競泳の北島康介引退
何にも考えられねえ!
あの言葉が印象的だった北島康介選手が引退会見を開いた。
4月10日競泳の北島康介(日本コカ・コーラ)が、東京辰巳国際水泳場で記者会見を開いた。
その内容とは、正式な「現役引退」
オリンピックで日本国民を熱くしたあの泳ぎもまだ最近のことのように感じますが、惜しまれる中での引退。
この日スーツ姿で現れた北島は、会見を始めた。
その会見冒頭で
「今大会の競技におきまして、現役生活を退き、引退することを皆さまにご報告させていただきます。
今まで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます」
とあいさつ。
引退理由はリオ五輪出場権獲得できなかったことが大きいのか?
また北島康介選手は、4月4日から昨日の10日まで行われていたリオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねた日本選手権にも参戦した。
出場したのは、
・100メートル
・200メートル
・平泳ぎ2種目
この選考会で惜しくも5大会連続となるはずだったリオ輪代表を逃してしまった。
会見での北島康介選手コメントまとめ
以下、会見での北島康介選手のコメントをまとめました。
■今の気持ち
「本当に悔いはない」
「変わらないです。早かれ遅かれ自分には引退が近付いているというのは、もう分かっていたことですし、
(8日の)200のレースを終えて自分が皆さんに言ってきたように「これが最後だ」という気持ちは変わらず今日を迎えました。」
■競泳生活を振り返って感じること。
「なかなか簡単な言葉では言い表せません。
ただ1つ言えるのは、幸せな選手生活を送らせてていただいたということです。
また、小さい時から面倒を見てくれて指導してくださった平井先生がいたからこそ、五輪で金メダルを取ることができました。
応援してくれる仲間がいたからこそここまでやって来られたのではないかなと思います。」
■今まででもっとも印象深いレースは?
「1つを挙げるのはすごく難しい。
金メダルを取ったときのレースが一番興奮できたのは事実だけど、
どのレースもすごく記憶に残っている。
小学校の時に出たトビウオ大会で勝てずに優勝できなかった思い出と
全国中学で初めてライバルに勝てた試合
今までの自分の競泳生活すべてが印象深い。
どのレースも思い出深いですね。
4月8日に行われた200のレースも非常に記憶に残る、自分のレースだったと思います。
■五輪を惜しくも逃してしまったことについては?
リオ五輪に出場できず、非常に残念。
実現できなかった自分自身に責任がある。
応援してくれた方、信じてくれた方の期待を裏切ってしまったのは非常に申し訳ない気持ちでいっぱい。
今僕が世界で戦えるかと言ったらまだ全然戦えるレベルではないですし、
その辺の現実というのをこの試合を通じて思い知らされた。
これからは、世界で戦う若手を本当に応援したいなという気持ちです。
■五輪の舞台での感想
五輪は「僕らしく、一番興奮できる場所」
■平井コーチとの一番の思い出は?
平井先生が北島康介というレールを作ってくれた。
「一緒に五輪を目指そう」「五輪で金メダルを取ろう」と言ってくれたからこそ、最初は疑っていた自分も平井先生についていって今の自分がある。
夢が実現したのは平井コーチのおかげだと思う。
■平井コーチからの言葉で一番うれしかった言葉は?
優勝してもそこで満足せずに、平井先生は、「次はこうしていこう」など、先の先の目標を指示してくれた。
それについてくので若いことはいっぱいいっぱいだった。
■これからの若い選手に言いたいことは?
今回出てきた若い選手たちを見ていると本当にうれしく思いますし、
何かまたやってくれるんじゃないか、日本の水泳界を楽しませてくれるんじゃないか期待。
温かく見守ってほしいなという気持ち。
悔いのないレースをしてほしいなと思います。
北島康介嫁はgirl next doorの千紗さん
ちなみに北島康介選手の嫁さんは、あのgirl next doorの千紗さん
千紗さんは、兵庫県篠山市出身の元歌手、元モデル。
girl next doorのボーカル・作詞担当。
旧芸名および出生名は前川 千紗。身長167cm。
兵庫県立篠山鳳鳴高等学校、大阪スクールオブミュージック専門学校卒業。
ということで、これからの北島康介さんの活躍に期待。
平井先生のような良き指導者になってほしいですね。
ひとまずは、おつかれさまでした。
ライター:上條
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