景色が見られる、これがお金の扱える額が増えた時です。
しかし、お金の扱い方。お金を多く扱えるには?
なんていう命題で学校教育では授業はなされません。
個人の経験によるものになっています。
だから、みんなわからない。
失敗がこわい!無知が恥ずかしくて見ないふりをしちゃう!
そこがもったいない!
この壁をぶち破ることができれば、きっとまだ見たことのない景色(僕はドバイの景色をイメージしました)
それを見ることができるはず!
お金と人間関係
”人を信じることでしか、お金は生まれない”
”信用されるとお金は生まれてくる”
どちらも同じことです。
つまりは、人間関係と密接な関連性があるのがお金!
本書でも、人のアラ探しばかりしていて、人を信じない人のところにはお金は舞い込まない。
なぜなら、その人が人を信じず、ついてはお金を信じないからだ。とありました。
信用する人、される人、だます人は同じ階層にいる
僕が一番刺激を受けたのは、結局自分の扱える額が300万止まりだと、300万円しか扱えない人たちとしか出会えない。
それが1,000万円の階層まで上がれたら、1,000万円を扱える(普段扱っている)人と出会える。
これ!大切ですね!
実際に僕の最近1年間の体験談ですが、
ブロガーとなり、収益が増えました。
これは階層が上がったことを意味します。
理由はそれだけじゃないかもしれませんが、
不思議と今まで出会えなかった階層の人達と出会えるようになりました。
・カウンセラーさん
・アプリ会社のお偉いさん
・作家さん
・コンサルタントしてる人
・出版社の方
・ラジオ局の方
僕の経験で言うならば、自分を変えなければ、自分の300万の壁を超えなければ人生の岐路はなかなかやってこない。
だからこそ、人生には超えなくてはいけない壁がある!
そう感じました。
最後に
”君が相手を信じられない場合、
相手も君を信じないだろう。
信用がお金に変わるなら、
信じてくれる相手がいるだけで
それは財産なんだよ。
人生は一瞬にして変わる”
結局のところ、自分を信じ、人を信じる(愛する)ことがその壁を壊すトリガーとなります。
お金には本書で繰り返し書かれているように
・タイミング
・選択の正しさ
・扱う経験の量
これで、お金をどう扱えるか?これが変化してきます。
貨幣経済で上手に生きていくということは、
■自分の頭上にある壁に気がつくこと
■利己的にならず人を活かすような生き方を選ぶこと
これか!
僕はそう思いました。
まだ知らないだけで、気がつかないだけで様々な壁、人生にはありそう。
その一つに気がつくトリガーとして、大変勉強になりました。
サンクチュアリ出版様
筑田さん
そして、作者の泉正人さん
ありがとうございました。
writer:かみじょー
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