フリーランスになりたい人に読んで欲しいその良さと大変さと自由

フリーランスは甘い確かに

フリーランスについてが
話題になっている本日。
世間一般の常識として、

◯正規雇用に対するイメージ
・正規雇用の方が生活が安定する
・正規雇用で年金や社会保険もばっちり
・正規雇用されないで結婚とかどうするの？

◯フリーランスに対するイメージ
・波がありそう
・生活できなそう
・不安定そう
・まともじゃなさそう
・倒産しそう

というイメージが多いでしょう。
特に40代以上はまさにこれ。

僕も14年間いわゆるブラック企業で社畜生活をしていました。

安い自由と安定した手取り20万円。

そして自分で考えなくても企業というものは、
上意下達の世界なので
ブレインや金銭勘定の深い部分を自分でやる必要もありません。

しかし、いくつかのきっかけで気が付きました。

社会人とかいって安穏としていたけど、
これって牧場で安い草を食べさせられて飼育されている豚さんや牛さん
羊さんとどう違うのだろう？

ひょっとしたらこれって飼いならされているだけで
自分の市場価値を安売りしているだけじゃないのかな？

自分の1月の価値は20万円で
其の頃、300時間は一ヶ月に働いていた僕の時給は計算すると
666円！！！

え！僕の時給、僕のいち時間て666円なの？？？？

まさにここです。

それでも非常にこの温くも安全な生活を捨てるのは怖かったですね。

実際に安売りしていたとしても
会社に通うことで月20万円が手に入るわけですから。

その時、僕もまた
一般的な「正規雇用」「フリーランス」の常識というものに
染まってしまっていたのでした。

しかし、いくつかの許せない点や
属していた企業がただの「金儲け主義」に傾倒し、
また「一族経営」というある種の狭い世界で運営されてきたその企業体質に
僕は我慢ができず、退職。

2016年3月に退職。
現在が2017年3月なので
かれこれ11ヶ月が過ぎましたが、

実際に生活できています。

あれ？おかしいな。

仕事やめたのに、別にどうってことはない。

むしろ逆。

やめた方が本当の意味で自由になっている。

と思う今日このごろです。

さて今回はフリーランスって厳しいの？甘いの？
社会人になるべきなの？

って思っている多くの方に僕の体験談から
お話していきたいと思います。

大学生は一旦企業に就職した方が良いと思う

とは言え、大学卒業で起業するにはいくつかの下準備が必要になります。
すくなくとも大学2年生くらいから準備しなくては、
大学卒業即起業はムズカシイ。

大学時代に、日本で自分の地域で武器と認められるくらいの
何かしらの特出したモノを身につけるか、
それか人脈ですね。
一緒に仕事してくれる仲間を見つけること。

これが大学生がそのまま起業やフリーランスになりたい場合に
大学在学中になすべきことの一つです。

とはいえ、一回は社会というものに身を投じて
その良し悪しや不条理さを体験してみるといいですね。

いわゆる”世間を知らない坊っちゃん”のままでは
フリーランスといて活動していこうにもうまく行きません。

これは何かというと
・人間関係
・コミュニケーション
・企業人としてのビジョン

これが身に付いていないためです。
フ

リーランスになってよかったこと

フリーランスになりもうすぐ1年。
良かったことと大変だったことを考えればよかったことの方が圧倒的に多いです。

・一々上司という存在に一喜一憂しないで済む
▶上司は万能ではありません。
僕が14年間身をおいていた企業、
そこの直属の上司も今思えば
全然万能ではなかった。
そうなんです。
万能な人間などいない。
気持ちは上下するし、個人の感情も含まれます。

そういう煩わしさがなくなったのがまず良かったことですね。

・自分が無駄だと思うことをしないで済む
▶次に自分が「この企画って無駄なんじゃないの？」
って思うことをしなくて済むのがフリーランスの良さ。
企業にいると、紙媒体のチラシには200万円使うけど
WEBには年5万円しか使わない。
なんていう時代錯誤なこともあります。
これって今の時代に合わないな
なんて思ってもその決定権や採決権がなければそれに従うしかありません。
しかし、フリーランスは基本自分の考えで進められるので
そこの自由度は高いですね。

・やる仕事やらない仕事の取捨選択ができる
▶社会人の場合、社からの命令で課された仕事に「NO!」はありません。
やるか、喜んでやるか
それだけです。
しかし、フリーランスっていうのは、自分で仕事を吟味でき、
また今はない仕事を生み出すというクリエイティブなこともできます。

