シュタインズゲートゼロOP最後でラボメンが向いている方向について
シュタインズゲートゼロのOPの最後でラボメンがそれぞれの方向を向いているのですが、
その意味について考察してみました。
これはラボメンが向いている向き、方向が「過去」「今」「未来」それぞれを現している
というわけなのです。
シュタインズゲートのOPラストと比較して考察していきます。
真正面を向いている(今を見ている)
・鳳凰院凶真
・橋田至
・椎名まゆり
・フェイリス・ニャンニャン
・阿万音鈴羽
・比屋定真帆
左側を向いている(過去に囚われている)
・桐生萌郁
・阿万音由季
右側を向いている(未来を見ている)
・漆原るか
・椎名かがり
という方向を向いています。
一個ずつ考察をしていきます。
真正面を向いている(今を見ている)
・鳳凰院凶真
・橋田至
・椎名まゆり
・フェイリス・ニャンニャン
・阿万音鈴羽
・比屋定真帆
→凶真、ダル、まゆしぃ、フェイリス、鈴羽、そして比屋定さんは
アマデウスを通じてなんとか牧瀬紅莉栖を救おうと思っています。
まだ凶真は完全復活ではないのですが、今を見ています。
左側を向いている(過去に囚われている)
・桐生萌郁
・阿万音由季
→一方、左(過去)を向いているのが
桐生萌郁と阿万音由季
閃光の指先は、まだ過去を断ち切れていない(今を見れていない)
そして鈴羽のお母さんである由季さんも過去を向いています。
右側を向いている(未来を見ている)
・漆原るか
・椎名かがり
→最後に右(未来)を見ているのが、
るか子と椎名かがり。
ルカコは、凶真を見ているだけかもしれませんが
かがりは、記憶をなくしてしまい、未来のお母さんの元に帰りたい
という気持ちの現れではないでしょうか?
シュタインズゲートOPのラボメンの向いている方向と意味
一方前作、シュタインズゲートのOPラストのラボメンの向いている方向。
真正面を向いている(今を見ている)
なし
左側を向いている(過去に囚われている)
・椎名まゆり
・橋田至
・フェイリス・ニャンニャン
・桐生萌郁
・牧瀬紅莉栖
右側を向いている(未来を見ている)
・鳳凰院凶真
・阿万音鈴羽
・漆原るか
・椎名かがり
こちらも一個ずつ考察していきます。
真正面を向いている(今を見ている)
・なし
→前作シュタインズゲートでは真正面を向いているラボメンがいません。
このシュタインズゲートでは未来か過去、
ゼロでは正面(今)を見つめているという対比がシュタインズゲートと
シュタインズゲートゼロの大きなラボメンのココロの中の違いですね。
左側を向いている(過去に囚われている)
・椎名まゆり
・橋田至
・フェイリス・ニャンニャン
・桐生萌郁
・牧瀬紅莉栖
→シュタインズゲートで左(過去)を見ているのが
まゆしぃ(過去のおばあちゃんとの別れを引きずっている)
フェイリス(父との死別を引きずっている)
閃光の指先(過去から抜け出せない・今を生きていない)
クリスティーナ(父とのわだかまりを引きずっている)
という理由から左(過去)を向いているわけです。
右側を向いている(未来を見ている)
・鳳凰院凶真(電話レンジやDメールなどを使い、未来を変えようと抗っている)
・阿万音鈴羽(凶真に寄り添うような立ち位置で一緒に未来を変えようとしている)
・漆原るか(オカリンの方を見ているのかな?)
というわけです。
シュタインズゲートゼロは今を変える物語だ
シュタインズゲートは、未来を変えようとしている物語でした。
一方シュタインズゲートゼロは、牧瀬紅莉栖を救えなかったオカリンの復活劇の物語です。
それは未来でも過去でもなく、今。
白衣を脱いで黒服になったオカリンが再び白衣を着て、
凶器のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真に復活する物語。
だからこそ、今の物語。
それがシュタインズゲートゼロなのですよね。
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