3日で変わるディズニー流の育て方レビュー社員ルールの決め方
櫻井恵里子さんがサンクチュアリ出版から出版された「3日で変わるディズニー流の育て方」
このレビューを書いています。
今回のテーマは社員ルールの決め方です。
こちらの「3日で変わるディズニー流の育て方」には新人社員や社員研修に役立ちそうなテーマがたくさん書かれています。
このレビューでは、その内容をざっくり(詳しくは本書を読んでね)と書いてその魅力をお伝えしていきたいと思います。
◯今回の記事を読んでほしい人 ・社員ルールの決め方に悩んでいる方 ・社内ルールをガッチリ決めすぎて締め付けが強くなりすぎて後悔している方 ・社員ルールってどのくらいのラインがベターなのか知りたい方 |
というわけでいきます。
3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|社員ルールは4つまでの方がうまく行く
社員ルールは、社員のモチベーションを上げたり、
また行動規範をきちんとさせるために設けるものですが、
少なすぎると曖昧になり、また多すぎると縛りが強くなってしまう
そういうものです。
本書「3日で変わるディズニー流の学び方」では、この社員ルール、社員が守るものは4つ以内の方が成功する!
という内容がP28から書かれていますが、
ちょっと確認していきましょう。
以下、櫻井さんが提唱する守るべきもの4つ
◯安全
◯礼儀
◯ショー
◯効率
これは、結局、一番大切にしなくてはならないもの「理念」の下に来る4つの柱に該当すると思いますが、
◯安全
お客さんに安全に過ごしてもらい、安全なものを提供する
これはディズニーのようなテーマパークだけではなく、
実際にサービス業でも、工業でも同様のことが言えるでしょう。
◯礼儀
こちらもすべての業種に該当します。
お客さんへの礼儀、社員同士の礼儀、取引先との礼儀。
日本は礼に始まり、礼に終わる。という礼を重んじる気風が現在でも残っているのですが、
「礼」大切ですね。
◯ショー
この働くということは「ショー」である。
という考え方も
例えば、学校の先生であっても、美容師さんであっても、
エステシャン、運転手であっても、
お客さんに対して自分のショーを魅せるという気持ちが大切。
立ち振舞や身だしなみ、また言葉遣いからお掃除に至るまで
相手を魅せる、相手に見せるという気持ちは非常に大切なエッセンスになります。
◯効率
最後に効率です。
いくら良き活動や事業をしても、お客さんを待たせるのはいけません。
つまりは、自分たちのサービス提供者視点で行うのではなく、
常にお客さん目線で提供する意識が必要です。
飲食店でも、オーナーやシェフが自分の味覚を信じることは大切ですが、
やはり、お客さんあっての事業なので、
常に相手の気持ちになって展開していかなくてはなりません。
3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|社員ルールの優先順位
社員ルールの優先順位。
本書「3日で変わるディズニー流の育て方」にも
この優先順位が詳しく書かれていますが、
実際に事業内容が多岐に渡り、一スタッフ毎に行うことが増えたり
企業規模が広がると統率を取りにくくなります。
それは社員毎の優先順位の意識が異なるからです。
そうなると、行き違いが生まれたり、
トラブルのもととなります。
社員ルールはシンプルであり、
なおかつ社員ルールには遵守すべき優先順位をきちんと決めておくことが大切になります。
先程の4つの柱も社毎に異なっても良いと思うのですが、
わかりやすい共通の共有できるルールというものは必要ですね。
3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|社員ルールが多いとどうなるの?
社員ルールが多いとどうなるのか?
これは簡単です。
「枝葉の部分にとらわれる人が増える」
「社員ルールの重要なポイントがぼやける」
「ルールを守らない社員が増える」
最後に
「ルールがルールにならなくなる」
企業によっては分厚い社員規範みたいな冊子を作って配ったりしますが
この規範にしてもルールにしても
多すぎると霞んでしまい
またどれが大切なのか?
そもそもルールってどういうものだっけ?
という世界になります。
やはりルールはシンプルで、また優先順位が明確だと効果を発揮しますね。
ライター:上條
◯3日で変わるディズニー流育て方関連記事 □第一回目:3日で変わるディズニー流の育て方レビューまとめ □第二回目:3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|人材育成の悩み解決方法 □第三回目:3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|マニュアル社員と指示待ち社員改善法 □第四回目:3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|社員ルールの決め方 □第五回目:3日で変わるディズニー流の育て方レビュー|社員がリラックスできる環境づくり法 |
コメント