松本市が舞台の漫画Orange
とある麗らかな平日。
かみじょーは諏訪湖沿いのセブン-イレブンに立ち寄ったのだった。
だいたい新刊をチェックすることは毎日欠かさない日課となっている。
ジャンプとマガジンとバガボンドが載っているモーニングは欠かさず立ち読みしている。
そう、そんなある日の午後、
コンビニの漫画コミックの棚にみならないコミックが並んでいた
タイトルは「Orange」
4巻が沢山売られていたのだ。
どう見ても少女漫画。
そうどう見ても、少女漫画。
松本市在住の高野苺さん作の少女漫画。
普段ならば気にも留めないところであるのだが、
かみじょー「なんかこの表紙に描かれてる風景みたことあるぞ!」
かみじょー「っていうか、これ、松本城じゃん!」
ってことで帯の所読んでみると
「松本が舞台!」
って書いてある!!!!
ってことで、
この話はどうやら、松本市が舞台らしい。
新刊の4巻とともに1,2,3巻も売られていた。
普段は読まないけど、
でもなぜか少女漫画だったけど1巻を持って僕はレジへ向かったんだ。
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Orangeってこんな話だった
とはいえ、昼間は多忙なので、その日の仕事やら何やらが終わってから、深夜僕は家で1人Orangeを開いた。
こんな感じの学園恋愛青春コミック!
舞台が松本なんで、
アルプス公園とか
蟻ケ崎高校の近くの公園とか
伊勢原通りとか
地元のひとなら絶対わかるロケーションが広がっている。
これは懐かしい。
っていう長野県松本市が舞台ってのもよかったけど、
ストーリーもすごくこれ引きこまれていく内容になっています。
ちょっとだけOrangeのあらすじを
主人公は高校1年生の女の子高宮 奈穂。
ある日、ポストに「10年後の高宮菜穂からの手紙が!」
「後悔をしないでほしい!」
そんな冒頭から手紙は始まる。
4月☓日にはこういうことが起こって、こういう後悔をした。だからそれを回避してほしい。
そんな感じのある種の未来予測。
高宮菜穂を取り巻く友達関係も実に個性的だ。
・成瀬 翔(なるせ かける)
突如転校してきた少年。
このOrangeってお話のキーパーソン。
・須和 弘人(すわ ひろと)
サッカーがうまい。ムードメイカー的なひと。菜穂のことが気になる。
・村坂 あずさ(むらさか あずさ)
菜穂の友達。しっかりもの。ボーイッシュ。
・茅野 貴子(ちの たかこ)
奈穂の友達。明るい。玉ねぎおばさんみたいな髪型をしている。
・萩田 朔(はぎた さく)
お笑いが好きなクラスメイト
そんな主要キャラの人間模様を描いた青春✕恋愛✕松本市
そんな漫画です。
…菜穂は未来からの手紙に勇気をもらったりして、段々と行動が変わってくる。
そして、手紙にも書いてないような事が起こり始めてきて….
まだ1巻しか読んでないから、これ以上はどうなるかわからないんだけど、
でも強く感じたのはね、
「10年前の僕に手紙書くなら何て書くだろう?」
っていうことだ。
10年前の自分に手紙を書いてみよう
10年前の僕に宛ててそれを書いても、きっとそれは10年前の僕には届かない。
でもね、この手紙を過去の自分に宛てて書く意味ってやつを考えたんだ。
理由1.人生はまだ白紙じゃねぇかよ!
2015年 僕はいくつかの後悔をしている。
2005年の僕に警告できたらな、助言できたらな、応援できたらな、
そうしたらきっと今とは違う未来を得られたんだと思う。
もうここまでは確定してしまった過去だけど、
2015年2月21日以降はまだ確定していない。
つまりはまだ白紙なんだよな。
っていう点が一点目
理由2.今後悔している事と大体同じことを10年後も後悔しそうだよな
人間の性質なんてそう簡単に変わることはない
2025年
↑
↑ここでの後悔も
↑
2015年
↑
↑この期間の後悔も
↑
2005年
きっと大体同じだべ!
なら、敢えて10年前の自分にてがみ書いてみることで、
きっと10年後に僕がその時に後悔しそうなことが見えてくる、そんな気がしたんだ。
さてでは書いてみようかな。
10年前のかみじょーへ
どうも、10年前のかみじょーさん。
かみじょー@34歳です。
どう?