僕もフリーランスとなり、
・WEB教室
・インフルエンサーの育成
・マッチング交流会
・フードコーディネーター
など
今までは考えもしない（自分がその仕事をやるという意味で）
仕事をするようになりました。
これは非常に自分の視野や可能性が広がります。

・生活はむしろこっちの方が安定している
▶生活はフリーランスのが厳しいのではないの？
なんて思われますが、
そもそも、300時間を20万円で安売りしていた時代と比較すると
1時間あたりの単価も全然違います。
また月に300時間も働かなくてもよくなりました。

つまりね、
企業って無駄が多い。
会議が月に70時間以上あったり
非効率的な残業があったり
これも非効率的な報告システムがあったり

そういう無駄（非生産的）なものをなくすことで
収益化もしやすくなります。

・社会人の時よりも多くの人に出会える
▶社会人時代ってどうしても社にいることが多いので
異業種の方と出会う機会は少ないものです。
フリーランスの良いところは、
会いたい人には会いにいけること。
会いたい人に会える幸せ。
人に会える自由は色々な意味で大きいです。

・新しい仕事ができる
▶実際に自分で仕事を選び、また新しい仕事を生み出せるのが
フリーランス。
つまりは新しい仕事は自分で生み出せる。
自分にできないことなら学べばいい。
営業職だと、営業ばかりになりがちですが、
フリーランスとは創造職であり、総合職です。

・気兼ねなく平日のランチに行ける
▶平日、一般的な正規雇用の方がヒーコラと仕事している時間に
スタバでお茶できたり、
また起床時間などにも囚われなくていいのがいいですね。

・場所を選ばない
▶そして最終的には場所すらも選ばない。
どこでも仕事はできる。
これがフリーランスの強みです。

自分がいたい場所で仕事できる。
これも大きなメリットです。

そして最後に
フリーランスになりたい方への注意点

フリーランスになりたい人が知っておく注意点
フリーランス、自分で約1年やってみて良いことの方が多い。
しかし、それはもちろんデメリットやリスクがあります。

最後にそちらをご紹介していきます。

・個人差がある
▶フリーランスには個人差があります。
企業というものは、ブレイン（経営者）×労働力
この数式で成り立ちますが

フリーランスは個人の総合力オンリー
この総合力には
-特化している能力
-コミュニケーション能力
-営業力
-先見の明
などが含まれますが

成功しやすいフリーランスと
社会人の方がよっぽどよかったと思うフリーランスに分かれるでしょう。

つまりは、社会人からフリーランスになるのであれば
なる前にそれなりの下準備が必要になります。
僕も仕事をやめる4年前から下準備をしてきました。

・勉強は必要
▶時代の流れに対応できるのが成功するフリーランス。
更にすごいのは時代の流れを生み出すフリーランス。
時代の流れを知らないのは論外。
だからこそ、社会人時代よりもたくさん勉強しなくてはなりません。

・人脈も必要
▶また自分の能力だけではなく、
人脈がフリーランスの成功失敗を分ける鍵です。
つまりは人とのつながり。
仕事をやめてフリーランスになるならば
社内以外の人脈を社に属している間に身につける必要があります。

・思考や戦略も必要
▶思考大切です。
考えなしに思いつきだけでやっても成功しないこともあります。
ここはちゃんと考えてみないといけない部分です。

・時間は有限
▶時間は社会人でもフリーランスでも同様。
有限です。
この時間をどのように活用していくのか？

これ大きいですよね。
社から出たら時間管理、金銭管理、
自分の勤怠管理も自分でしなくてはなりません。

・全て自分次第
▶最後にこれらフリーランス活動。
すべて自己責任です。
成功しても失敗してもね。
この人に転嫁できないというのは
なかなかにスリリングでもあり、
やりがいもあります。

自分で全部背負える覚悟があってこそ、フリーランスとして
最初の一歩を踏み出せます。

最後に人のフレームワークに乗っからない方が成功する

フリーランスになったのに、すぐに自分より上役、センパイの作った仕組み
（フレームワーク）に乗っかろうとするひとがいますが、
結局、収益をあげる人は、
他人のフレームワークで勝負しません。
自分で仕組みを作ります。

また大学時代に何人かで意気投合して起業を！
なんていう人もいるでしょうが
まずは数をあてにしないこと

自分一人で勝負できるようにしていくこと

これが大切ですね。

ということでこれからフリーランスになる方に幸あれ。

ライター：上條