勝率9割の選択
人生とは、よくわからないもので、
どこで誰とご縁が得られるか、
それを享受する心を常に持てるゆとりというものが必要になってくるなぁと思う今日この頃です。
折角良い出会いがあっても、自分の忙しさや、主観での問題の整理に追われていると、
そういった素敵な人生からのプレゼントに気が付かないで通り過ぎてしまうことも多々あるでしょう。
出会いは、プレゼントだ。まずはありがとうって言おう。
さて、先日、高円寺でプロギャンブラーののぶきさんに出会いました。
それから、FBにて、交流などもさせていただいておりますが、
まずは、相手をよく知ろう。
この人から学べることをまだ(事前段階として)僕は学んでないじゃんか!
と即効Amazonでのぶきさんが執筆されている著書を購入し、
そして、深呼吸を3回してから読みました。
さて、今回は、そんな著書「勝率9割の選択」についての感想です。
そもそも勝率って変えられるの?
アニメシュタインズ・ゲートでは、この世界は、無数に存在する並行世界の一つだと作中で「ジョンタイター」が言ってました。
一日20000回の選択に右往左往しながら、漕ぎついた明日の色は、
その2万回の選択によって写実的にもなれば、抽象的にもなり、
華がある絵になるかと思えば、
どこか、ぼんやりした夕方のような一枚になるかもしれません。
選択をする上でどれが正しいか、
どれが間違っているか?
誰を信じるのか?
どっちに進むのか?
人生には明確な方針が描かれたマニュアルもなければ、
そのテキストも案内人もいません。
誰彼が、「おまえはこうして生きろ!」という助言をくれるようなシステムにはなっていません。
その代わりに、膨大な
・人
・本
・過去の先人が残したデータ
そして
・有限な時間
が世界中にまき散らしていて、
それを手探りで探して行くのが人生、
ゲームだったら、一回攻略しにいって、敗れてももう一回トライできる。
一回目の失敗から学んだ攻略法で二回目は行こう。
なんて、なりますが、
勝率を上げるっていうのは、同じく、
失敗も含めて、自身の経験則を豊かにし、
またロジカルに分析してそして、そこから勝率を上げていく支度をしていく。
まさに、のぶきさんが書かれた「勝率9割の選択」に、
勝負とは「勝つ準備」にこだわれ
という一節がありました。
勝つ準備をおろそかにしていたなぁ
出たとこ勝負
と
結果オーライ
なんて思って生きてきたので、胸がチクっとしました。
さて、本書をおすすめしたい人はどんな人なんだろう?
勝手ながら考えてみました。
勝率9割の選択をおすすめしたい人は
・直観ばかりに頼り、理詰めで選択をしてこなかった人
・計画や検証をすることが苦手な人
・よりよい選択をしたい人
・自分の選択に自信を持ちたい人
・直観ばかりに頼り、理詰めで選択をしてこなかった人
もちろん、直感というものは、自分の潜在的なところからのシグナルであることが多いのですが、
半分くらいは、自分のせまい人生経験から割り出したものになることが多いです。
つまりは、直観+そこに理詰め、自分なりのビックデータを得て選んだ選択の方がより確実になります。
・計画や検証をすることが苦手な人
この「勝率9割の選択」を読んで、僕が一番強く感じたのは、
勝つことも負けることもそこまでの大きな差はない。
つまりは、本来ならば勝てた勝負が多いのに、
あとちょっとの詰め、事前準備が足りなかったんだ。
と感じました。
それってつまりは、だれもが勝負にしろ、スポーツにしろ、ビジネスにしろ勝てるチャンスを十分持っている。
それを確固たるものにするには、学ばないと。
って思いました。
・よりよい選択をしたい人
また本書の中に、「シミュレーションを1000時間行った」との記述がありました。
考えてみました。1000時間のシミュレーション。
僕の人生の中で、そこまで真剣に
また時間を割いて、人生を賭して行われた事前準備があったかどうか?
ここがこの勝率9割の肝なんではないかな?
そう感じました。
ハングリー精神、ストイック。
言葉にするのはたやすいですが、
本当に勝ちに行く準備をするっていうのは、ここまでやることなんだ!
つまりは、まだまだ戦う前の準備が足りませんでした。
もっとがんばろう!!!!!!
なんておもいました。
・自分の選択に自信を持ちたい人
自信を持つっていうのは、結局、「持てるまで何かをすること」
だと思います。
自信を持てるだけの代価を差し出して、
そして熱狂する。
熱中してこれでもかっていうくらい何かをトコトン突き詰める。
まさしくこの本に書かれていることは、
難しく、特別なだれかだけが勝率9割に到達するんじゃなくて、
誰にでもそのチャンス(チャンスというよりはそこまで自分を育てられる可能性)がある
っていうことをわかりやすく書かれているものだと思います。
こう言う場合に使えるんじゃないの?
こういう場合に「勝率9割の選択」で書かれた内容を実践するといいんじゃないの?
って色々浮かんだんで書いておきます。
・就活成功9割の選択
就活がうまくいかない学生、多いです。
就活で成功するには、
まずは、自分が受ける会社についてトコトン調べ、
また試験前にプレ面接やプレ履歴書などを
沢山書いて、たくさん実行してみる。
またいわゆる内定を取っている友人を分析してみて、
どこの要素が評価され、
どの要素がまだ足りなかったのか、
もう一度分析してみる。
そうすると、自分に足りなかったものも、見えるし、真っ先にきっと「企業研究が足りなかったこと」に行きつくはず。
受験も、就活も婚活も、いわば情報戦。
ギャンブルっていうカテゴリーだけでなく、物事の勝負事は、ほとんどが天に運を任せるような運ゲーではなく、
情報戦。
・受験勉強だってきっと成功9割の選択があるはず
受験勉強もただただやみくもにガリガリとノートを書き埋めていく作業のみだと勝てません。
なぜなら、そこには傾向や倍率、また過去の合格者と不合格者のボーダーがあるから。
って考えると、
実際にただ受かるために勉強するのではなく、
はやる気持ちをちょっとグッと抑えて、
過去勝ってきた人はどんな感じだったのか、そこを分析してみると
そこには一つの法則があることに気が付きます。
■法則1
受験に勝った者はある程度十分な準備期間を設けている。
■法則2
勝者は、スタートとゴールの途中に幾つもある中間点を観測している
■法則3
ネガティブな感情や怠惰な気持ちが非生産的であることを十分に理解している
■法則4
勝者は、勝つために、それに見合った代価(時間・労力)を支払っている。
■法則5
勝者は、行動なく変化が起きないことを知っている。
ここまで挙げたものは、受験以外にも該当しますが、
おそらくこういうことを真剣に考えて、行動する人が勝ちやすい。
ということをこちら「勝率9割の選択」を読んで痛感しました。
のぶきさん、ありがとうございます。
もう一冊あるので、そちらも読んで感想書きます!
先日、のぶきさんに教えていただいた言葉、「一瞬賭命」
まさに、今、どれだけ自分を賭けられる選択を繰り返すかですね!
超勉強になりました!実行してきますm(__)m
ライター:かみじょー
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