2005年ていえば、仕事にも慣れてきて、ちょっとずつ自信が付いてきてる頃だったと記憶してます。
大半はこの10年は楽しいことばかりでした。
人にオマエは恵まれているから、ちゃんと2005年のかみじょーさんよ、
それは感謝するんだよ。
さて、今回こんな手紙を書いたのは他でもありません。
やっぱ後悔してほしくないって思うからです。
一応2015年の僕も元気です。
五体満足です。
でも大きな後悔してます。
それを書いておきます。
■2005年の僕へ-仕事編-
きっと2005年のかみじょーなら、信じてくれると思うけど、今僕はブロガーです。
なんか毎月東京とか行ってます。
そんなアクティブな生活してます。
まずは仕事で君に言いたいのは
「仕事は人生の一部であって全てではないよ」
そう、2005年の君は仕事に没頭して、仕事がメインの人生を歩いていましたね。
そう、その頃良い出会いもあって、君はやっとそこでの居場所を確立している頃だと思うんだけど、
水差すようであれだけど、
仕事は全てじゃない。
人生は君のものだ。
会社へ捧げる供物ではないよ。
もっと君の類まれな才能を活かせるように
是非腕を磨いて下さい。
その為に
・ネット環境整えて!
・早くひとり暮らし初めて!
・自分の時間を大切にしてね!
・2005年にはまだアレかもしれないけど、いち早くブロガーになるといいよ。
■2005年の僕へ-お金編-
お金は相当大事だよ。
君は2015年に独立を決意するんだ。
そう、君にとって2015年は特別な一年となるだろう。
いっぱい喧嘩もしたし衝突もするし、
とにかく、君は今まで放棄してきた人生を取り戻す闘いを2015年にしてます。
勿論結果は君の勝ちだったけど、
ただ今までの10年間でもっと貯蓄しておけばよかったな!って君は後悔をすることになる。
そう、君がいつでも新天地へ旅立てるように備えをするのは苦手だろうけど、ちゃんと貯金してってください。
切なる願いです。
あと君は2007年くらいに下らない女にお金を使い、結局後悔を強くすることになる。
「他人は変えられない。自分が変えられるのは自分だけ!」
そのお金でちゃんと自己投資しておけたらどれだけよかっただろ…
女には気をつけること。
2015年のかみじょーはようやくそこらへん克服したけど、2005年の血気盛んなオサルさんの君よ。
もっと大切なことがある!まちがいなくあるから!
■2005年の僕へ-家族編-
最後に家族について、2015年のかみじょーは大きく後悔しています。
君の母は2013年6月4日に亡くなります。
病気だったけど、これは普段からもっとお母さんに対して気を使っていれば、もっと
助けてあげればここでなくなることはなかったと思います。
仕事ばかりに埋没して家族を粗末にしてきた君の責任も大きい。
だからこそ、家族を大切に、仲良く、極力時間をとって家族と映画見に行ったり、美味しいものたべにいったり
そう、そんな単純だけど、君が全くやってこなかったことをしてほしい。
家族ってやつは1人でも欠けるともうガラガラって崩れてしまうんだ。
だから、家族がみんな健在だってことにもっと幸せを感じてほしい。
それが一番の後悔です。
でも、だからといって今の毎日が最悪ってわけでもありません。
良いこともいっぱいある。
なにせ、君は周りに助けられているっていう事実を身にしみて実感するはずなんだから。
人生捨てたもんじゃない。
けど、もしもあの日に帰ってやり直せるなら、もう1回お母さんの作った悟飯を食べさせてほしいな。なんてね。
■終わりに
本当はもっときっと綿密にギッシリと過去に手紙が送れるなら、
きっと僕は後悔の念を、それを回避する方法を書くだろう。
後悔しない人生なんてない。
100点を取らない人生の方が人生らしい。
失敗が遠い未来の成功の素となることだってある。
何が◯で何が☓なのかなんて、それはわからない。
けど、後々になってわかることがあるんだ。
人生の出来事それぞれの点と点はいずれ線になるって
何かが何かに影響して人生は進行していくんだって。
きっと10年後の僕も同じような後悔をするだろう。
ちゃんとこの10念で貯蓄もしないとな。
家族をもっと大切にしないとな。
そして自分のための人生を始めないとな。
ってことをこの一冊の漫画を読んで僕は思ったわけです。
さぁみなさんも是非10年前のあなたへ手紙を書いてみましょうぜ!
きっと自分の将来がそこから見えてくる。
多忙な日常に埋没していた本当の感情に気がつく。
さぁLife goes on!
writer:かみじょー
最新刊4巻表紙は松本城のベンチ!あそこで新年会したことあるなぁー
オレンジ3巻の表紙は県の森かな
2巻の表紙はどこかちょっとわからなかったっす。アルプス公園!?
1巻の感じがとてもよかったので、僕は続きを買おうと思ったのだ
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