てってれー!
三十路さんは最近パパんになりました。
三十路さんとの出会いはもう一年以上前かなー
よくTwitterを荒らしてました(黒歴史)
R18禁止区域でした(;´・ω・)
ああ、懐かしいなー
そうそんなこんなで最近はなんだか、三十路さんも超ブレイクしてて
そして今回のこの企画っしょ!
これは日ごろのご恩返ししなきゃなー
って思ったので、
ここに宣伝しときます。
三十路偉そうのルール説明
とか
とか
読んでくれたらわかると思うけど、
要は、
タイトルに「三十路 偉そう」
って入れて、記事を投下すればオーケー
そんで、
三十路さんに
「てってれー!記事書いたよー!」ってアピールしたらあとは勝手に進んできます。
これはブロガー連動企画の新しい形だ。
ってことで、
尺的になんか適当にあまっちゃったので、
ここから!!!!!
小説書いてきます。
かみじょー作小説
題して
…….
「三十路偉そうな私が恋しちゃうなんてありえない」
これはリアルな三十路哀歌だ。青春賛歌だ。
登場人物
・星野蓮花:三十路・OL・好きな食べ物はチマキ
・大鍬形正道:22歳・新入社員・好きなものは赤身の乗った刺身
…………
朝起きると、現実と夢の間にいたはずの私に嫌な現実を、目覚まし時計の轟音が告げる。
私は星野蓮花。三十路だ。
世間では、「三十路 偉そう」なんて言われてるけど、
そんなのはごく一部。
私はなんのことない普通のOLをしている。
一人暮らしの6畳の部屋は、私一人の生活には十分なスペースだけど、
何処か物足りない。
8月の残暑が遠慮なく押し寄せてくるこの部屋で、今日も一日が始まる。
毎日のルーティンワークに、部長の愚痴。
帰ってくれば一人ぼっち。
その繰り返しに飽き飽きしていたけど、
でも、私に少なくても今の私にそれを変える勇気はなかった。
洗顔と歯磨きで昨日を洗い流して、
最近はアイロンがけをサボリがちなワイシャツに腕を通す。
朝の光が、早く出勤するように促してくる。
部屋から出るとうだるような暑さ。
私は夏が嫌いではない。
でも、夏は苦手だ。
そう、一人の夏、一人の夏、一人の夏。
星野蓮花の夏はまだやってきてないのだ。
それなのに、カレンダーは八月の終わりを残酷にも示して、
今年の夏がまた終わりゆくことを告げている。
私は大手町のとある会社の企画部で働いている。
ベンチャーといえば聞こえはいいが、
社員の回転率も激しい。
こんな残暑激しい日なのに、
今日はどうやら、こんな時期なのに、新入社員がやってくるようだ。
部長「さて!今日からいっしょに働く大鍬形正道くんだ。大鍬形くん、一言言いたまえ!」
大鍬形「ちぃーっす!大鍬形正道です。読み方はおおくわがたまさみちって言います。よろしくお願いします。ビシビシしごいてください。」
ふいに彼と目が合った。
私は意味もなく、それを反らす。
でも、立場的に、私が教育係をすることになりそうな予感がした。
部長「では、星野くん、大鍬形くんのこと、ちゃんと指導するように!ミーティングは以上!」
ということで案の定、私に厄介ごとは回ってくる。
私は年下の男の子が苦手だ。
犬のように、人懐っこくまわりを飛び回るような印象の彼が私は大の苦手だ。
私は相手からの好意や関心に対してどうしても屈折してとらえてしまう。
後ろ向きな自己主張が、私を素直にしてはくれない。
そして、私はそんな弱気な心に何枚かの猫を被せ、
勇気を出して大鍬形くんに話しかけてみた。
星野「星野蓮花です。わからないことがあったら聞いてね。それから、部長の話は長いから大体でいいよ。全部聞いてると疲れちゃうからね。」
大鍬形「うっす!わかりました!そうなんですね!いや、部長さん熱い人だなー!って思ってましたよ」
そんなことをさらっとさわやかに言って返す、この一回り年下の彼の向こう見ずさを一瞬羨ましく思ってはみたものの、
それでも、仕事モードのよそ行きの私は冷静に対処する。
長い一日が始まった。
そんな気がした。
ふいに大鍬形くんが話しかけてきた。
大鍬形「ときに、星野さんて星座何座ですか?」
星野「ええ…(なんなの?唐突に…)さそり座だよ。どうしたの?」
と小声で返す。
オーバーに目を輝かせて大鍬形くんは続ける
大鍬形「わー!さそり座の女性ってミステリアスって言いますが、星野さん、ピッタリですね!!!!」
ドキッっとした。
好きです。
でも
付き合ってくださいでもない。
ただの興味に、彼の輝く瞳にドキッとした。
単純に、ただ心が揺れた。
たった一言に揺れた。
それは別に好意とかじゃなくて、ゴニョゴニョ…と自分に言い聞かせるように、
その鼓動が鎮まるのを待った。
いつもと変わらない日常。
いつもと同じ景色。
いつもと同じ私。
でも、ささいな、いやささやなな一言が私を同様させる。
弱ってるのかな。
なんて思いながら、私はうん。とうなづいてみて
そそくさと仕事に戻った。
普段なら長い一日、今日はその半分くらいの長さしか感じなかったな。
なんて思いながら、
家路につく。
ちょっと、あの子、ちゃんと育ててやろっか!
まずは、言葉遣いからだな!
なんて、思ってる私はきっとにやにやしていただろう。
三十路って女性にとっては境目だ。
乙女とリアルの境目。
恋とリアルの境目。
そして、私は今日、少しだけその境目をはみ出しそうになった。
だれもが体験しそうな大したことない話。
でも、ちょっとだけうれしい一日。
明日がちょこっとだけ、うん、ほんのちょこっとだけ、楽しみになってきた。
////次回予告///
突如言い渡される大鍬形との二人きりの出張。
どうする!星野。
チャンス到来?それとも…
次回、恋する遠い道
お楽しみに!
………………..
っていうことで、
はい、なんていうか、宣伝です。
是非三十路 偉そう企画、これ読んだあなたも乗っかってみてねー!
ライター:かみじょー
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